高機能な次世代ファイルシステム「ZFS」って

コアマイクロシステムズのマーケティングアドバイザーである吉政忠志氏がキーマンズネットで連載しているストレージコラムが公開されました。

「高機能な次世代ファイルシステム「ZFS」って」

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このコラムでは、「意外に知らないストレージの基礎を確認」というタイトルで書いていきます。さて、今回は「そもそもZFSって?~高機能な次世代ファイルシステム~」です。

「ZFS」とは?

「ZFS」という言葉を聞いたことがありますでしょうか?

「ZFS」を知っている方はストレージにある程度見識がある方かもしれません。「ZFS」はZettabyte File System の略で、Oracle SolarisやNexentaStorなどで実装されている128ビット・アドレッシングを特徴とするファイルシステムです。Solaris (SunOS) で用いられてきた Unix File System (UFS) の次世代ファイルシステムと位置づけられています。様々なメリットがあり、注目されている「ZFS」ですが、主な特徴を上げると以下になります。

1)ZFSはトランザクション型のファイルシステムで常にデータの一貫性が保たれる
2)重複しているデータについては参照のみが記録されるため、スナップショットやクローンによって無駄に容量が増えることがない
3)インターフェースや速度が違う多種多様なストレージ装置を一括管理することができる
4)プール内は信頼性やアクセス性能を高めるRAID構成にすることができ、RAID 0やRAID 1、RAID 1+0(RAID 10)、RAID 5を拡張した独自のRAID-Z、RAID 6を拡張した独自のRAID-Z2などを設定することができる
5)チェックサムによりデータとメタデータが保護される
6)システムを停止することなく容量を増やすことができる
7)可能な限りリソースを使うよう実装されているため、ハードウェア投資が無駄なく性能に反映される

(この続きは以下をご覧ください)
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