全米1,100の二年制大学のデータを網羅したWEBサイトが誕生 ~四年制と合わせてアメリカの大学2,500校が検索可能に~

株式会社 栄 陽子留学研究所 2016年06月27日 13時00分
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◆留学生に立ちふさがる費用の壁

アメリカの大学の学費が高騰を続けています。2015年度の私立四年制大学の平均は約32,000ドル/年、州立でさえ約24,000ドル/年です。過去5年間の値上がり率は私立で11%、州立で13%にのぼります(※1)。この学費高騰は、アメリカの大学に留学を志す日本人にとって大きなハードルとなっています。

一方で、アメリカには「コミュニティ・カレッジ」と呼ばれる公立の二年制大学があります。これはおもに地域住民のための教育に力を入れている大学で、費用が安いのが大きな特徴です。年間の学費が3,000~10,000ドルくらいです。

アメリカは大学間の編入制度がよく整っていて、学費節約のためにコミュニティ・カレッジに進学し、そこから四年制大学に編入する学生が増えています。アメリカの大学生の42%がコミュニティ・カレッジに在学しているほか(※1)、全米の四年制大学の卒業生のうち、コミュニティ・カレッジからの編入生が46%を占めています(※2)。

留学生であっても、コミュニティ・カレッジと編入をうまく組み合わせることで、出費を抑えながらアメリカの大学を卒業することが可能になります。しかし、コミュニティ・カレッジは働きながら通う人が大半を占めていたり、大学教育よりも職業訓練に力を入れている例も多く、留学に適した大学を探すのは困難でした。

※1:The College Boardより
※2:National Student Clearinghouseより


◆四年制大学と合わせて全米2,500の大学が検索可能

公立二年制大学データベースは、そうした状況を踏まえ、2016年5月に栄 陽子留学研究所がリリースしたものです。全米のコミュニティ・カレッジ1,137校のデータを掲載しています。

同研究所は、2006年に経済産業省所管の独立行政法人 中小企業基盤整備機構より助成金を得て、全米1,418校の四年制大学のデータベースサイト:「アメリカ大学ランキング」(リンク)を公開し、情報を更新し続けています。このたび、コミュニティ・カレッジのデータを追加したことで、合わせて約2,500のアメリカの大学が検索できることになりました。これだけの規模の大学データベースは、日本では他に類を見ません。


◆四大への進学率から平均年齢までひと目でわかる

本サイトには、個々の大学について、学費や学生数といった基本的なデータのほか、コミュニティ・カレッジに特徴的なデータとして、四年制大学への進学率や平均年齢などを載せています。

・本サイトに掲載しているデータ
 基本データ:住所、学生数、学費、寮・食費など
 コミュニティ・カレッジに特徴的なデータ:四大への進学率、学生の平均年齢など
 学習に関するデータ:学習サポートの有無、留学生サポートの有無
 出願に関するデータ:要求されるTOEFL(R)テスト(※)のスコア、出願期限
 学生構成に関するデータ:男女比、寮生の割合、人種構成など
 スポーツに関するデータ:スポーツリーグ加盟の有無、種目
 (※TOEFL(R)テスト:英語を母語としない学生が受けるテスト。アメリカの大学の入学基準の一つ)

地域や規模など、さまざまな希望条件から大学を検索できる機能のほか、コミュニティ・カレッジについて基礎知識を得られる解説コーナーも設けています。

今後は、すでに四年制大学のデータベースに掲載している「進学先としてのおすすめ度」を追加する予定となっており、アメリカ留学の実現に向けた情報発信をさらに充実させていきます。


◇公立二年制大学データベース
リンク



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