logo

SIR-Spheres(R)のY-90樹脂微小球療法結果は患者の年齢に関係なく類似との研究発表

Sirtex Medical Limited 2016年01月25日 14時33分
From 共同通信PRワイヤー

SIR-Spheres(R)のY-90樹脂微小球療法結果は患者の年齢に関係なく類似との研究発表

AsiaNet 63137

シドニー、2016年1月25日/PRニュースワイヤー - FirstCall/--

606人の患者を対象にしたMORE研究サブグループ分析で、肝臓有性転移性大腸がん(mCRC)の高齢者患者(70歳以上)と超高齢者患者(75歳以上)の転帰を調査

Sirtexが本日行った報告によると、昨年末にジャーナル『Clinical Colorectal Cancer』で発表された、米国の11の医療センターで実施された、SIR-Spheres(R) Y-90樹脂微小球療法を受けた転移性大腸がん(mCRC)患者606人を対象にしたMOREデータでの新分析では、患者の年齢が適切なSIR-Spheres (R)Y-90樹脂微小球療法の妨げにはならないことが確認されました。

     (ロゴ: リンク )

主要研究著者である、Sarah Cannon Research Institute放射線腫瘍学リサーチ部門部長アンドリュー・S・ケネディ医学博士は次のように述べています。「MORE研究から得られたデータ分析により、年齢だけを理由に、SIR-Spheres(R) Y-90樹脂微小球療法の検討や治療から患者を除外するべきではないことが確認されました。mCRC高齢者患者は、強力な全身治療をあまり受けていない傾向にあるため、選択的体内照射療法や放射線塞栓療法での肝腫瘍局所療法によって、この年齢集団への恩恵は増すでしょう。この患者集団に対して最も効果的な治療を判断し、転帰を改善するために研究を続けるつもりです。」

今回のMORE分析では、606人の患者集団は、治療時70歳未満だった446人の患者と70歳以上だった160人の患者に区分されました。また、75歳以上だった90人の超高齢者のデータは個別に分析されました。若年者群、高齢者群、超高齢者群の平均年齢は、それぞれ55.9±9.4歳、77.2±4.8歳、80.2±3.8歳でした。研究者は、患者の年齢に関係なく、ベースライン特性は類似する傾向があることを発見しました。

しかし、高齢者患者は、原発腫瘍(異時性腫瘍)とは同時発症しなかった肝転移の可能性が高い(P値< 0.001)、あるいは、原発腫瘍に対して手術を受けた傾向が高い(P値= 0.009)傾向にありました。高齢者患者はまた、化学療法治療をあまり受けていない(P値= 0.036)、あるいは全く受けたことがない(P値< 0.00)傾向にあり、診断から放射線塞栓療法までの期間が長い(P= 0.01)傾向にありました。加えて、高齢者患者では、放射線塞栓療法を2回以上受けることは少ない傾向にありました。

全生存率は、高齢者(9.3か月)と若年者(9.7か月)を比較すると、統計的に同じ(P値= 0.335)でした。また、治療後90日間における、より重篤あるいは重症度3以上のイベント(P値=0.482)を含むあらゆる重症度の有害事象(P値= 0.433)は、年齢に関係ありませんでした。注目すべきは、胃腸の副作用に関しては、若年者患者より高齢者患者における報告が少なかったということです。

類似のプロファイルも75歳以上の患者と75歳未満の患者間の比較で観察されました。全生存率の平均値は、後者の9.6か月と比べて前者は9.3か月(P値=0.987)であり、治療後90日間の重症度3以上の有害事象(P値=0.398)においても全ての有害事象(P値=0.158)においても有意差は見られませんでした。

SIR-Spheres Y-90 樹脂微小球について
SIR-Spheres Y-90樹脂微小球は、大量の標的を定めた線量の放射線を直接肝臓腫瘍に照射する選択的な内部照射療法(SIRT)または放射線塞栓療として知られるインターベンショナル・ラジオロジー治療で使用される医療機器です。処置はそれぞれ人毛と直径が同じくらいの数千万のY-90被覆樹脂粒子で構成されています。インターベンショナル・ラジオロジストは、鼠径部に切開を施し、大腿動脈よりカテーテルを通してこれらの樹脂粒子またはマイクロスフェアを注ぎます。SIR-Spheres Y-90樹脂微小球が肝腫瘍を取り囲む毛細血管に詰まり、大量の短距離(2.5ミリメートル、最大11ミリメートルを指す)ベータ放射線を健全な肝臓組織には影響を及ぼさないで肝腫瘍に照射します。低比重のY-90樹脂微小球により、血流が肝腫瘍周りに放射能を均等に供給することができます。

SIR-Spheres(R)樹脂微小球は、オーストラリア、米国(FDA PMA認定)、EU(CEマーク)、アルゼンチン(アルゼンチン医薬品食品医療技術管理局)、スイス、トルコの他、インド、シンガポール、香港などのアジア数か国で使用が認められています。加えて、SIR-Spheres(R)樹脂微小球は、ニュージーランド、マレーシア、タイ、台湾、イスラエルなどで供給されています。
SIR-Spheres(R) Y-90樹脂微小球は、米国において、フロクスウリジンを使用した肝内動脈化学療法を併用した原発性大腸がんの切除不能転移性肝腫瘍治療に使用されています。SIR-Spheres(R) Y-90樹脂微小球は、オーストラリア、EU,アルゼンチン、ブラジル、およびインドやシンガポールなどのアジア諸国では、手術不可能な肝腫瘍の治療に用いられています。

Sirtexについて
Sirtex Medical Limited(オーストラリア証券取引所:SRX)は、オーストラリアに拠点を置く医療ビジネスで、がん患者の転帰改善に取り組んでいます。当社の主要製品は、SIR-Spheres Y-90樹脂微小球と呼ばれる、肝臓がんに対する標的放射線治療です。30か国以上の900を超える治療センターにおいて、肝臓がん患者を治療するために、これまでに5万5千回以上の投与が行われています。詳細情報は、リンク でご覧になれます。

SIR-Spheres(R)は、Sirtex SIR-Spheres Pty Ltd.の登録商標です。

Sarah Cannon Research Instituteについて
Sarah Cannon Research Instituteは、ホスピタルコーポレーション・オブ・アメリカ(HCA)の世界的な癌研究所であるSarah Cannonの調査部門です。患者に対する治療促進に重点を置く世界有数の臨床研究組織の1つであり、米国および英国における1,000人以上の医師からなるネットワークを持つ関連組織を通してコミュニティベースの臨床試験を行っています。Sarah Cannonは、1993年の開始以来、約200件のファースト・イン・ヒューマン臨床試験を主導しており、過去10年で認定されたがん治療の約80%における臨床試験リーダーとなっています。さらに、Sarah Cannonは、請負調査組織を通して、薬品開発や企業スポンサー、および戦略的研究者拠点に向けて管理、規制などの研究支援サービスを提供しています。詳細情報は、sarahcannon.comをご覧ください。

参照文献: 2015年11月2日発行『Clinical Colorectal Cancer』、Kennedy AS、Ball DS、Cohen SJおよびその他著書による 「切除不能肝臓有性大腸がんの高齢者患者(70歳以上)と若年者患者における肝動注塞栓療法の安全性と有効性」; ePub doi: 10.1016/j.clcc.2015.09.001.
200-EUA-0116

情報源:Sirtex Medical Limited


(日本語リリース:クライアント提供)


本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。