ボッシュのビルトイン食器洗い機を、2016年秋頃に全国で販売開始

日本グリーンパックス株式会社 2016年05月09日 09時30分
From 共同通信PRワイヤー

2016年5月9日

日本グリーンパックス株式会社

EU圏内で最上級の省エネ性能認定
ボッシュのビルトイン食器洗い機を発売
2016年秋頃、全国で販売開始予定

 環境指向商品や雑貨類の開発・輸入・販売事業を展開する日本グリーンパックス株式会社(本社:京都府長岡京市城の里10-9、代表取締役:山中利一)は、ボッシュブランドのビルトイン食器洗い機(以下「食洗機」)2種の取り扱いを開始、2016年秋頃に全国で販売を開始いたします。
 これらの2機種は、EU圏内において、家電製品の省エネ性能を表示するエネルギーラベル制度(※1)で最上級の「A+++」と認定された、非常にエネルギー効率の良いモデルです。
 また、取り扱い開始に先立ち、5月26日から5月29日に東京ビッグサイトで開催される「住スタイルTOKYO2016」内「キッチンEXPO」に、取り扱い機種を出展いたします。


■ 展示会概要

名称 :住スタイルTOKYO2016 内 「キッチンEXPO」
日時 :2016年5月26日(木)~2016年5月29日(日) 10:00~17:00
場所 :東京ビッグサイト 西2ホール ブース番号 4-54

※展示会の詳細については、公式サイトをご確認ください
URL:リンク


■ ボッシュの家電について

 1886年にロバート・ボッシュがドイツで創業したボッシュ社は、日本では車の部品や電動ドリルで有名ですが、家庭用電化製品市場への参入は今から80年以上もさかのぼります。初めて開発した家電は電気冷蔵庫で、1933年にドイツ・ライプチヒの見本市で発表しました。
 その後も、時代のニーズに応えながら次々と新たな製品を開発し、1952年に料理の下ごしらえなどを手助けするキッチンマシン、1956年に冷凍庫、1958年に洗濯機、そして1964年に食洗機を発売します。現在ではアイロン、掃除機、コーヒーメーカー、オーブンやコンロにいたるまで様々な製品を開発・製造し、世界47ヵ国で愛される家電ブランドに成長しています。

 さらにボッシュは、2014年に本格的にスマート家電の分野に進出しました。インターネットを経由してモノとモノを互いに接続させる「インターネット オブ シングス」(Internet of Things、「モノのインターネット」を意味する、略称「IoT」)と呼ばれる技術を活用し、例えば太陽光発電設備を設置し、オール電化にした住宅において、電気代が安い夜間に自動で洗濯機や食洗機を稼働させ、エネルギーの効率的な利用と電気代の節約を同時に可能にする、といった使い方を提案していこうとしています。(※2)

 無線通信を使用してインターネットに接続するWi-Fi(ワイファイ)機能を搭載した家電シリーズを拡充し、家中の家電が互いにつながりあって最適に稼動し、エネルギーの無駄を無くしていくという、家電を通じたあらたなエネルギー問題、環境問題への取り組みを進めていくという方針を打ち出しています。


■ ボッシュの食洗機の特徴

 ボッシュの食洗機は、同社が開発した様々な技術を搭載し、食器を洗い、乾燥させるという食洗機本来の性能を向上させるだけでなく、水やエネルギーの使用を抑えることで、洗浄乾燥性能と環境性能の両立を達成しています。
 また、静音性や高温水による除菌など、住宅環境への配慮や、安心安全の提供といった側面にも優れた製品を開発しています。

(1) ボッシュが開発した食洗機の漏水事故を防止する特許技術「アクアストップ」

 ボッシュは、1985年に食洗機に関連する安全システムで特許を取得しています。「アクアストップ」というこの安全システムは、水漏れ検出器と水の供給を遮断する装置で構成された、水によって引き起こされる食洗機の本体や部品の損傷を防ぐ機構です。この「アクアストップ」は、現在では他社製の食洗機にも搭載され、世界中で使われています。

(2) 電力使用量を大幅に抑えながら、食器をカラッと乾燥させる「ゼオライト乾燥」技術

 ゼオライトとは、日本語で沸石(ふっせき)とも呼ばれる、微細な穴があいている多孔質鉱物類の総称です。湿気を吸着し、その際に熱を発生させます。2008年、ボッシュはゼオライトのこの性質を利用し、すすぎ洗い時に庫内温度を高めたり乾燥時に熱気を送ったりして、電力使用量をおさえる技術を開発しました。
 ボッシュの食洗機は、最終すすぎで使われる高温の水の余熱を有効利用する余熱乾燥方式を採用しています。温風を吹き付ける強制乾燥方式に比べて、食器が過剰に高温になることが無いため劣化が少なく、また省エネであることが特徴ですが、食器が十分に乾かないことがあります。
 ボッシュは、「ゼオライト乾燥」技術により、乾燥時の電気使用量を大幅に抑えながら、余熱乾燥方式でも食器類をしっかりカラッと乾燥させることに成功しました。
 なお、ゼオライトの吸湿発熱性質は経年による変化がないため、ゼオライトビーズを交換したり補充したりする必要はありません。

