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ナウキャストと日経、「経済の“今”」を伝える会員向けサービス「NowcaSTats」開始

新物価指数「日経CPINow」を1月から提供

 東大発ベンチャーのナウキャストと日本経済新聞社は共同で、経済統計の会員向けサービス「NowcaSTats」を2016年1月5日に立ち上げます。第一弾として、 日経・東大日次物価指数を継承・改良した新物価指数「日経CPINow」を配信します。




株式会社ナウキャスト(本社:東京都文京区、 代表取締役社長:赤井 厚雄、 以下「ナウキャスト」)と株式会社日本経済新聞社(本社:東京都千代田区、 代表取締役社長:岡田 直敏、 以下「日経」)は共同で、2016年1月5日に経済統計の会員向けサービス「NowcaSTats」を立ち上げます。「NowcaSTats」は「経済の“今”を知る(Nowcast)」ことを可能にする「経済統計(Stats)」を提供する新サービスです。第一弾として、 日経・東大日次物価指数を継承・改良した新物価指数「CPINow」(*1)を配信します。

*1 ナウキャストは新物価指数を「日経CPINow」の名称で配信します。

ナウキャストと日経は新サービス「NowcaSTats」を2016年1~3月まで無料体験して頂けるトライアル会員を募集中です。

トライアル会員のお申し込みはこちら リンク


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【NowcaSTatsとは?】

「NowcaSTats」は「経済の“今”を知る(Nowcast)」ことを可能にする「経済統計(Stats)」データベースサービスです。

経済統計は、 政策当局や金融機関あるいは事業会社において政策や投資の重要な判断材料として広く活用されています。しかし、 経済統計の多くは調査時点から公表時点まで一定のタイムラグが存在するため、 将来の予測はもちろん、 現状を知ることも非常に難易度の高い作業となっています。

「NowcaSTats」は、 ビッグデータと呼ばれるリアルタイムに蓄積されるデータを活用し、 リアルタイムの経済統計を開発・配信する統計データベースです。2016年1月のサービス開始時点では、 日経・東大日次物価指数を継承・改良した新物価指数「CPINow」を配信します。

なお、 これに伴い、東京大学渡辺努教授(ナウキャスト創業者・技術顧問)の研究室では、 日経・東大日次物価指数の更新を2015年末に停止する予定です。


【CPINowとは?】

「消費者物価指数」(以下「総務省CPI」)は総務省統計局が公表する国の公式統計であり、 経済動向を指し示すものです。総務省CPIは、 日本銀行もその前年比を物価目標に設定するなど、 我が国を代表する物価指標ですが、 調査日と公表日までに約1カ月半のタイムラグがあるという点や、 各品目の価格に関するウエイトを5年間固定する「固定ラスパイレス算式」を採用しているため、 消費者のライフスタイルの変化を機動的に把握しづらいという課題もあります。

こうした中、 2013年5月から公表を開始した日経・東大日次物価指数は、 販売価格と販売数量のデータをリアルタイムで計測するPOSデータを原データとして活用することで、 ある日の物価を翌々日に公表するシステムを整備し、 消費スタイルの変化を反映した「トルンクビスト指数」を採用して、 速報性・精度の大幅な向上を果たしました。日経・東大日次物価指数の後継に当るCPINowは、 これらの強みを引き継ぎつつ、 日経・東大日次物価指数が課題としていた調査対象の店舗数を2倍以上に増やす(300店舗→800店舗)ほか、 配信系列も総合や品目別に留まらず、 様々な系列を配信します。


【CPINowが配信する系列の詳細】

CPINowでは、 日経・東大日次物価指数から大幅に配信系列を拡充し、 系列本数は1500本数以上(予定)となります。具体的には、 日経・東大日次物価指数の作成方法を引き継ぐ「CPINow・T指数」を配信するほか、 総務省CPIを予測したい、 というニーズに答える「CPINow・S指数」を配信します。また、 CPINow・T指数の派生形として、 特売効果を除くレギュラープライスの価格動向を示す系列や売上高の動向を示す系列など様々な系列を配信します。

なお、 CPINowでは、 サービス開始の2016年1月以前の過去データについても配信する予定です。


(1)CPINow・T指数

指数理論上、 最も望ましいトルンクビスト(Törnqvist)算式を用いて、 より真実(True)に近づいた消費者物価指数(CPI)の構築を目指す指数です。Törnqvist算式を導入する上では、 毎調査時点の販売価格に加え、 販売数量のデータを収集することが課題となりますが、 POSデータの活用によりこれを解決しています。また、 前身である日経・東大日次物価指数と同様に購買取引が行われた日の翌々日までにデータを収集し、 物価指数を作成・公開し、 高い速報性を実現しています。調査対象の店舗数は800店舗以上(日経・東大日次物価指数は300店舗)、 商品数はスーパーで扱われる日用品や食料品30万点に及びます。調査対象のカバー店舗数、 商品数は、 データソースの開拓を進め、 拡大を図っています。

また、総合指数のほか、 ユーザーのより深い分析を可能とする様々な系列を公表します。代表的な系列としては、 特売を除いた物価の基調を捉えるモード(最頻値)指数、全国のスーパーの売上高の動きを示す売上高指数などです。


(2)CPINow・S指数

総務省CPIを予測したい、 というニーズに対応するため、 総務省CPIと同様の指数算式(ラスパイレス算式)、 銘柄選定基準を採用した指数です(*2)。総務省CPIがある月の指数を翌月後半に公表するのに対して、 CPINow・S指数は当月の結果を当月中に公表します。採用する指数算式がラスパイレス算式であるため、 毎調査時点の販売数量を収集する必要がありません。従って、 POSデータなどCPINow・T指数と共通のデータソースのみならず、 インターネット上の販売価格等のデータも活用可能であり(こうしたデータ収集方法をWeb-Scrapingと呼びます)、集計対象の品目をCPINow・T指数より拡大できる利点があります。

*2 算出方法は渡辺努(ナウキャスト創業者・技術顧問)と今井聡(同CTO兼チーフアナリスト)が2015年5月のCPI国際会議(Ottawa Group Meeting 2015)で公表した論文“Replicating Japan’s CPI Using Scanner data’’をベースに独自に拡張を行いました。
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本件に関するお問い合わせ


株式会社ナウキャスト
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(オフィス)〒101-0047
東京都千代田区内神田2-2-1鎌倉河岸ビル6階
Tel:03-5244-4960
E-mail: nowcastats@nowcast.co.jp
担当:辻中 仁士

プレスリリース提供:PRTIMES リンク

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