箕面市内の防犯カメラ1650台稼働へ~自治会への防犯カメラ設置補助金240台分の補正予算を9月議会に提案~

箕面市では、児童連れ去りや痴漢などの犯罪防止をめざして、防犯カメラの設置を進めています。この一貫として、2年間限定(平成27年・28年度)で、自治会に対し防犯カメラの設置費用の90%を補助しており、合計360台分の予算を確保していました。ところが、自治会への意向調査の結果、予算を大幅に上まわる設置希望が寄せられたため、240台分4320万円の補正予算を9月議会に提案しました。

箕面市では、児童連れ去りや痴漢などの犯罪防止をめざして、防犯カメラの設置を進めています。この一貫として、2年間限定(平成27年・28年度)で、自治会に対し防犯カメラの設置費用の90%を補助しており、合計360台分の予算を確保していました。ところが、自治会への意向調査の結果、予算を大幅に上まわる設置希望が寄せられたため、240台分4320万円の補正予算を9月議会に提案しました。
今回の補正予算により、約140自治会で合計600台の防犯カメラが設置される見込みです。既に設置済みの通学路の防犯カメラ(750台)や、現在設置を進めている公園の防犯カメラ(300台)と合わせると、市内には1650台の防犯カメラが設置されることになります。
防犯カメラの設置により、ひったくりなどの街頭犯罪の減少や犯人逮捕など大きな効果をあげており、今後さらに犯罪抑止効果と事件の早期解決が期待されます。

1.補正予算の概要
箕面市では、児童連れ去りや痴漢などの犯罪防止をめざして、防犯カメラの設置を進めています。この一貫として、2年間限定(平成27年・28年度)で、自治会に対し防犯カメラの設置費用の90%を補助しており、合計360台分の予算を確保していました。
ところが、平成28年7月に自治会に防犯カメラ設置の意向調査を行った結果、予算を大幅に上まわる設置希望が寄せられました。このため、240台分4320万円の追加補正予算を9月議会に提案しました。

(1)補正予算の内訳
今回の補正予算では、240台分4320万円を計上します。
①H27・28年度の予算の台数      360台
②設置申請済みの台数          325台
③自治会の設置希望台数    270台
→ ①-②ー③=△235台 ⇒ 240台の補正予算
防犯カメラ1台当たりの補助額18万円×240台=4320万円

(2)自治会への意向調査
平成28年7月中旬に、全自治会(280団体)を対象に防犯カメラ設置の意向調査を実施しました。回答した自治会は134団体で、そのうち58団体が合計270台の新規設置を希望しました。


2.これまでの取り組み
これまで箕面市では、児童連れ去りや痴漢などの犯罪防止をめざし、平成26年度から箕面警察署の全面協力を得て、防犯カメラの設置を進めています。
平成26年度には、全14小学校区に合計750台(1校区あたり50台規模)の防犯カメラを設置しました。そして、平成27年度・28年度の2年間限定で自治会に対し、防犯カメラ設置費用の90%を補助する制度を拡充しています。また、平成28年度からは、市内全ての公園203園に合計300台の防犯カメラを設置しています(平成28年度中に順次運用開始)。
この結果、市内ではひったくりなどの盗難や子どもへの声かけなど不審者情報が大幅に減少しています。特に、自転車盗・オートバイ盗は、防犯カメラ設置前(平成26年1月~4月)と設置後(平成28年1月~4月)を比較すると約半分(133件→69件)も減少しました。また、子どもへの声かけなど不審者情報は、防犯カメラ設置前(平成25年9月~平成26年4月)と設置後(平成27年9月~平成28年4月)を比較すると、約4割(30件→19件)減少しました。
さらに、防犯カメラの映像がひったくり犯の逮捕につながるなど、犯罪防止や検挙率の向上といった効果が現れています。

(参考)
<補助金制度の概要>
○補助金制度は、平成27年度・28年度の2年間限定で拡充。
○設置の補助対象経費は20万円以内で、10分の9を補助。補助上限額は18万円。防犯カメラ1台当たり約2万円程度で設置できる。
○管理の補助対象は、電気代(約300円/月、10分の9を補助)、SDカードの交換費用(10分の9を補助)、修理費(4分の3を補助、補助上限は4万円)とする。

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