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ワールドクラス:カクテルの未来

ワールドクラス 2016年09月30日 09時13分
From 共同通信PRワイヤー

ワールドクラス:カクテルの未来

AsiaNet 65884

マイアミ(米国)2016年9月29日/PRニュースワイヤー/ --

物議をかもすカクテルから思い入れのある飲み物まで、カクテルの世界の今後の動向。

「ワールドクラス」:「カクテルの未来」レポートで今後10年の飲み方を探ります

2020年までに高級スピリッツを飲む新たな消費者は4億人になるとの予測が示すように、カクテル文化のブームには衰える兆しがありません[1]。歴史的に見ると、カクテルはヨーロッパ人やアメリカ人が嗜みましたが、この産業は今や世界規模で成長しており、ニューヨークやロンドンの境界をはるかに越えています。過去5年間でスピリッツの消費はアフリカと中東で26%、アジアで15%、中国で22%増加しています[2]。

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同様に、バーテンダーたちが新しい材料を試みたり、五感を満足させるためのテクノロジーを使ったりしているため、カクテルは世界規模で先頭に立っています。しかし、常に次なる目玉を探しているような世界では、一歩先んじていなくてはなりません。

世界でもっとも高く評価されるバーテンダーのコンペティション、「ワールドクラス」(WORLD CLASS)は、世界中がよりおいしく飲むようにするというスピリッツメーカー、ディアジオ(Diageo)の取り組みであり、有名な次世代コンサルタント、フューチャー・ラボラトリー(The Future Laboratory)と共同でカクテルの将来を深く掘り下げ、飲酒体験に革命を起こしそうな動向を明らかにしました。

「ワールドクラス」:「カクテルの未来」レポートは、世界を股にかけるカクテル愛飲家が新たな体験の火付け役となり、物議を醸し、境界を覆すという興味深い文化の相互交流を探ります。マイアミの「ワールドクラス・バーテンダー・オブ・ザ・イヤー・グローバル・ファイナル・コンペティション(Bartender of the Year Global Final competition)」で発表されたこのレポートが明らかにした注目すべき動向とテーマは・・・

物議を醸すカクテル

背景:インターネットの利用が増えるにつれ、人はよりはっきりとした自分の意見を持つようになります。同様に、ブランドにも同じことをして、何かを表現するよう求めており、40%の人は、目的を持ったブランドを求めています。[3]

物議を醸すカクテル - 動向:カクテル作り関して言えば、進歩的なバーのオーナーは伝統的なルールを捨てて、自らのクリエイティビティーを取り戻しつつあります。作りたいものを、自分のやりたい方法で作るということです。

1.自分のやり方でする

その昔、お客様はいつも正しいとされました。次世代のバーテンダーはより進んで自分の意見を発言し、常にすべてのお客様を喜ばせようとすることを諦めるようになりました。ミシュランの星を獲得したレストランに行ってサラダのドレッシングの作り方をシェフに教えたりはしないでしょうに、なぜベテランのバーテンダーにモヒートの作り方を教えられるでしょうか?
メキシコのリコレリア・リマントゥール(Licoreria Limantour)オーナーのベンハミン・パドロン・ノーヴォは、こう説明します。「スピリッツやフルーツの風味を薄めてしまうことになるのに、お客様にはいつもお出しする飲み物を甘くしてほしいと言われます。ですから、今ではまずお断りして、理由を説明します。啓蒙の過程の一環です」

2.パフォーマンスバート(アート)&挑発的ステージ

お客様を喜ばせ、リアクションを引き出すため、各バーは体験にステージを加えてお客様に強い印象を残すようになってきています。

シンガポールのオペレーション・ダガー(Operation Dagger)では、天井の印象的な多数の電球が愛飲家たちを出迎え、オーナーのルーク・ワーティーがトイレに取り付けたCCTVカメラが刺激的な原動力を加えています。彼のカクテルも全くの劇場です。ph感受性のチョウマメの花と色鮮やかなレモングラスを添えたウォッカは、シャンパンと混ぜると、泡がコバルト色の酒を蛍光ピンクに変えます。

