Megaportが新規公募を発表

Megaport 2015年11月25日 13時20分
From 共同通信PRワイヤー

Megaportが新規公募を発表

AsiaNet 62646(1537)

【ブリスベーン(オーストラリア)2015年11月25日PR Newswire=共同通信JBN】主要なソフトウエアベースの弾力的接続のプロバイダーであるMegaportは23日、オーストラリア証券委員会(ASIC)に対し、2500万ドルを募る目論見書を提出し、オーストラリア証券取引所(ASX)に上場を申請した、と発表した。

Megaportは、オーストラリアの有数の技術企業のひとつであり、ベバン・スラッテリー会長によって2013年、急成長する弾力的相互接続サービス市場で世界的なリーダーになるために設立された。

スラッテリー氏は「Megaportはデータセンターとそのクラウドプロバイダーの間の長期的な固定帯域回路の購入を必要としている企業というよりはむしろ、顧客に対し安全かつ専用の高度にスケーラブルな回路、さもなければ、彼らのネットワークとMegaport Fabricと接続された他のネットワークの間の『弾力的相互接続』として知られる回路を提供することを可能にするため、Software Defined Networking(SDN)を使用するプラットフォームを開発してきた。Megaportにより、顧客は長ければ1年、短ければ1日、遅ければ1メガビット/秒、速ければ100ギガビット/秒の弾力的相互接続を提供される」と語った。

Megaportは2014年1月に正式に事業を開始し、現在はオーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、香港の6市場にある34のデータセンターで稼働している。Megaportは2年足らずですでに200以上の実体的顧客を持ち、世界の主要なクラウドサービス・プロバイダーやネットワークオペレーター、コンテンツプロバイダー数社と提携している。MegaportはアマゾンのAWSテクノロジーパートナーであり、マイクロソフトのAzure ExpressRout、Google Cloud Interconnectionのパートナーであり、それぞれのプラットフォームに弾力的相互接続を提供している。

Megaportのデンバー・マダックス最高経営責任者(CEO)は、新規公募(IPO)と計画されたASX上場は同社の国際成長計画における次のステップを示すものだとし「われわれの構想を実現するため、このプラットフォームを既存市場に一層深く拡大し、新たな市場、特に北米、欧州、アジアの重要市場に拡大することを計画している。IPOの下の資本調達は、これらの計画を加速するのに役立つ」と語った。

Megaportは2016年、ニューヨーク、ロサンゼルス、ダラス、シアトル、サンフランシスコ湾岸地帯、トロント、ロンドン、ダブリン、アムステルダム、ストックホルムを含む重要市場の北米と欧州において、45のデータセンターに拡大することを計画している。

マダックス氏は「私は、われわれがSoftware Defined Networkingとクラウドコンピューティングの出現によって引き起こされた革命の中心にいると信じており、これはMegaportにとって途方もなくエキサイティングな時である。われわれは素晴らしいプラットフォームとチームを築き上げた。私はMegaportのプラットフォームを北米と欧州、さらにアジア太平洋地域の既存市場にも拡大することを楽しみにしている」と語った。

会長を務めるスラッテリー氏に加え、Megaportの取締役会にはデンバー・マダックスCEO(元マイクロソフトとLimelight Networks)、非常勤取締役であるドルー・ケルトン(Docusign Asia Pacificマネジングディレクター兼務)、サイモン・ムーア(The Carlyle Groupマネジングディレクター兼グローバルパートナー)の各氏が含まれている。

1.25豪ドルの公募価格により、Megaportは公募完了時には8750万豪ドルの時価総額を持つことになる。公募による収益は、北米と欧州のネットワーク構築を完成させ、これらのネットワークを運用、保守し、増員の販売専門職を雇用し、新たな成長機会の評価を継続するために使用される。

公募は、Morgans Corporate Limitedが全面的に引き受ける。

このIPOの完了によりMegaportの株式は今年12月、ASXで取引を始めることになる。

▽重要公募統計
1株当たりの公募価格 1株1.25豪ドル
公募下での売出株式総数 2000万
公募下での受取総現金収益 2500万豪ドル
公募完了時の発行株式総数 7000万
公募価格での時価総額 8750万豪ドル
見積キャッシュフロー 3350万豪ドル
調整見積キャッシュフローおよび預金残高 2910万豪ドル
公募価格での企業価値 5840万豪ドル

