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苫小牧CCSプロジェクト、日本の技術のリーダーシップを示す

グローバルCCSインスティテュート 2016年03月18日 16時31分
From 共同通信PRワイヤー

苫小牧CCSプロジェクト、日本の技術のリーダーシップを示す

AsiaNet 63821(0353)

【メルボルン(オーストラリア)2016年3月18日APPメディアネット・インターナショナル=共同通信JBN】炭素回収・貯蔵(CCS)技術は18日、日本初の完全統合型のCCSプロジェクトが北海道南西部の苫小牧地域にオンラインで登場したことにより、新たな飛躍を遂げた。

石油精製所の水素生産装置からの二酸化炭素(CO2)は、圧縮とそれに続く海洋地層への注入の前に、回収、純化される。

The Global CCS Institute(グローバルCCSインスティテュート)は、苫小牧CCSプロジェクトの開始を歓迎し、日本初の統合型CCS施設が首尾よく完成したことについて日本政府を祝福した。

Global CCS Instituteのブラッド・ページ最高経営責任者(CEO)は「日本は世界の舞台で優れたリーダーシップを示した。世界の15の実用的な大規模CCSプロジェクトの幾つかは、日本の技術を含めることで可能になった」と語った。

「有力な産業パートナーと緊密に連携することにより、日本政府の協力は、世界中のCCSプロジェクトが重要な技術を開発している日本企業の専門技術と経験から確実に恩恵を受けるのに役立っている」

ページ氏は「日本政府、特に経済産業省は、CCSを含む低炭素技術の融合を通じ、気候目標を達成するという現行のコミットメントに対して称賛されるべきである」と語った。ページ氏は、苫小牧CCSプロジェクトは幾つかの理由により世界のCCS産業にとって重要であると述べ、以下のように語った。

「CCSは、地球温暖化の影響を2度以内に制限するという国際的に合意された目標を達成するために必要とされる全体的な技術融合の一部として、果たすべき極めて重要な役割がある」

「日本が今、独自の完全統合型CCSプロジェクトの所在地であるということは、非常に適切である。苫小牧CCSプロジェクトの稼働により、3年間にわたり少なくとも年間10万トンのCO2が回収、圧縮、貯蔵される」

「この注目すべき実証プロジェクトは、日本のCCS開発の次の段階を推進するのに役立つ重要な知識を日本に提供する」

ページ氏は「それはまた、同地域の水素生産施設において炭素回収、圧縮、輸送、地質学的貯蔵の技術を使った初の完全統合型プロジェクトでもある。これは工業CCSへの広範な利用を実証するのに不可欠である」

現在、世界の水素の大半は、肥料生産のアンモニア原料として、またはタールサンドとオイルシェールのような重質石油源を軽質燃料に変換するために使用される。

水素はそれ自体、しばしば「クリーン燃料」としてもてはやされている一方で、純粋な水素の自然発生の純粋な水素源はない。

世界の水素生産は、天然ガス、石油、石炭を含む化石燃料に大きく依存している。これらは純粋な水素を生産するために処理される。二酸化炭素は水素の工業生産の避けることのできない副産物である。

▽編集者注意
以下の追加資料は請求に応じて利用可能
*Global CCS Instituteのブラッド・ページCEOとのインタビュー
*The Global Status of CCS: 2015 Summary Reportの英語のコピー
*The Global Status of CCS: 2015 Summary Reportの日本語のコピー
*苫小牧CCSプロジェクトに関する重要技術データ付きの英語のファクトシート

▽Global CCS Instituteについて
Global CCS Instituteは国際的な会員組織である。その目的は、気候変動に対処し、エネルギー安全保障を提供するための重要な技術である炭素回収・貯蔵(CCS)の開発、実証、展開を加速することである。

会員とともに、会員のために働くGlobal CCS Instituteは、専門技術を共有し、知的能力を構築し、アドバイスとサポートを提供することにより、できる限り迅速かつ効率的にCCSの採用を推進している。これにより、この重要な技術は温室効果ガス排出の削減のためにその役割を立派に果たすことができる。

国際的に多様なGlobal CCS Instituteの会員は、低炭素の未来の不可欠な部分としてのCCSに全力で取り組む政府、グローバル企業、小企業、研究機関、非政府組織から成っている。Global CCS Instituteはオーストラリアのメルボルンに本部を置き、ワシントン、ブリュッセル、北京、東京に地域事務所がある。詳しい情報はwww.globalccsinstitute.com を参照。

ソース:Global CCS Institute

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