朝より目がかすむ、文字がぼやける…それって夕方老眼かも

ウーマンウェルネス研究会 supported by Kao 2016年06月23日 16時34分
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「ウーマンウェルネス研究会 supported by Kao」は、公式サイト『ウェルラボ』(リンク)にて、新たなコンテンツを発表いたしました。以下にご紹介いたします。

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朝はしっかり見えていた書類も、夕方にはぼやけて見えづらい……。年齢に関係なく、夕方に老眼のような状態になってしまう「夕方老眼」を感じる人が増えています。その原因と予防法について説明します。


■年齢は関係ない?「夕方老眼」とはどういう症状?
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一日中目を使い続けると、夕方には近くのものが見えにくくなったり、目のかすみや疲れ、不快感などの症状が出ることがあります。これは夕方老眼といい、目を使い過ぎることで目のまわりの筋肉が疲労し、目のピントを合せにくくなるために起こります。目のレンズである水晶体を調節する毛様体筋が疲労し、目の焦点が合わせにくくなるのです。

また、現代社会では、パソコンなどを長時間使用するVDT(Visual Display Terminals)作業が多くなりがち。そのために目に疲れがたまり、夕方にピント調節力が下がることが研究結果からわかっています(グラフ(1)参照)。

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グラフ入り完全版はこちらから
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スマホ使用によるものは、とくにスマホ老眼と言われています。いずれも、老眼のように加齢による調節機能低下でなく、目の筋肉疲労による一時的で回復可能な調節機能の低下のこと。それを、あたかも老眼であるかのように表現したものです



■夕方老眼を改善するには目もとを温めることが重要
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夕方老眼の改善には、蒸気で目もとを温めることが効果的です。
スマホやパソコン作業で目の疲れを感じたら、40度程度に温めた蒸しタオルやホットアイマスクで目もとを約10分温めましょう。目の見え方を調整する毛様体筋のこりがほぐれ、目のピント調節力が改善され、目疲れも緩和されます(グラフ(2)参照)。

(被験者)1日約6時間VDT作業を行う男女16名(男性9名、女性7名)
(測定方法)午前2時間、午後3時間の計5時間VDT作業を行い、作業前、作業後、さらに約40度の蒸しタオルで目もとを温めた後に、ピント調節力を測定。
(データ提供)花王と鶴見大学との共同研究
パソコン作業を一定時間したら、目を休ませることも大切です。基本的には、1時間作業をしたら、10分は休むようにしましょう。

>>目もとを温めて“慢性目疲れ”を予防
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■毎日の目疲れをリセットして夕方老眼を予防する方法
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夕方老眼を予防するには、次の3つの方法を実践することがおすすめです。

【1】まばたきをする
パソコンやスマホの画面を見ているときには、まばたきが減っていることが多いので、意識的にまばたきを増やしましょう。まばたきをすると、涙が出て目がうるおって疲れ目の予防になるだけでなく、目のまわりの筋肉をほぐしたり鍛えたりすることにもなります。

【2】職場や自宅の湿度は50%以上に
エアコンは、暖房だけでなく冷房時でも部屋が乾燥しがちになります。そのためエアコンを使う場合は、部屋の湿度を50%以上に保つよう心がけ、目の乾燥を予防しましょう。

【3】パソコンの明度と彩度を調整
パソコンのモニターは、明度(輝度)とコントラスト比(白と黒がどれだけはっきり見えるかの比率)、彩度(色味)を調節できますが、目の疲れに影響を与えるのは、明度とコントラスト比です。モニター自体が明るすぎたり、白黒がはっきりし過ぎる画面は目に負担がかかるので注意しましょう。
部屋の明るさとモニターの明るさに差がありすぎるのも問題です。部屋の明るさよりモニターが少しだけ暗くなるように、モニターを調整しましょう。モニターの明度を暗すぎる程度まで下げてから、心地よく見える程度まで上げていくのがおすすめです。


また、モニターに太陽光や部屋の照明が映り込まないようにしましょう。最近では、小さな文字もくっきり見やすくなる工夫がされている照明もあるので、試してみるのもおすすめです。


■夕方老眼チェック法
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新聞や雑誌など、細かい文字が書かれたものを、朝と夕方の2回、目から30cm離して見てみましょう。くっきり見えるか、かすまないかなど、朝との見え方の違いをチェックし、大きく異なるようなら、目を温めるなどのケアをして、目疲れをリセットしてください。

>>目の疲れが引きおこす肩こりの解消法
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監修:後藤英樹先生
写真:PIXTA

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