(3) 水を効率的に使用することで大幅な節水を実現する「アクティブウォーター」洗浄

 ボッシュが2009年に開発した「アクティブウォーター」は、洗浄水を短時間で温めながらスプレーアームを通じて無駄なく散水、さらに汚れた水は細かなフィルターを通りすぐにポンプで汲み上げられ再び洗浄水として使用します。これらの技術により、水と電力の使用量を抑えながら、洗浄性能を高めることを可能にしました。

(4) 運転音42デシベルの「スーパーサイレンス」

 ボッシュの食洗機は、わずか42デシベルという静かな運転音も特徴の一つです。一般に、40デシベルという騒音値は深夜の市内や図書館内と同等と言われています。(※3) 夜間の寝室内においては、騒音値を45デシベル以内にすることが望ましいという指摘もあり(※4)、42デシベルというのはそうした基準にも適合するほど非常に静かな稼働音だと言えます。
 この静音性は、夜遅くに食洗機を使用するというライフスタイルに適しているというだけでなく、オープンキッチンやオープンリビングルームの住宅にも適しています。

(5) 70度の高温水ですすぎを行う「高温除菌モード」

 生肉や魚介類などを切る包丁やまな板、直接口に入れる箸、フォークやスプーンなどのカトラリー、そして離乳食用の食器や哺乳瓶などには、約70度という高温の水で仕上げのすすぎを行う高温除菌モードを追加で設定することができます。
 乳幼児や高齢者といった細菌やバクテリアなどに対する抵抗力が低い方や、食物アレルギーなどの疾患がある方がいるご家庭に、安心を提供します。

(6) ボッシュの食洗機は、ドイツ品質

 ボッシュの日本向けの食洗機は、ドイツ南部にあるボッシュの食洗機専用工場で製造しています。


■ 製品基本仕様
型式:SMI69N75JP
 設置方法: ビルトイン
 操作パネル位置: ドア正面
 運転音: 42dB
 バスケット: 3段
 洗浄容量(IEC規格): 14人分
 外形寸法: W598×D573×H815~875mm
 総重量: 47.9kg
 電源: 単相200V 50/60Hz 15A
 定格消費電力: 1700W
 乾燥方式: 余熱乾燥
 洗浄コース: 6コース

型式:NMV65N70JP
 設置方法: ビルトイン
 操作パネル位置: ドア天面
 運転音: 42dB
 バスケット: 2段
 洗浄容量(IEC規格): 13人分
 外形寸法: W598×D550×H815~875mm
 総重量: 45.9kg
 電源: 単相200V 50/60Hz 15A
 定格消費電力: 1700W
 乾燥方式: 余熱乾燥
 洗浄コース: 6コース

6つの洗浄コース
 (1)パワフル70℃ …汚れのひどい食器や鍋などに最適なコースです。
 (2)オート40~65℃ …汚れ具合をセンサーで感知し、水温や水量を自動で調整するコースです。
 (3)エコ50℃ …水や電力の使用を抑えた省エネコースです。
 (4)グラス40℃ …薄いワイングラスや高温に弱いプラスチックなどに適したコースです。
 (5)クイック45℃ …軽い汚れの食器などを短時間で洗うコースです。
 (6)予洗い …常温水ですすぎのみ行うコースです。

5つのオプション(洗浄コースによって選択できる追加機能です。※コースによって、選択できるオプションは異なります。)
 (1)高速洗浄モード …運転時間を約20~66%(洗浄コースによる)短縮することができます。
 (2)洗いわけモード …汚れ具合の異なる食器や調理器具を洗う際、下段のみを高圧高温洗浄することが可能です。
 (3)高温除菌モード …約70度という高温の水で仕上げのすすぎを行うことで、細菌などへの除菌効果を高めます。
 (4)光沢乾燥モード …すすぎの際の水量を増やし、乾燥時間を延長することにより、グラスなどの濁りを抑えます。
 (5)タイマー …設定したプログラムを好きな時間に開始することが可能です。(1時間単位で、24時間まで)


その他の機能
 ・ヒートエクスチェンジャー …洗浄水を予め温めておくことで、食器やガラスに対するサーマルショック(急激な温度変化によって物体が損傷する現象)を防ぎます。
 ・チャイルドロック …運転中に誤ってドアを開けてしまい、高温水蒸気に触れることを防ぐため、セーフティーロックをかけることができます。
 ・ロードセンサー …水位を検出するセンサーにより、食器の量に合わせて最適な水量を使用し、光熱費の最適化を図ります。
 ・アクアセンサー …排水の濁り具合を検知するセンサーを搭載しており、食器の汚れ具合を感知し、水の使用量、温度、すすぎ時間を運転中に常に自動で調整します。

