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山を思索の場とした哲学者・串田孫一氏の新刊『随想集 月と歩いた峠路』を限定250部の特装愛蔵版と電子版で刊行しました



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インプレスグループで山岳・自然分野のメディア事業を手がける株式会社山と溪谷社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:関本彰大)は、山を思索の場とした故・串田孫一氏の新刊『随想集 月と歩いた峠路』を、限定250部の特装愛蔵版と電子版とで刊行いたしました。

『山のパンセ』や雑誌『アルプ』を刊行し、山や登山を思索の軸として、旺盛な執筆活動を続けた哲学者・串田孫一。その言説や行動は、多くの思索的登山者の心のよりどころとなってきました。2005年7月8日逝去されましたが、現在、若い世代からの支持も集めています。数多くの著作を遺しましたが、晩年に雑誌等に寄稿した山や自然に関する随想類の多くは、単行本未収録でした。
2015年は串田氏の生誕百年、没後十年の年でした。山と溪谷社ではこれを記念して、奥付発行日を、串田氏の生誕百年にあたる2015年11月12日として、これらの随想百編を集録した特装愛蔵版『随想集 月と歩いた峠路』(限定250部)を刊行しました。
装幀は、長年、新潮社装丁室室長を務めた高橋千裕氏に依頼。特装本として


もまれな三方銀で串田孫一の世界観を表現。串田氏は生前、何冊かの特装版を上梓していますが、その集大成となる一冊となるよう、上質な仕様にこだわりました。

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また、北海道斜里町にある北のアルプ美術館に移設・再現されている串田氏の書斎の書棚に保管されていた「1956 Sept. 蓬峠・大源太・巻機山」と記されたスケッチブックの一部を再現した附録がセットになっています。通常は書斎内には入れないので、関係者以外ほとんど見たことがないものです。 本篇と附録を畳紙で包んだ特装愛蔵版は、串田氏の読者や愛書家の心を満たすものでありましょう。
今回、普及版は刊行いたしませんが、電子版を刊行しました(附録や付きものは除いた本篇のみ)。特装愛蔵版は、仕様にこだわり、かつ、製作部数も少ないので、どうしても高額になってしまいますが、電子版があれば、文章内容に関心のある読者は、安価で読めます。「もの」としての本と「文章内容」としての本の両極となる刊行スタイルですが、ある意味で、「本」というメディアの将来を見据えたものでもあります。
*特装愛蔵版は、残部のみの販売となります。

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目次
随想集 月と歩いた峠路
I 春の情景 山旅の孤独な終り/逢いたくなる木/昆虫の教師との別れ/鳥の内緒話/二度目の勉強/山の春の目覚め/春の小さい命/跳ねる/飛ぶ/泳ぐ/青い鳥/緑と戯れる風/餘韻/夏の情景/森の博物館/闇と光の戸惑い/想い出の薄れない姿/闇の中の声と姿/素朴な知恵の悦び/滝と向き合う時/旅人の悦び/緑の沐浴/雲の歌う晩夏/秋の情景/美しく妖しく咲く/風に与える黄葉ノスリは「鵟」を知らず 天気を予告する雲 この夢をいつまでも/月と歩いた峠路/海と山の段々畑/沈黙の歌/休息の冬の前に/冬の情景 終って行くものの美 花を訪れる鳥の心 苦しそうに揺れた藻 料理の要らない御馳走 蕗の薹の小父さん/冬眠/渡り鳥/交歓の美/雪と光の戯び/幻の兎の悦び
II 花の迷夢/自然を見ること、自然に思うこと/鳥との附合い/葛の花/月の沈黙
III 切符/小鳥のようなお喋り/波との戯れ/果樹園/画帳紛失/踏切/清泉/街道/障碍/目印/誘惑の道/洞窟/水車
IV 山に逢う悦び/敬虔な挨拶/山の日常 岩山の踊り 夢を誘う水音 風の中の遊び/渓谷/時の流れの旋律/去って行く夏/言葉を失った時/渓谷の秘宝/岩/恵まれた孤独/故郷
V 自分と向き合う山/こころのなかの峠を想う/幻の山上の池/寂しく変る信濃/悲喜こもごもの山/臭いから旨い/山での食べもの 或る川原で
VI 郷愁列車/槇有恆さんとの出会い/山への恥らいと感謝/凍る瘦尾根/『八ヶ岳挽歌』を書いた人/『山のABC』との歳月/崩れる山
VII 岩手山を眺めた一日/山に向けた思考 月山/山上の楽園に憩う 尾瀬/残雪の豊かなころ 谷川岳/浅間山恐怖症/旋律の聞こえる山 八ヶ岳/四十年前の記憶 御嶽山/心残りの大山への尾根/別々の富士山/富士の表情 山の素顔 無次元界への誘い 碧い無窮 優しく厳しい姿 無言劇 終熄の美
別冊附録 「DRAWING BLOCK 1956 Sept. 蓬峠・大源太・巻機山」


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特装愛蔵版仕様(限定250部)
三折畳紙 表 GAコットン貼(白茶)一色刷 箔押二色
裏 まんだら(きなり)一色刷
本篇 造本 四六判厚表紙 角背 麻布貼 箔押一色 三方銀 花布・望月A49
見返用紙 まんだら(きなり)四色刷
本扉用紙 まんだら(きなり)二色刷
本文用紙 淡クリーム琥珀N 一色刷
奥附用紙 ストラスモアライティングレイドN(きぬ白)一色刷
―串田孫一篆刻 朱印押
附録 表紙 ファーストヴィンテージ(ベージュ)四色刷
本文用紙 グラフィーCoC(ホワイト)四色刷×二色刷

串田孫一 くしだ・まごいち
1915年、東京市芝区生まれ。詩人、哲学者、随筆家。1938年、東京帝国大学哲学科卒。中学時代から登山を始まる。1955年、最初の山の本『若き日の山』を上梓、1958年、尾崎喜八らと山の文芸誌『アルプ』を創刊、1983年に終刊するまで責任編集者を務めた。詩集『羊飼の時計』(1953)、『山のパンセ』などが主著。 2005年没。

特装愛蔵版『随想集 月と歩いた峠路』
串田孫一 著
2015年11月12日 発行(奥付発行日)
本編:四六判厚表紙 角背 麻布貼 272ページ
250部限定エディションナンバー入り
付きもの:三折畳紙、付録、保護用外箱
定価:本体18000円+税(送料1000円別途)
ISBN978-4-635-17184-7

ご購入お申込・お問合せは下記へお問合せ下さい。
山と溪谷社串田孫一特装本担当
TEL03-6744-1900
または
info@yamakei.co.jp
*本書は、原則、書店流通しておりません。
*残部のみの販売となります。

電子版『随想集 月と歩いた峠路』
*本編のみ。精興社書体再現のため固定レイアウト
2016年4月下旬刊行
基準価格:本体1500 円+税
主要電子書籍ストアで販売予定。

【山と溪谷社】 リンク
1930年創業。月刊誌『山と溪谷』を中心に、国内外で山岳・自然科学・アウトドア等の分野で出版活動を展開。さらに、自然、環境、エコロジー、ライフスタイルの分野で多くの出版物を展開しています。

【インプレスグループ】 リンク
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:関本彰大、証券コード:東証1部9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「モバイルサービス」を主要テーマに専門性の高いコンテンツ+サービスを提供するメディア事業を展開しています。

【本リリースについてのお問い合わせ先】
株式会社山と溪谷社 担当:勝峰
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング
TEL03-6744-1911 メールinfo@yamakei.co.jp

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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