▽重要公募日程
目論見書提出日 2015年11月20日
証券会社公募開始 2015年11月30日
証券会社公募終了 2015年12月8日
公募下での株式割り当て 2015年12月11日
保有取引明細書の発送予定 2015年12月14日
ASXでの株式取引開始予定 2015年12月17日

これらのデータは表示のためだけであり、変更の可能性がある。同社は、主幹事会社との合意により、上記のデータの一部および全部を予告なしに修正する権利を留保する(上場規則および会社法に従う)。

▽追加情報

オーストラリア人居住者のみ

公募は、オーストラリア各州および準州のオーストラリア人居住者に利用可能である。オーストラリア国外の管轄区域における目論見書の配布は、法律により制限される可能性がある。アドバイスを求め、制限を順守すること。目論見書は、公募を行うことが合法ではないどの場所においても、あるいはどの人に対しても、公募ではない。このプレスリリースに使用されている大文字の言葉は、特別の定めのない限り、目論見書においてそれらに付与された意味を持っている。

Megaport Limited ACN 607 301 959は、この文書(公募)において言及された新規公募の下で株式を売り出すエンティティーである。

公募は目論見書の中に入っている。目論見書は、証券会社のMorgans Corporate Limitedと1800-777-946またはwww.megaport.com/investor で連絡を取ることにより、電子的に利用可能であり、取得できる。Megaportの株式を取得するかどうかを決める前に、目論見書をそっくりそのまま読んで、検討すべきである。Megaportの株式を取得したいのであれば、その目論見書に付いている申込書に記入する必要がある。

詳細については、Megaportとその事業についての詳しい情報および公募の詳細、Megaportへの投資に関係する重要なリスクの記載を含んでいる目論見書を読んでほしい。

Megaport Limitedの目論見書は、主幹事会社で引受会社のMorgans Corporate Limitedから、またはMegaportのウェブサイト、www.megaport.com/investor からそれをダウンロードすることによって入手可能である。

詳しいコメント、その他の情報は以下参照。

Megaportに関するメディアの問い合わせ先は以下の通り。
Email: media@megaport.com

WENDY HILL
SAPPHIRE COMMUNICATIONS
PH: +61-427-173-203
EM: wendy@sapphirecommunications.com.au

Megaport Share Offer Information Line
Telephone: Morgans: 1800-777-946(オーストラリア国内無料)
(公募期間の月曜日から金曜日、オーストラリア東部標準時午前9時から午後5時)

▽Megaportについて
Megaportはネットワークとクラウドサービスが相互接続する新手法を生み出し、2014年にサービスを開始した。Megaportは現在、多数の国および大陸にある100以上のネットワークおよびクラウドサービス・プロバイダーに対し、オンデマンドで弾力的接続を提供している。Megaportは2016年、アジア、欧州、北米の拡大を目指し、 世界の数十の主要市場でサービスを提供する。

▽ベバン・スラッテリー氏について
ベバン・スラッテリー氏は、オーストラリアIT・電気通信企業の構築成功の背景があり、地方・州政府でキャリアを開始した。スラッテリー氏は2010年、オーストラリア最大の独立系データセンター・プロバイダーになることを目指してNEXTDC Limitedを創業した。NEXTDCの創業CEOとして、そのASX上場と操業開始を監督した。

現在、NEXTDCはオーストラリアの大都市に展開し、地理的およびITの実力の観点から最大の地域データセンター・プロバイダーになった。スラッテリー氏が2002年に共同創業したPIPE Networksはオーストラリア最大のインターネット相互接続ポイント、第3位の大都市ファイバー・プロバイダーになった。そのファイバーは80のデータセンター、250のTelstraエクスチェンジ、1000以上のビルを結ぶ5都市、1500キロ以上に及んでいる。PIPE Networksは2009年、シドニーとグアムを結ぶ2億ドルの海底ケーブルシステムPipe Pacific Cable 1(PPC-1)を完工した。PIPE Networksは2010年5月、企業価値4億2000万ドルでTPGに売却された。同氏はSuperloop Limitedの会長兼創業株主でもある。

スラッテリー氏はAsia Pacific Data Centre Trustの非常勤役員を務めたことがあり、Swimming Australiaの取締役会にも属していた。スラッテリー氏はセントラルクイーンズランド大学の名誉経営学修士号を保持している。

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ソース:Megaport

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