欧州の200万の商店がUnionPay(銀聯)カードを受け入れ
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【上海(中国)2016年9月4日新華社=共同通信JBN】銀聯国際(UnionPay International)は9月2日、欧州の約200万の商店でUnionPay(銀聯)カード(カード番号が62で始まる)の利用が可能になったと発表した。特に、6大観光地の英国、フランス、ドイツ、イタリア、スイス、スペインの商店の70%以上がUnionPay(銀聯)カードを扱い、UnionPay(銀聯)利用の範囲が免税店や百貨店から飲食店や娯楽施設に広がっている。
UnionPay(銀聯)は現在、欧州の38カ国・地域で利用できる。UnionPay(銀聯)カードを使った現金引き出しは便利である。スイス、オーストリア、アイスランドの現金自動預払機(ATM)ほぼすべてと、イタリア、スペイン、ギリシャのATMの80%超がUnionPay(銀聯)カードを受け入れる。UnionPay(銀聯)カードはフランスのATMの60%超が受け入れ、アイルランド、フィンランド、スウェーデンでもカード利用者はUnionPay(銀聯)カードで現金を引き出せる。
欧州の北東部や南部の国々が今年はフランスやドイツのような伝統的な観光地の競争相手となっている。これらの国々でのUnionPay(銀聯)の利用範囲は目立って拡大、UnionPay(銀聯)扱い商店はイタリアで13万、スペインで9万増えて、商店でのUnionPay(銀聯)の普及率はそれぞれ60%、70%となった。英国でもUnionPay(銀聯)受け入れ商店は増えた。デンマークでは約90%、オランダでは60%がUnionPay(銀聯)を受け入れる。
個人旅行者の増加に伴い、UnionPay(銀聯)を扱う業種も増えた。百貨店や免税店、ブランド品店だけでなく、パリのミシュラン掲載レストラン、アムステルダムのマダムタッソー、ルーブル、ベルサイユ、オルセー美術館、ピカソ美術館、オランジュリ美術館の書店・記念品店など、飲食店、娯楽施設でも利用できる。フランスで今年、新たにUnionPay(銀聯)受け入れを始めた商店の約20%はレストランとホテルである。
多くの欧州の商店は今年中に、UnionPay(銀聯)カードの優待特典を実施する。英国、イタリア、フィンランド、ドイツ、スペインの空港免税店、百貨店、安売り店街やパリのミシュラン3星レストランGuy Savoy、ロンドンのBrown HotelのHIX Restaurant、マドリードのPlatea、アムステルダムのマダムタッソー、オランダのKoninklijke Porceleyne Fles(陶器工房)などである。
欧州31カ国のGlobal Blue、Premier Tax Free、Tax Free Worldwideの指定小売店で買い物をした後、カード利用者は空港の税還付会社の郵便箱に税還付申請書を投函し、UnionPay(銀聯)カードを通じて税払い戻しを受けることができる。
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ソース:UnionPay International
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