ZFS のインターフェース

ヒューマンリソシア株式会社はコラム「ZFS のインターフェース」を公開しました。

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このコラムでは、 よく使われているファイルシステムと ZFS の違いをケーススタディをもとにご紹介していきます。

今までのファイルシステムとは一味違う ZFS を活用して面倒なファイル管理の苦労を減らしましょう!

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名古屋にサテライトオフィスを作ることになり、そのネットワーク構築を担当することになったAさん、本社とのファイル共有をどのように実現するのか悩みます。

「ZFS はどうでしょうか?」

情報システム部へやってきた根久善太の勧めに従い、 Nexenta OS を試してみることにした、Aさん。インストールを無事に終えることができました。

根久は ZFS の機能がブロック単位で示された図を見せました。

「ZFS はアプリケーションプログラムに対して二つのインターフェースを提供します。 ひとつはファイルインターフェースで ZFS ファイルシステムと呼ばれます。もう一つはブロックデバイスインターフェースで ZFS ボリュームと呼ばれます」

「ファイルを読み書きするインターフェースは当然だろうけど、何故ブロックデバイスのインターフェースも提供されるんだい?ハードディスクを直接扱うのとどう違うんだろう」

「ファイルシステムという名前が付いていますけど、ZFS はストレージシステムと言った方が良いかもしれません。物理ハードディスクに近いところではボリュームマネージャ、その上にスナップショットなどの機能が実装されています。アプリケーションからハードディスクと同
じようにアクセスできても中で行われていることが大きく違います」

「………」

根久の言葉が熱を帯びてきました。Aさんはただうなずくだけです。

「ハードディスクだけではスナップショットが使えませんよね。間にZFS が入ればそのようなストレージ機能を使うことができるんです」

「まあ、やってみるか。最初に何をすればいいんだ?」

「まずはストレージプールを作成します。ストレージプールの操作には zpool コマンドを使います」

根久は Nexenta OS にログインしました。

「ストレージプールに置くハードディスクは、ディスクの一部を指定する方法とハードディスク全体を指定する方法があります。ブートするOS 領域を格納するのでなければ、ディスク全体を使う方がいいです。

この方法だと事前にディスクのパーティションを切る必要はありません。 ZFS が EFI ラベルを付けてディスク全体を使うように準備してくれます」

根久はコンソールからコマンドを打ちました。

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