アナログ・デバイセズ、 計測器、エネルギー、医療用機器の信号品質モニタリング性能を向上させる 同時サンプリング・シグマ・デルタ A/Dコンバータ AD7768シリーズを発表

アナログ・デバイセズ株式会社 2016年06月09日 11時33分
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このプレスリリースは、2016年6月8日(現地時間)に発表されたプレスリリースを翻訳したものです。原文は、以下のURLでご覧になれます。
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アナログ・デバイセズ社(NASDAQ:ADI)は本日、多チャンネル入力を持つ計測器や電力モニタ、医療用機器といった広帯域が要求されるアプリケーションに最適な、多チャンネル、同時サンプリング、24ビット、シグマ・デルタ(ΣΔ)A/Dコンバータ AD7768シリーズを発表しました。

AD7768シリーズは、アプリケーションに応じて、消費電力/入力帯域/スピードのモード選択が可能なΣΔ変調器とデジタル・フィルタをチャンネルごとに搭載しています。データ・アクイジション装置、オーディオ・テスト、機器の状態監視などの計測アプリケーションにおいて、DC、ACの入力信号に対して、同時サンプリングと高精度な測定を可能にします。

高スループット、高速セトリング応答、同時サンプリングといった本製品の特長は、製品の開発やテスト時間の短縮、コストの低減に貢献し、より効率的な製品開発を支援します。
多チャンネル、同時サンプリングA/DコンバータAD7768シリーズは、バイタル・サイン・モニターなどの医療機器において求められる低消費電力・広入力帯域幅性能を実現しつつ、かつ高い入力チャンネル密度を実現することができます。

また、対象とするアプリケーションの一例として電力網監視がありますが、本製品の広い帯域幅によって高調波歪みを検出し、電力網の不平衡のさらなる高精度検出・診断を実現することで、電力品質モニタリング性能の向上に寄与します。 さらに本製品が持つ高いスケーラビリティと様々なシステムに対応できる柔軟性は、設計時間の短縮、コストの低減に貢献します。
この柔軟性を活かして最終製品の水平展開や応用製品への容易な展開にも寄与します。

AD7768シリーズのAD7768(8チャンネル)と、AD7768-4(4チャンネル)は、性能が近い競合製品に比べ、ダイナミック・レンジが6dB広く、この広いダイナミック・レンジに対して業界最高の積分非直線性(INL)性能を発揮します。
さらに、同競合製品に比べ、約1/10のオフセット・エラー、1/30のゲイン・エラー、1/2のゲイン・ドリフト性能の向上を実現しています。

価格と提供時期

製品:AD7768
出力データ・レート:256 kSPS
分解能:24ビット
チャンネル数:8
販売状況:出荷中
1,000個受注時の単価:18.95ドル
パッケージ:64ピンLQFP

製品:AD7768-4
出力データ・レート:256 kSPS
分解能:24ビット
チャンネル数:4
販売状況:出荷中
1,000個受注時の単価:10.75ドル
パッケージ:64ピンLQFP

製品:AD7761
出力データ・レート:256 kSPS
分解能:16ビット
チャンネル数:8
販売状況:出荷中
1,000個受注時の単価:7.75ドル
パッケージ:64ピンLQFP

【関連資料】
・AD7768の製品概要、データシートのダウンロード、サンプル、評価用ボード等の詳細はこちらよりご参照ください。スペックの詳細、ブロック図、技術資料・データ等はデータシート(英文)に記載されています。
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