大阪府、箕面市、北大阪急行電鉄株式会社、阪急電鉄株式会社では、北大阪急行線の延伸事業(千里中央駅~(仮称)新箕面駅)に取り組んでおります。これまで、平成27年12月10日に、大阪府及び箕面市において都市計画決定を行い、同年12月25日に、北大阪急行電鉄が国から鉄道事業法に基づく「第一種鉄道事業の許可」及び軌道法に基づく「軌道事業の特許」を取得するなどの手続きを進めてまいりましたが、本日、開業目標、整備費とその負担等について、関係4者で基本協定を締結いたしました。
概要は以下のとおりです。
延伸線の概要
1.延伸区間 千里中央駅~(仮称)箕面船場駅~(仮称)新箕面駅
2.路線延長 約2.5km
3.設置予定駅 (仮称)箕面船場駅:大阪府箕面市船場東3丁目付近
(仮称)新箕面駅:大阪府箕面市西宿1丁目付近
4.開業目標 2020(平成32)年度
5.整備主体 箕面市及び北大阪急行電鉄
6.営業主体 北大阪急行電鉄
費用負担割合
整備費 概算金650億円(建設費600億円、車両費50億円)
・建設費の負担割合
北大阪急行電鉄[A](受益相当額 80億円)
国[B]((建設費-A)/2)
大阪府[C](建設費/6,100億円上限)
箕面市(建設費-(A+B+C))
・車両費の負担割合
国と箕面市が折半して負担
今後の予定
・4月から、都市計画事業認可や鉄道事業法及び軌道法に係る工事施行認可など工事着手に向けた手続きを進めます。
・8月頃から、(仮称)新箕面駅の予定地となるかやの中央駐車場を解体するほか、千里中央駅から(仮称)新箕面駅にかけての新御堂筋沿いで、鉄道の整備に支障となる水道管・ガス管の移設などの準備工事を開始します。
・秋頃から、鉄道の整備工事に本格的に着手する予定です。
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