CGAPが10周年記念フォトコンテストの勝者発表

CGAP 2015年10月28日 10時21分
From 共同通信PRワイヤー

CGAPが10周年記念フォトコンテストの勝者発表

AsiaNet 62309(1397)

【ワシントン2015年10月27日PR Newswire=共同通信JBN】CGAP(貧困層支援協議グループ)は27日、2015年フォトコンテストの大賞にインドのスジャン・サンカル氏が選定されたと発表した。「Paddy Cultivation(水田耕作)」と題された大賞写真は、77カ国の3300を超える応募作品から、息をのむ構成、没入できる表現によって選ばれた。この写真はインド・西ベンガル州の水田の農民を示し、コンテストの主要テーマのひとつ「小規模農家とその家族」をとらえている。審査団の3人はサンカル氏の写真について、家族の暮らし、住まい、どうやって生活を支えているかを象徴していると評した。

インタラクティブなマルチメディア・ニュースリリースは以下で体験できる。
リンク

入賞した全27作品は以下のオンライン・フォトエッセーから見ることが可能である。
リンク

世界には正規の金融サービスを利用できない20億人の人々がいる。毎年のCGAPフォトコンテストはここ10年、金融システムからほぼ締め出されている人々の苦労と成功を記録するよう努めてきた。CGAPのサイード・グレタ・ブル最高経営責任者(CEO)は「われわれはフォトコンテストによって、働く貧困層が直面する弾力と課題をはっきり目に見える形で示すことができる。それは金融包摂とわれわれの仕事を明示している」と語った。

2015年CGAPフォトコンテストは、金融包摂の促進に役立つ4つの主要分野で応募を呼びかけた。(1)デジタル金融サービス・モバイルバンキング(2)女性の金融サービス利用(3)小企業向けマイクロファイナンス(4)小規模農家とその家族-である。

審査団はワシントン・ポスト紙のフォトブログ「In Sight」のフォトエディター、ニコル・クラウダー氏、ヒユーマン・ライツ・ウォッチの副ディレクターで受賞歴がある写真家のコリーン・ダフカ氏、アメリカン大学写真プログラム部長のリーナ・ジャヤスワル准教授で構成されている。

激しい競争プロセスを経て、審査団はほかに2人のファイナリスト、テーマ別、地区別の勝者、佳作を選定した。中国のリミン・カオ氏の写真「Fishing with a Net(網を使う漁業)」はその美しいフレーミング、独特の柔らかさ、ムーブメントの喚起によって2位を獲得した。3位を受賞したのはインドのプラナブ・バサク氏で、審査団は一致して、その作品「Hands for Freedom(自由を求める手)」は「撮影が難しい」愛のエッセンスをとらえたと述べている。

「ピープルズ・チョイス」賞はオンラインで200票以上を集めたインドのスジャン・サンカル氏の「Farming Lady(農業に従事するレディー)」に決まった。

2015年大賞の受賞者には写真機材用の商品券2000ドル分が与えられ、大賞写真はニューヨーク市・タイムズスクエアのジャンボトロン上に展示される。

▽大賞受賞者およびファイナリスト
*大賞:Paddy Cultivation(水田耕作)-スジャン・サンカル(インド)
*2位:Fishing with a Net(網を使う漁業)-リミン・カオ(中国)
*3位:Hands for Freedom(自由を求める手)-プラナブ・バサク(インド)

▽テーマ別勝者
*デジタル金融サービス・モバイルバンキング:Happy Vendor(幸福な行商人)-スブラタ・アドキカリ(インド)
*女性の金融サービス利用:Creating the Creator(創造者の創造)-プラタメシュ・ビノード・ガデカル(インド)
*小企業向けマイクロファイナンス:Sari Spider(サリーのクモ)-タチアナ・シャラポワ(ロシア)
*小規模農家とその家族:Work in Mountains(山の労働)-タチアナ・シャラポワ(ロシア)

▽地区別勝者
*東欧・中央アジア地区:Tomato(トマト)-ブレント・スベルク(トルコ)
*東アジア太平洋地区:Overcoming Sandhill(砂山を越えて)-ル・ミン・コク(ベトナム)
*中南米カリブ海地区:Eleuterio the Hairdresser(理容師のエレウテウロ)-デービッド・マーティン・ウアマニ・ベドヤ(ペルー)
*中東北アフリカ地区:Eye for Detail(細部への眼識)-エバンス・クレア・オンテ(アラブ首長国連邦)
*南アジア地区:Young Mother Is Making a Wooden Doll(木の人形をつくる若い母親)-ゴウタム・ドウ(インド)
*サハラ以南アフリカ地区:Farida's Maize Harvest(ファリダのトウモロコシ収穫)-ヘイリー・タッカー(米国)

▽選外佳作
*Gravel Workmen(砂利採集人)-ファイサル・アジム(バングラデシュ)
*The Struggle Mother(奮闘する母親)-ジリ・ウィジャヤント(インドネシア)
*Morning(朝)-ド・ヒュー・リエム(ベトナム)
*Grazing in the Morning(朝の放牧)-リミン・カオ(中国)
*For the Next Journey(次の旅のために)-ロク・マイ(ベトナム)
*Volcanes(火山)-ルイ・サンチェス・ダビリャ(スペイン)
*Betel Nut(ビンロウの実)-M・ユスフ・タシャー(バングラデシュ)
*Camel Market 2(ラクダ市場2)-モハメド・カマル(エジプト)
*The Worker(労働者)-モハマド・ラキブル・ハサン(バングラデシュ)
*Human Pushing Xiep (Netting)(人が押す網)-フク・ゴ・クアン(ベトナム)
*A Small Shop Window(小さなショーウインドー)-ラナ・パンデイ(インド)
*Iron Ribs(豚ばら肉)-スバシス・セン(インド)
*An Old Lady Photographer(老女性写真家)-スプリヤ・ビスワス(インド)
*Duck Egg Collection(鴨卵コレクション)-トラン・バン・チュイ(ベトナム)

CGAP(the Consultative Group to Assist the Poor、貧困層支援協議グループ)は金融包摂を進めることを目指す34の有力組織による世界的パートナーシップである。詳細は以下参照。
www.cgap.org

ソース:CGAP

▽問い合わせ先
Esther Lee Rosen
CGAP
erosen@worldbank.org
+1-202-458-0147

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]