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世界原子力展示会2016 第2回WNEを成功のうちに閉幕

原子力エネルギー業界の重要な国際イベント、第2回世界原子力展示会「World Nuclear Exhibition(WNE)」がパリのル・ブルジェ展示会場で6月28~30日に開催され、ビジネスの基盤として大きな成果をあげました。
「世界のエネルギー・ミックスにおける民間原子力産業」をテーマとしたWNE 2016は、ビジターの顔ぶれ、あるいは契約や提携の成立件数においても、際立って国際的なものとなりました。

数字が示す成果

出展者数
出展者678名 - 25 365 m²
出展者数の対前年比 +37%
出展面積の対前年比 +42%
フランス国外からの出展者 35% vs. 24% (2014)
27か国から出展、17か国のパビリオン

来場者数
来場者8807名
そのうち14,2%が経営幹部
対前年比 +22%
外国人来場者 28,5% vs. 21,5% (2014)
外国人来場者数は61%増

今回の出展者数は37%増、展示面積は42%拡大、ビジター数も22%増と、WNE 2016の成功はその数字からも明らかです。
出展者の35%(2014年は24%)、ビジターの28.5%(2014年は21.5%)がフランス国外からの参加者であったことからWNEの国際性がわかります。

展示会のハイライト
開幕式
出展者が勢ぞろいするなか、ジェラール・コットマンWNE議長が開幕を宣言し、ファティ・ビロル国際エネルギー機関(IEA)事務局長が演説しました。ビロル事務局長は「2015年は世界各地で大規模な原子力施設が次々と建設された」と指摘したうえで、「原子力の安全性に対する社会の懸念に対応することが我々の最も重要な課題のひとつであり、全世界に対応できる規制機関の重要性を過小評価するわけにいかない」と述べました。とはいえ、ポストCOP21に向け、また低炭素化の誓約を守るために原子力が不可欠であること、その観点から世界のエネルギー・ミックスにおける原子力の割合は今日の11%から2040年には18%ないし20%に引き上げなければならないと語りました。

フランスのエマニュエル・マクロン経済・産業・デジタル大臣は、原子力業界の関係者に対し「業界の活気」を称えるとともに、次のように語りました。「原子力は単に過去の選択肢ではなく、21世紀の課題に本格的に取り組むためのまったく現代的なソリューションです。というのも、原子力は雇用のために重要であり(…)特にこの業界は有資格者22万の雇用、2,600の企業、約500億ユーロの売上という実績をあげています(…)。また、気候および環境対策においても中心的な役割を担うものであり、原子力のおかげでフランスは脱炭素発電を実現できます」

充実したラウンドテーブル
プラチナ・スポンサー(アレバ、フランス電力(EDF)、アシステム、アンジー)、ゴールド・スポンサー(ボカール、中国核工業集団、中国広核集団、ロスアトム、ウェスティングハウス)、公的機関(放射性廃棄物管理公社(Andra)、フランス原子力庁(CEA))の主催で、11のラウンドテーブル(2014年は6)が設けられました。2016年のテーマ「世界のエネルギー・ミックスにおける民間原子力産業」をめぐり、民間原子力業界の著名なゲストを招きパネルディスカッションが行われました。

未来を見据えた第1回WNE賞授賞式
6月29日(火)17時、4つの審査委員会の委員長、すなわちベルナール・ビゴ委員長(イノベーション)、ジャック・レガルド委員長(優れた運用)、デイヴィッド・ドリュリー委員長(スキルマネジメント)、ウィリアム・D. マグウッドIV委員長(原子力の安全性)が2016年の受賞者を発表、118の候補者から4者に賞が贈呈されました。

「イノベーション」部門の受賞者は…
アレバ:「重要な原子力部品の寿命を延長するための超高圧キャビテーション・ピーニングの利用」プロジェクト
「優れた運用」部門の受賞者は…
ASEグループ - ロスアトム エンジニアリング部門:「Multi-D®技術による主要プロジェクトの管理システム」プロジェクト
「スキルマネジメント」部門の受賞者は…
EDF:「運用時の火災リスク管理プラットフォーム」プロジェクト
「原子力の安全性」部門の受賞者は…
アレバ:「原子力調査事業を支援するモジュール式汎用ロボット」プロジェクト

その他の賞
WNEでは、6月29日(水)に「WiN賞」、6月30日(木)には「Innovatome(イノヴァトム)」、「Spark Contest(スパーク・コンテスト)」、「Fem'Energia(ファメネルジア)」各賞によって業界で活躍する人々を表彰しました。

ビジネス環境
重要な契約
展示会場の様々なブースで数多くの契約や提携が成立し、中でもビジネスのために設けられたセッションで商談が進みました。2014年の第1回展示会で反響を呼んだ「Business opportunities(ビジネス・オポチュニティ)」のほか、特別セッションではITER(国際熱核融合実験炉)、カナダ、米国、インド、ポーランド、トルコ、欧州委員会などの国や組織がそれぞれのニーズを紹介しました。

実りある交流Des échanges fructueux
WNEは世界の原子力業界関係者の出会いの場として大いに力を発揮し、数々の契約が成立しました。
特に今回の展示会では教育と将来のための能力育成に焦点をあて、「Training Planet(トレーニング・プラネット)」を開設し、一部の国における教育の必要性や教育機関のプログラムを紹介し、この期待に応えました。
「Workshops」や開催初日夕方の「Happy Hour」なども出展者とビジターの交流の場となりました。

イノベーションにスポットライト
「Innovation Planet(イノベーション・プラネット)」ではスタートアップが原子力に貢献

オープンイノベーション、IoT(もののインターネット)、ファブラボ、その他のハッカソンの時代となった今、原子力業界においても、もののネット接続やゲームなどに使用される3Dモデリングが注目されています。業界の老舗企業と並び、Innovation Planetでは先駆的な企業を15社ほど紹介しました。彼らの文化を吸収することは原子力産業のイノベーションの促進につながります。

主催団体 AIFEN(フランス原子力産業輸出協会) www.aifen.fr
オーガナイザー REED EXPOSITIONS www.reedexpo.fr
プレスコンタクト(英・仏語)
Ms Nathalie Vinatier
nathalie.vinatier@nereides-conseils.fr

このプレスリリースに関するお問い合わせ先
フランス大使館 貿易投資庁-ビジネスフランス 東京事務所
プレス担当 末永 かおり
Tel. : + 81(0)3 57 98 61 28 / Fax : + 81(0)3 57 98 60 81
Mail : kaori.suenaga@businessfrance.fr
〒106-8514 東京都港区南麻布4-11-44

用語解説

AIFEN(フランス原子力産業輸出協会)について
WNEは、AIFEN(フランス原子力産業輸出協会)のイベントです。AIFENは、燃料の製造から解体に至るまで原子力の全サイクルに関与する300以上のフランス企業および重要機関(PFCE、PFME、GIIN、PNB)を代表する団体です。

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