AWS re:Invent 2015 ~IoTとセキュリティの観点から~

CTC教育サービスはコラム「AWS re:Invent 2015 ~IoTとセキュリティの観点から~ 」を公開しました。

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 こんにちは、デジタルサポート大喜多です。
今年もラスベガスでAWS re:Invent 2015が開催され、多くの新サービス/アップデートの発表がありました。そのうち気になったものについていくつかご紹介したいと思います。

AWS IoT
IoTは今最も注目を浴びているサービスカテゴリのひとつであり、各社とも力を入れている分野ですが、AWSも例外ではありません。

以下はIoTのアーキテクチャを図式化したものですが、今回発表されたAWS IoTでは①データ取得と②データ集約の一部を担います。

fig01

1. データ取得
各種デバイスからデータを取得するためのインタフェースを提供します。AWS IoTではメッセージブローカーと呼ばれるコンポーネントがデバイスからのデータ取得を行います。デバイスからの通信は認証と暗号化によって保護され、メッセージブローカーはMQTTまたはHTTP1.1でデバイスと通信を行います。

2. データ集約
メッセージブローカーが受け取ったデータは、ルールエンジンと呼ばれるコンポーネントによって変換され、DynamoDBやS3、LambdaやKinesis Streamなど各種AWSのサービスにルーティングされます。

Amazon QuickSight
先ほどのIoTアーキテクチャの中でいいますと、④データ活用に相当する部分を担う、AWS製のクラウドベースBIツールです。ビジネスインテリジェンス(英: Business Intelligence、BI)とは、経営・会計・情報処理などの用語で、企業などの組織のデータを、収集・蓄積・分析・報告することで、経営上などの意思決定に役立てる手法や技術のこと全般を指します。AWS内部のデータソースのビジュアライズが簡単にできるようになっており、データの見える化を支援するものとなっています。また具体的な事例は出ていないものの、サードパーティ製のBIツールとの連携もサポートし、より高度な活用ができるように考慮した設計がなされています。

AWS Inspector・AWS WAF
今回のre:Inventで特に印象に残っているのは、セキュリティ周辺サービスの追加です。AWS InspectorはAWS製のセキュリティ診断サービスで、診断対象のインスタンスにエージェントをインストールしてInspectorを起動し利用します。

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