ドラゴンキャピタル、ロンドン証券取引所に最大級のベトナム株式ファンドを上場予定
AsiaNet 64512
ロンドン、2016年5月23日/PRニュースワイヤー/ --
ベトナムの大手投資顧問会社の1つ、ドラゴンキャピタル(Dragon Capital)は、その旗艦ファンドであるVietnam Enterprise Investments Limited(以下、「VEIL」)をロンドン証券取引所のメイン市場に上場する意向を本日発表しました。
1995年に設立されたVEILは、約8億5000万ドルの純資産価値(以下、「NAV」)を持つベトナムに特化した国内最大・最長ファンドです。今回のロンドンでの上場により、VEILの株式の透明性と市場流動性の向上が期待され、潜在的保有者の拡大、アナリストによる取材の増加、VEILへの注目度の高まり、現在取引されている株式のNAVに対するディスカウント幅の縮小が見込まれます。
VEILは、上場提案に関連する一定事項に対する承認を求めて2016年6月21日にEGMを開催します。ロンドン証券取引所のメイン市場におけるVEIL株式の取引は、2016年7月初めに許可が下りる見通しです。
上場後のVEILは、機関投資家と一般投資家両方にアピールするその規模と株式投資に特化した資産運用委託を考えると、ベトナム市場向けの主要な投資媒体となるでしょう。VEILのNAVの約半分は、外国人保有上限枠内の株式で表されており、それ以外では外国人投資家は保有することはできません。
マクロ経済の観点から、ベトナムは魅力的な成長市場です。2015年にはGDPが6.7%の伸びを見せています。海外直接投資の流入が活発で、教育水準の高い若い労働力が増加しています。また、最近締結されたEUとの自由貿易協定および米国主導の環太平洋戦略的経済連携協定から恩恵を受ける立場にあります。
VEILを管理するドラゴンキャピタルは、1994年設立、約100人の従業員を持ち、様々なファンドやアカウントの運用資産13億ドルを集めています。
ドラゴンキャピタルグループの経営執行役会長、Dominic Scriven氏は次のように述べています。「今回の上場はVEILとドラゴンキャピタルにとっての節目となります。ロンドンでの上場により、当グループはベトナムの経済成長からの恩恵を期待している幅広い投資家からの需要に応えていきます。アクセスと透明性の増加により、多くの機関投資家と一般投資家に対する障害は取り除かれるでしょう。」
ドラゴンキャピタルについて
1994年に設立されたドラゴンキャピタルグループは、ベトナムとメコン地域に特化した総合投資顧問会社です。ドラゴンキャピタルと関連会社は、上場株式、未公開株式、債券、不動産にまたがる13億ドルの資産を運用しています。ドラゴンキャピタルの主要株主は、同社の創設者、経営陣および従業員から成ります。
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Smithfield
Ged Brumby
gbrumby@smithfieldgroup.com
ソース: ドラゴンキャピタル
(日本語リリース:クライアント提供)
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