3.次世代メニュー

カクテルはここ何年かの間に大きく進化しましたが、メニューは、今までずっと同じです。革新的バーテンダーたちは今や業界の伝統に逆らい、消費者が飲み物に親しみを感じ、メニューを見られるようなクリエイティブで新しい方法を考えています。新しいメニューでは伝統的カクテル名を使うのではなく、探索のきっかけになり、飲む人と関わるようになっています。サンフランシスコのトリック・ドッグ(Trick Dog)は、全カクテル名を星座とパントンの色に入れ替えており、ベルリンのリッツ・カールトンにあるフレグランス(Fragrances)は香りやアロマで飲み物を注文できるようにした最初のバーです。

感情に訴えるカクテル

背景:財産よりも経験を大切にする今日の世界で、人々はブランドとのより深いつながりを求め、感情の経済が上昇しています。

感情に訴えるカクテル - 動向:人とのつながりに関して、バーテンダーは常に早く適応してきました。仕事の社会的側面から、人々の考え方に対する強い洞察力があるからです。流行を作り出すバーのオーナーや飲み物のブランドは、お客様とより深くつながるためのより革新的な方法を確立しつつあります。

4.思い入れのあるカクテル

今後10年間は、伝統的メニューを捨てて、代わりに気分によるメニューをリストアップするバーにご注目を。飲み物は特定の感情を思い起こすように作られます。自信を持たせる赤のカクテル、友情の黄色いカクテル、自制心には黒いドリンクのように。

カクテルを飲む人の感情を導くのに視覚と臭覚を使うロンドンのセイモアズ・パーラー(Seymour's Parlour)では、春のイメージを呼び起こすには刈ったばかりの芝生の匂い、ゲストを心地よい秋の夜に連れていくのには燻した松の匂いを出すというように、楽しく懐かしい思い出に結び付けるために香りを使っています。

5.グラスの中の物語

カクテルは今や物語を語り、飲む人を異国に運ぶのに使われています。パイチュウ(5千年前の作り方に従って、小麦や餅米から蒸留したもの)のような地酒は、中国の伝統を紹介するのに使われています。
ロンドンの進歩的なバー、アーテシアン(Artesian)は、最近の休日について尋ねてからその時の気分とエッセンスをグラスに閉じ込めるなど、お客様の個人的体験をうまく利用しています。

6.マイクロフレンドの紹介

人は今すぐに楽しむために即座につながりを求め、それにはバーテンダーがぴったりの場合もしばしばです。「マイクロフレンド」という新しいトレンドがあり、バーテンダーはお客様と共に過ごす短時間に関係を築くことに重点を置きます。元「ワールドクラス・バーテンダー・オブ・ザ・イヤー」のオーストラリア人、ティム・フィリップスによれば、カクテルを1杯飲むわずか30から45分で、ある程度の「マイクロフレンド」の関係が築けるとのことです。

「マイクロフレンドになるのは、相手との感情的なつながりを素早く持つということで、最終的には人がそのバーをどれほど気に入るかに影響します」と彼は説明します。ですから、バーテンダーがあなたに週末、仕事、家族生活などについて尋ね、あなたはお客から友人になるかも知れません。

アイデンティティーの流動的な常連客

背景:国連によれば、史上最多の2億3200万人が生まれた国以外に住んでいます。自らを「ボーダーレス」と考えて、出生国ではなくライフスタイルや音楽の好みで自分を定義するのです。

アイデンティティーの流動的な常連客 - 動向:時代を先取りするバーのオーナーは、同調を健全に無視する愛飲家の求めに応じます。

7.入り口で性別を忘れる

飲むことが「男っぽい」とか「少女っぽい」などとみなされた時代は、終わりました。境界はあいまいになってきており、昔ながらの性の基準を越えて社会が進化するにつれて、アルコールの選択で解放された気持ちになるのです。今では、カクテルを説明したり、名前を付けたり、出したりするのに、バーテンダーは「性別による区別のない」(gender neutral)言葉を使っています。

「ブロゼ」(Brose)にご注目 - 男性が悪びれることなくロゼワインを楽しみ、女性が堂々とオールドファッションドをすすっています。

8.仕事ではなくキャリア

消費者の知識が増して、バーでより多くを要求するようになるにつれ、バーテンダーの役割も進化しています。「ワールドクラス・バーテンダー・オブ・ザ・イヤー」のような国際的コンペティションは、プロのバーテンダーの仕事が磨き抜かれた技、クリエイティブなビジョン、感動させる能力にかかっていることを示しています。流動的アイデンティティーが作用するのです。

