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5カ国30億人の健康的な食事の指針を比較

SICS, Societa Italiana di Comunicazione Scientifica e Sanitaria 2015年12月07日 14時59分
From 共同通信PRワイヤー

5カ国30億人の健康的な食事の指針を比較

AsiaNet 62758(1585)

【フィレンツェ(イタリア)2015年12月7日PR Newswire=共同通信JBN】SINU(La Societa Italiana di Nutrizione Umana)はオーストラリア、中国、インド、米国、イタリアのトップ栄養専門家がそれぞれの指針とそれを科学的に発展させるために採用している方法論について討議する前例のない会議である「食料と食事:伝統を革新する(Foods and diet: innovating tradition)」ワークショップで第36回全国会議を開会した。

(Photo: リンク

個別の食料品の健康効果を詳しく伝えるメディアの周期的な報道は一般の人の間に混乱をもたらしかねない。赤身肉、サラミ、砂糖、ミルク、グルテンなどの食品、それに今ではコーヒーなどのホット飲料はすべて有害性と関係づけられている。SINUのフリオ・ブリゲンティ会長は「科学的データの確実性は別にしても、食事全体を考慮せずに1つの栄養素や食品に集中しているので、特にコミュニケーションや教育的な面で、これは正しくないアプローチである。この『還元主義』には懐疑的になるべきであり、われわれが消費するすべての食料、それにわれわれのライフスタイルを考慮したバランスのとれた食事への教育的アプローチを採用すべきである」と説明している。

オーストラリアの機能的食品科学局、アデレード大学から参加したロバート・ギブソン氏は「特別な医学的禁忌がない場合、1つの食品を『悪い』食品として区分し、特定の食品を厳密に禁止するのは、特に若者のような年齢グループの間では最初の反応が禁止に違反することになるだろうから、おそらく反生産的である」と付け加えている。

イタリアの指針を作成する研究機関であるCrea-Nutの栄養学者であるローラ・ロッシ氏も、「それ自体がよい成分だとか悪い成分だというようなものはない。よい野菜を悪い動物性食品、ヤシ油と比べたり、砂糖を何かと比べたりすることには同意しない。部分はそれ自体では必ずしも健康的ではない。それはつまり食事をつくり出すものなのである」と主張している。

ミネソタ大学で栄養学を教えているジョーン・スレービン氏は「単一の食品に対する厳密なアプローチは、特に栄養の必要が人生の段階を通じて非常に異なっていて、すべての年齢で重要な脂肪、砂糖、塩などの栄養素に限定するのが難しいので、正しくない」と述べている。同氏によると、栄養勧告は最もしっかりした科学的証拠に確実に基づいていることが基本である。

砂糖に関する指針の最近の修正で、世界保健機関(WHO)は消費量を毎日の総カロリー摂取量の10%以下に制限することを勧告したが、さらに5%(言い換えれば25グラム/ティースプーン6杯)以下に減らすことを望んでいる。ブリゲンティ会長は「5%勧告は質の高い科学に基づいてはいないが、リスク管理の明白な例であり、言い換えれば研究がわれわれに教えることとは無関係な政治的決定である。WHOの同じ専門家たちは10%勧告には連結された科学的データを使ったこと、5%勧告には質の低いデータを使ったことを認めてさえいる」は語っている。

国際的なワークショップで世界人口の50%を代表する諸国の指針が砂糖10%派で、WHOが提案した5%派ではないことが明らかになった。中国では肥満の増大にもかかわらず砂糖追加量の導入は5%以下である(Euromonitor)。

中国栄養学会のチャン・フアンメイ氏は「わが国の指針では異なる食品を含む多様な食事の重要性を強調している。さらに、異なるカテゴリー、年齢グループ向けに特定の勧告を発表した」と説明している。

討議で明らかになった別の重要なコンセプトはライフスタイルである。ギブソン氏は、身体の運動と健康な食事がどのように協調するかを説明し、相手なしで1人ではそれができないことを説明した。

ソース:SICS, Societa Italiana di Comunicazione Scientifica e Sanitaria


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