きほんの トラブルシューティング > 第3回 ディスク容量のトラブルで使う基本的なコマンドをおさらい

CTC教育サービスはコラム「 きほんの トラブルシューティング > 第3回 ディスク容量のトラブルで使う基本的なコマンドをおさらい」を公開しました。

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はじめに
みなさん、こんにちは。前回の「きほんのトラブルシューティング」は、ネットワークトラブルが発生した際に最初に使うであろう「超基本的なコマンド」をおさらいしました。今回は、ディスク容量に関するトラブルシューティングです。まずは、ディスク容量を確認するときに使う「超基本的なコマンド」を見ていきましょう。

ディスク容量に関するトラブル
WebサーバーやDBサーバーを運用し続けていると、突然のサービス停止に陥ることがあります。今まで普通に稼働していたものが突如停止していたり、サービスを再起動しようとしても再起動できなかったりすると、とても焦りますよね。このようなトラブルは、ディスク容量の枯渇が原因となっているかもしれません。サービス立ち上げ時には余裕のあったディスク容量も、アクセスログを適切にローテートするよう設定していなかったり、バイナリログを適切に切り捨てるよう設定していなかったりするだけで、瞬く間にその容量を使い切ってしまいます。運用設計で適切な検討ができていなかったことを悔やみつつ、慌てずに、次のようなコメンドを駆使してトラブルを解決しましょう。ここでまず使うコマンドは、`df` と `du` です。

df
ファイルシステム全体のディスク容量を確認するために、真っ先に使うであろうコマンドです。

`-h` オプションをつけて、適当な単位で表示させることが多いでしょう。

$ df -h
Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on
/dev/vda1 15G 7.6G 6.5G 54% /
tmpfs 1.9G 0 1.9G 0% /dev/shm
/dev/vdb 99G 33G 62G 35% /mnt/vdb
`Use%` がディスク使用率です。上記の場合、54%なので半分ほど空きがありますね。

du
こちらは、ファイルが使用しているディスク容量を調べるコマンドです。ファイルまたはディレクトリのディスクの使用量を表示するもので、現実的なファイルサイズより少し大きく表示されます。

例えば、/var 以下のファイルのディスク使用量を確認するには、以下のようにします。

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