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ひとつになるとき

ヒューマンリソシア株式会社はコラム「ひとつになるとき」を公開しました。

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朝、駅のホームに電車が来ません。

毎日利用している私鉄の通勤電車が早朝に起きた人身事故のために大きく遅延していたのです。
待ちぼうけかなと考え始めた矢先、最寄り駅に遅れて電車が到着しました。すでに混雑した車内に何とか乗車は出来たものの、今度は間に合うのかが心配になっていました。本日「Ruby入門」コースの登壇が控えているので、お客様がお待ちのため遅れる訳にもいかず少し焦っていたのです。かなり早めに家を出たのですが、既に定刻から三十分以上遅れています。

私は不安を抱えつつもお構いなしに電車はゆっくりと走っていました。不安の一つには、いつもは途中駅で急行に乗り換えるのが常ですが、先の駅にて前の電車がつかえている状況ではどうすべきか判断を迫られていました。

こんな時は先ず落ち着くことが肝要です。気持ちを落ち着かせるために、「エビスビーツ」”EVISBEATS”の音楽を聴くことにしました。楽曲は前回のコラム(「第18回 シャンティシャンティ」)で紹介した坊主(男の子)と鳥の牧歌的な様子を描いた物語を言葉で紡いだ「なんともまぁなんだかな」(歌詞は鴨田潤(イルリメ)作)です。但し、車内アナウンスから流れてくる最新情報を確認するためにイアフォンの片耳は外してあります。

いつもの乗換駅に近づいてくると、車掌さんのアナウンスが聴こえてきました。

「わたくしの見たところ、後から来ます急行電車は非常に混雑している模様です。次の駅にて下車されましても急行へのお乗り換えができない場合が御座いますので、この電車を引き続きご利用頂くのをお勧めします。終点の新宿までの到着時間はさほど変わりません。引き続きご乗車になられますようお勧めさせて頂きます。」

車掌さんの主観を交えた的確な情報提供に感嘆しつつ、彼のお勧めに従うことにしました。車掌さんを信じて判断を委譲したのです。車掌さんのアナウンスは断続的に続きます。駅に到着すると、

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