世界心臓連合がワールド・ハート・デーに行動開始呼びかけ
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【ジュネーブ2016年9月29日PR Newswire=共同通信JBN】
ワールド・ハート・デー(2016年9月29日)に世界心臓連合(World Heart Federation、WHF)は世界中の人々に心臓血管疾患(CVD)の直接的結果として命を縮める10人のうちの1人の生活を変えるために情報のパワーを利用するよう呼びかけている。(注1)
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CVDは世界的に主要な死因で、毎年の死者は約1700万人に上る。しかし、CVDによる早すぎる死の少なくとも80%は回避可能だった。(注2)
ワールド・ハート・デーのウェブサイト(リンク )には、自分がどれほど”ハート・スマート”であるか知ることができる偉大な方法である新ハートIQテスト(リンク )のように、個人が自分自身の心臓の健康としっかり取り組むように力づけるための豊かな情報がある。世界心臓連合は政策立案者、政府に対しても情報のパワーを利用し、信頼できて目的に適したCVDの監視・モニタリング・システムの実行に取り組むよう呼び掛けている。(リンク )
この呼び掛け(リンク )は政策提言(リンク )によってサポートされており、エクゼクティブサマリーは世界各地のCVDモニタリング方法の気がかりな矛盾を示し、直面しているいくつかの困難-リソースの欠如、作業要員の能力の制約から政治的意思の欠如まで-を指摘している。また全国的市民登録システムの強化、最良の実践の共有化から政治的惰性に対する取り組み支援までの勧告を提示している。
世界心臓連合のヨハンナ・ラルストン最高経営責任者は「心臓血管疾患はあまりにも多くの例で予防可能であり、そのためにわれわれは今回のワールド・ハート・デーに行動を起こすよう人々に勧める。より健康的な食事をとる、アルコールの量を減らす、喫煙をやめるなどの小さな変化が実際に心臓の健康を改善できる。より効率的で詳細なモニタリングも必要であり、そうすればどの国がサポートを必要としているか、どの国から学ぶことができるかについてよりはっきりした姿を描くことができる」と語った。
現在、非感染性疾患(NCD)減少についての世界保健機関(WHO)の目標に対する報告をサポートするNCD監視・モニタリング・システムのある国はわずか42カ国に過ぎないとみられている。(注3)
ワールド・ハート・デーについての詳しい情報は次を参照:
リンク
注1. World Health Organization, 2012
注2.: リンク
注3. Kroll et al. Challenges to the surveillance of non-communicable
diseases-a review of selected approaches BMC Public Health (2015)
15:1243 DOI
10.1186/s12889-015-2570-z
ソース:The World Heart Federation (WHF)
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