UAEの降水強化科学研究プログラムへの関心の高まり:第2期に398人の科学者から91件の事前提案
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アブダビ(アラブ首長国連邦)、2016年4月20日/PRニュースワイヤー/ --
アラブ首長国連邦副首相・大統領府大臣のシェイフ・マンスール・アル・ ナヒヤーン殿下は、乾燥・準乾燥地域の降雨量を増やし、水の安全保障推進を目指すUAE降雨強化研究プログラムが世界中から高い関心を集めていることを称賛しました。
(写真: リンク )
同プログラムには、45か国、180の研究機関に所属する研究者398人から91件の提案が寄せられました。オーストリア、アゼルバイジャン、べラルーシ、ベルギー、カナダ、コロンビア、エジプト、グルジア、ハンガリー、メキシコ、カタール、サウジアラビア、セルビア、スウェーデン、トルコのような国々のアカデミー会員など、広範な地域から参加しています。
プログラムの進展を称賛するなかで、シェイフ・マンスール・アル・ ナヒヤーン殿下は、「UAEは水の安全保障という重要課題に対処する代替手段を見つけるため、引き続き世界の一流の研究者たちの連携を促進します。UAEの降水強化科学研究プログラムは、降水強化科学の分野における世界的な科学共同研究、イノベーションおよび卓越性の拠点として台頭しつつある同国のコミットメントの表れです」と述べました。
殿下はまた、「この取り組みに集まった世界の注目は、科学研究を国のイノベーション戦略の柱と考えるUAEのリーダーシップを実証するものです」と付け加えています。
今年の91件の事前提案のうち、米国が16件でトップを占めており、11件のUAEがこれに続きます。他にロシア、インド、英国がそれぞれ7件、5件、4件の僅差でこれを追い、さらにドイツ、イタリア、エジプトが続きます。
今後数か月かけて国際審査委員会が提案を審査します。一次選考に残った候補者は5月17日に発表されます。本提案の提出締め切りは、2016年8月17日午前零時です。
第1期募集では、151の研究機関に所属する34か国325人の科学者が、プログラムに参加しました。村上、ゾウ、ウルフマイヤーの各教授率いる日本、UAE、ドイツの研究チームが第1期の受賞者に選ばれました。
UAE降水強化科学研究プログラムについて
UAE大統領府の取り組みであり、国立気象地震センター(NCMS)が監督するこのプログラムでは、3年間にわたって付与される500万米ドルの助成金を、2段階の成果評価で選ばれ入賞した最高5件の研究提案で分配します。
ソース: UAE降雨強化科学研究プログラム
(日本語リリース:クライアント提供)
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