(上記製品仕様は2016年5月9日時点でのものであり、発売前に仕様が変更される可能性があります。)


■ 日本国内におけるボッシュブランド家電の今後

 当社は、2005年に「ボッシュ コンパクト・キッチンマシン」、2008年に「ボッシュ コードレス・ハンディブレンダー」の輸入販売を開始しました。
 「ボッシュ コンパクト・キッチンマシン」は、本格的な料理、お菓子作り、パン作りをする方向けの、スタンド式のミキサーにフードプロセッサーアタッチメントなどを取りつけられる、総合調理用家電です。
 「ボッシュ コードレス・ハンディブレンダー」は、リチウムイオン電池を搭載した充電式のスティック型ブレンダーで、片手で持って、ポタージュスープやフレッシュジュース、スムージーなどを手軽に作ることができる家電です。
 そして、2015年3月に充電式のスティック型掃除機「ボッシュ コードレスクリーナー アスリート」の輸入販売を開始しました。

【ボッシュブランドの家電製品について、詳細はこちらのブランドサイトをご確認ください → リンク

 当社では、今後もボッシュブランドが持つ豊富な家電製品のラインナップの輸入販売を行っていくとともに、この度のビルトイン式食洗機の取り扱いを機に、他のビルトイン式大型家電など、住宅設備機器類のラインナップも増やしていきたいと考えています。


■ 今後の予定

2016年5月26日~5月29日
展示会「住スタイルTOKYO2016」内「キッチンEXPO」に製品を出展

2016年秋頃
 全国で販売開始予定


■ ボッシュ・グループ概要

 ボッシュ・グループは、グローバル規模で革新のテクノロジーとサービスを提供するリーディングカンパニーです。2015年の従業員数は約37万5,000人(2015年12月31日現在)、2015年の売上高は706億ユーロを計上しています。現在、事業はモビリティ ソリューションズ、産業機器テクノロジー、消費財、エネルギー・建築関連テクノロジーの4事業セクター体制で運営しています。ボッシュ・グループは、ロバート・ボッシュGmbHとその子会社440社、世界約60カ国にあるドイツ国外の現地法人で構成されており、販売/サービスパートナーを含む世界的な製造・販売ネットワークは約150カ国を網羅しています。ボッシュの未来の成長のための基盤は技術革新力であり、世界約118の拠点で5万5,800人の従業員が研究開発に携わっています。ボッシュ・グループはコネクテッドライフに向けたイノベーションの提供を戦略的な目標に定め、革新的で人々を魅了する全製品とサービスを通じて生活の質の向上に貢献します。つまり、ボッシュはコーポレートスローガンである「Invented for life」-人と社会に役立つ革新のテクノロジーを生み出していきます。



※1 EUでは、家電機器のエネルギー消費量の削減を目指し、気候保護に貢献する指令が発行されており、メーカーはエネルギー消費効率の格付けとラベル表示が法規制化されています。EUで販売されているボッシュの同型式の食洗機は、このエネルギー消費の効率性を測る試験において最高レベルと認定され、そのことを明示する「A+++」というラベルを表示しています。

※2 2015年5月に発表された“consistently responsible Group Sustainability Report 2014”による
リンク

※3 「東京の環境2011」(東京都環境局)を参照しました。

※4 WHO(世界保健機構)による資料「Guidelines for Community Noise(環境騒音のガイドライン)」1999年を参照しました。



<日本グリーンパックス株式会社について>
 1969年の会社設立から、各地の自治体に対して家庭ごみの収集や処理に関する新しい商品や仕組みの提案を行ってきました。独自の商品・サービスを通して、自然と調和し、人にやさしく、環境と共生する循環型社会の実現を目指し、現在は、官公庁事業(一般廃棄物に関わる官公庁施策のトータルサポート)、エコビジネス事業(環境関連設備・資材の販売)、ライフスタイル事業(人と環境に優しい家庭用品の企画開発・販売)の3つの柱で事業を展開しています。
(日本グリーンパックス株式会社ウェブサイト:リンク


■この件に関するお問い合わせ先
日本グリーンパックス株式会社
東京支社:〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町3-26 浜町京都ビル3階
Tel 03-3663-8745 / Fax 03-3639-8744
担当:上山(かみやま)
e-mail: info@greenpacks.co.jp

<掲載されている情報は発表日現在のものです。ご覧になった時点ではその内容が異なっている場合がありますので、あらかじめご了承下さい。>



本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

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