世界的飲料共同体、P(OUR)の創設者であるアレックス・クラテナは、次のように説明します。「近頃の最高のバーテンダーは自己主張が強く、知識豊富で、世慣れたカクテルの愛飲家に後れを取ってはなりません。ですから、勝負の頂点にいながら、付加価値を提供しなくてはならないのです」

このため、カクテル・シーンをさらに成長させる地元のヒーローを育てるため、スタッフを世界中に派遣するなど、バーはかつてないほど人材に投資し、キャリアの将来性が明るくなりました。リコレリア・リマントゥールは、スキルを磨くために外国で訓練を受けようと貯蓄するバーテンダーを支援、南アフリカのアウトレイジ(Outrage)は、主要な材料や器具の調達からフルサービスのバーの経営まで、スタッフに必要なスキルのすべてを身につけさせています。

9.マルチスキルのバーテンダー

バーテンダーは、自身のアイデンティティーがますます流動的になりつつある、多才な人たちです。シェフであり、バリスタであり、パティシエでもあり - この役割はバーの外にも及んでいます。

これら多才なバーテンダーたちは、さらに限界を超えてカクテルを構成するものでお客様に挑んでいます。ブランチ&ショック(Blanch & Shock)共同ディレクターのマイク・ノウルデンは、「ザ・クローブ・クラブ(The Clove Club)での一番思い出に残る料理は、この100年物のマデイラです。ほんの少し垂らしてくれるので、それを味わうことができます。そして、その上から鴨のコンソメを注ぐと、実際に鴨のスープになるのです。その後にはうっとりするような思いが残りました。なぜコンソメはカクテルにならないのだろうかと。

フューチャー・ラボラトリーのシニアパートナー、トム・サヴィガーは、「カクテルは、グラスの中で液体を混ぜるというクラシックな形からはるかに進化しています。最新の材料、テクノロジー、アイディアを持ったクリエイティブなバーのスタッフがカクテルの概念そのものを変えつつあるので、私たちは次に来るものを求めてやまないのです」と話します。

レポート全文と詳細は、リンク をご覧ください。

編集者への注

「ワールドクラス」について

「ワールドクラス」は、人々がよりおいしく飲み、その過程で忘れられない経験を作るようにするという使命を担っています。「ワールドクラス」は、消費者が家庭でもバーでも素晴らしい食事を大切にするのと同じように、素晴らしい飲酒を大切にするよう促しています。

「ワールドクラス」は世界最高のスピリッツ、ディアジオ・リザーブ・コレクション(Diageo Reserve Collection)と提携して、この8年間で25万人のバーテンダーを支援、訓練、動機づけしてきました。「ワールドクラス」は、消費者が最新の飲料の動向、カクテルのレシピ、業界に関する知見などの情報を求める飲料業界にも通じています。

「ワールドクラス」は、世界で最も誉れの高いバーテンダーのコンペティションである「ワールドクラス・バーテンダー・オブ・ザ・イヤー」を主催しています。世界各地のコンペティションの後、世界最高のバーテンダーのうち57人が世界一を目指して競います。詳細はtheworldclassclub.comでご覧ください。

ディアジオ・リザーブについて

2004年に設置されたディアジオのリザーブ部門は、世界中のラグジュアリーな機会に重点を置き、強固な遺産、職人技、真贋の上に築かれた各ブランドを一つにしました。このラグジュアリー・ポートフォリオはジョニーウォーカー ブルーラベル(Johnnie Walker Blue Label)、シロック(Ciroc)、ドンフリオ(Don Julio)、タンカレー ナンバーテン(Tanqueray No. TEN)、ケテルワン(Ketel One)ウォッカ、サカパ(Zacapa)およびシングルモルトの優れたコレクションから成っています。リザーブのポートフォリオは、ディアジオの総売上高の15%にあたり、今年度は5%増加しました。

[1] Future Labs Luxury Report 2015.

[2] Bain Luxury Report 2015.

[3] WORLD CLASS: Future of Cocktails report 2016

*情報源:世界のバー・ベスト50(World's best 50 bars)、ユーロモニター(Euromonitor)、ASKCIA

ソース: ワールドクラス

(日本語リリース:クライアント提供)

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