カーディナル ヘルスによるコーディスの移転が完了

JCN 2015年10月05日 10時45分
From JCN Newswire


TOKYO, Oct 5, 2015 - ( JCN Newswire ) - 【オハイオ州ダブリン、2015年10月4日(現地時間)発表】カーディナル ヘルスは本日、ジョンソン・エンド・ジョンソンの心臓・血管関連デバイスのグローバルリーダーであるコーディス事業を19億4,400万ドルで買収したことを発表しました。2015年3月初旬の買収の発表以来、計画を進めてまいりましたが、世界各地にマネジメントチームを配備して、統合への好スタートを切ります。

「コーディスの新しい仲間をカーディナル ヘルスに迎えられることを、非常にうれしく思っています」と、カーディナル ヘルスの会長兼CEOのGeorge Barrettは語ります。「人口の高齢化が進み、それに付随する低侵襲治療の需要と共に、世界中の医療システムは、最も費用対効果に優れた方法で最高品質のケアを確保するために、最善の方法を探しています」

コーディスの獲得によって、心臓・血管、創傷管理、および整形外科分野におけるサービスを含めた、カーディナル ヘルスにおける医師に選択権のある製品群のポートフォリオが強化される予定です。当社は顧客による医療機器についての標準化を支援する一方で、サプライチェーン管理、在庫の最適化、および最も効果的な患者管理をサポートするためのワークフローツールとデータにおいて、画期的なソリューションを提供しています。カーディナル ヘルスとコーディスは共同で、高品質の日々利用する製品、信頼のおける追跡可能な在庫と物流、そして深い分析機能を提供できるようになり、結果的に、患者ケアの全プロセスに対して包括的なサービス提供が可能となる予定です。この一連の多次元のソリューションは、注目が高まっている、価値に基づいた支払モデルにおいてますます重要になります。

以前発表いたしましたとおり、カーディナル ヘルスは、買収によって、2016会計年度の継続的事業活動からの米国会計基準に準拠しない(non-GAAP)希薄化後一株当たり利益(EPS1)に対して若干の希薄化効果があると見込んでいます。当社は、資金調達取引に関連する一株当たり増分0.07~0.08ドルの支払利子のコストを含めて、会計原則に基づかない(non-GAAP)希薄化後EPSにおける2017会計年度の増加が一株当たり0.20ドルを超えること、そして買収により、今後徐々に1株当たり利益が増大することを期待しています。当社は2018会計年度の後は、相乗効果が年間1億ドルを超えると想定しています。

コーディスは、2014年に約7億8,000ドルの年間売上高があり、売上高は心臓・末梢血管関連製品の間でほぼ均等に二分されていました。コーディスは、増大する製品ポートフォリオと優れた人材を持つグローバル企業であり、世界中でヘルスケアシステムを提供しています。米国が最大の単一市場であるなか、総売上高の70%を米国外から得ているコーディスは、国際的にも中国、日本、ドイツ、イタリア、フランス、英国、およびブラジルなどで事業を展開しています。

その強力なブランド資産価値ゆえに、コーディス製品は引き続きコーディスブランドの下に販売されますが、コーディスをカーディナル ヘルス企業と認識できるロゴが付け加えられることになります。

統合に向けて好スタートを切る

2015年3月の買収発表以来、統合チームは準備に取り組み、統合プロセスは好スタートを切りました。David J. Wilsonは、引き続きコーディスのワールドワイドプレジデントを務め、その他の幹部はあらゆる職務と地域に渡って配属されています。これにはサンフランシスコ・ベイエリアを拠点とするコーディスチームが含まれ、同チームは現在の場所に留まります。また、グローバル本社およびヨーロッパ、中東およびアフリカ拠点が、スイスのツークに設立されました。シンガポールはアジア太平洋の拠点となり、プエルトリコは中南米およびメキシコの拠点となります。

数年後にすべての統合作業と移行が完了すると、約3,000人の従業員がカーディナル ヘルスに加わる予定です。同組織は世界中の国々で事業展開します。

コーディス事業は、医療機器業界での豊富な経験を持ちジョンソン・エンド・ジョンソンの元幹部のカーディナル ヘルスの医療部門CEOであるDon Caseyの監督下に入ります。

Caseyは、カーディナル ヘルスとコーディスのスキルと専門知識を組み合わせれば、心臓・血管ソリューションにおける、ワールドクラスの技術的、臨床的、および商業的に優れた組織を構築できると述べています。「私たちは、深い知識、強力な顧客と代理店との関係、患者への献身、そして革新的精神を持つこのチームをカーディナル ヘルス・ファミリーに迎えることを本当にうれしく思っています」と、Caseyは語っています。

コーディスおよびカーディナル ヘルスのその他の心臓・血管ソリューションの詳細については、 リンク をご覧ください。

カーディナル ヘルスとは

Cardinal Health, Inc.(NYSE: CAH)は、ヘルスケアの費用有効性を向上させている1,030億ドルのヘルスケアサービス企業です。カーディナル ヘルスは、薬局、病院、救急治療センターおよび診療所が患者へのケアに注力すると同時に、コスト削減、効率性向上、サービスの質の向上を実現するためのサポートを行っています。カーディナル ヘルスは、ヘルスケアサプライチェーンにおける不可欠なリンクであり、10万を超える場所に毎日、薬剤や医療製品、およびサービスを提供し、業界有数の在宅医療に関連する医薬品販売業者でもあります。同社は、手袋、術衣およびフルイドマネジメント製品等の、医療品と外科手術用製品の大手メーカーです。さらに、同社は国内最大の放射性医薬品ネットワークを運営しています。これは、製品を販売し、早期診断と疾病治療を支援する組織です。オハイオ州ダブリンに本社を置く同社は、フォーチュン500の26位にランク付けされており、世界中に35,000人の従業員がいます。同社の詳細については、 www.cardinalhealth.com およびTwitterの CardinalHealth( リンク )をご覧ください。

見通し情報に関する注意

本リリースには、カーディナル ヘルスによるコーディスの買収に関連する見通し情報、将来の期待、見込み、予測に関するその他の情報、および今後の事象または発展に依存するその他の状況が含まれています。これらの情報は、「期待する」、「予想する」、「意図する」、「計画する」、「思う」、「予定である」、「はずである」、「可能性がある」、「~であろう」、「推定する」、「継続」、「あり得る」などの言葉、および類似の表現によって識別することができ、また、将来の結果または助言を反映した記述、将来の展望や費用の見越し額の記述が含まれている場合があります。これらの状況はリスクや不確実性の影響を受ける場合があり、それによって、実際の結果が、見積もられた、予想された、あるいは暗示された結果とは著しく異なる可能性があります。これらのリスクや不確実性には次が含まれます:コーディスの顧客および従業員を保持する能力、コーディスをカーディナル ヘルスの運営に適切に統合する能力、期待される相乗効果や収益増加を達成する能力。カーディナル ヘルスは、カーディナル ヘルスの「フォーム10-K」、「フォーム10-Q」および「フォーム8-K」レポートおよびこれらのレポートの付属書類に記載された追加のリスクと不確実性の影響を受ける場合があります。本リリースは2015年10月4日時点でのマネジメントレビューを反映しています。 適用法が義務付ける範囲を除き、カーディナル ヘルスは、見通し情報を更新または改訂する義務を負いません。

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