大阪大学工学研究科、熱電変換デバイス研究にシルバコのVictory 3Dを採用

JCN 2016年03月08日 10時00分
From JCN Newswire


Yokohama, Japan, Mar 8, 2016 - ( JCN Newswire ) - 株式会社シルバコ・ジャパン(以下シルバコ)は、大阪大学大学院工学研究科 電気電子情報工学専攻(所在地:大阪府 吹田市、以下大阪大学)の鎌倉准教授らの研究グループが、熱電変換デバイス研究にシルバコの3次元プロセス・デバイスシミュレータ「Victory 3D」を採用したことを発表しました。

大阪大学では、新材料・新構造・新原理を用いたデバイス・集積システムの実現に向けて、計算物理をベースとして、量子デバイスにおいて原子レベルで発現する物理現象の解明から集積システムの高性能化に至る、幅広い階層をまたぐ研究を行なっています。

大阪大学の鎌倉良成准教授は、次のように述べています。「熱電変換デバイスの3次元デバイスシミュレーションには、効果的なメッシュ形成と精度・収束性に優れた計算ソルバが不可欠です。シルバコのVictory 3Dを活用することでゼーベック効果、ペルチェトムソン効果の解析効率が上がり研究が加速することを期待しております。」

シルバコのジェネラルマネージャである古井芳春は、次のように述べています。「大阪大学にシルバコのTCADソフトウェアが採用されたことを大変うれしく思っています。シルバコのTCADソフトウェアは、高度なメッシュ、高精度なソルバ、そして大規模構造のための並列処理が要求されるチャレンジングな領域で広く採用が進んでいます。今後も各大学や研究機関と連携し、技術革新に貢献できるよう製品の機能向上に努めてまいります。」

概要:株式会社シルバコ・ジャパン

株式会社シルバコ・ジャパンは、1989年に現在のSilvaco, Inc.の日本支社として設立、1995年に日本法人として登記されました。シルバコ・ジャパンは、日本のTCADおよびEDAソフトウェア業界におけるトップ・カンパニーを目指し、技術サポートと営業の強化、研究開発環境の拡充に全力をあげています。本社を横浜ランドマークタワーに置き、京都オフィスとともに充実したサービスを展開しています。
www.silvaco.co.jp

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