現代建築の名人、I・M・ペイ氏が99歳の誕生日を祝う

NYR.com 2016年04月25日 19時10分
From 共同通信PRワイヤー

現代建築の名人、I・M・ペイ氏が99歳の誕生日を祝う

AsiaNet 64218(0508)

【ニューヨーク2016年4月25日PR Newswire=共同通信JBN】
NYR.com(リンク )-世界的に有名な建築家であるI・M・ペイ氏は4月26日に99歳の誕生日を祝う。

イオ・ミン・ペイ氏は1917年、中国・広州で成功した銀行家の息子として生まれた。建築を学ぶためにニューヨークに移り、1955年に最初の建築事務所を開いた。

香港の中国銀行香港支店やパリのルーブル美術館のピラミッドの設計で有名になった。作品の多くは米国にあり、ニューヨーク57番街のフォーシーズンズホテル、ボストンのジョン・F・ケネディ図書館、ワシントンのナショナルギャラリー東館、クリーブランドのロックの殿堂などがある。これらの脚光を浴びた建築物は力強く、並外れた明晰さを印象付けている。

I・M・ペイ氏が手掛けた唯一の高級集合住宅であるマンハッタン中央部の西56番街33番地にあるセンチュリオン・コンドミニアム(The Centurion Condominium)は、2008年にPei Partnership Architectsでペイ氏の息子たちとの協力で設計されたものである。

センチュリオン・コンドミニアムは、ニューヨークの高級集合住宅の中で最も建築学的に特筆すべき、他に例を見ない物件の1つである。壮大なペントハウスを除き、ほとんどが売り切れている。販売仲介を独占しているNew York Residence, Inc.のトーマス・ガス氏は「それ以外でも転売の物件が時々出回ることがある。価格は250万ドルちょうどから」と話している。

物件のアメニティーとしては24時間サービスのコンシェルジュ、ドアマン、フィットネスセンター、それに豪華なロビーの一部にはウォーターフォールもある。

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I・M・ペイ氏はこの建物に個人的に思い出深いものがある、と語っていた。プロジェクトとその立地場所に個人的なコネクションがあるからだ、という。センチュリオンはセントラルパークや5番街の高級品店まで歩いていける距離にある。

存命の建築家の中で最も称賛されているペイ氏は世界にわたる革新的な建築の仕事の70年間を回顧し、「ニューヨークはいまだに世界中で一番エキサイティングな街だ。それは生命と共に鼓動する。そして建築は生命を写す鏡である」と語っている。

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ソース:NYR.com

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