「地方の時代」のスローガンのもと、国から地方への権限委譲が検討される今日、地域に貢献し、地域の未来を創造する地域貢献力を持った地域のリーダーの育成が急務となっている。こうした中、2011年4月に開設された愛知大学地域政策学部(愛知県豊橋市)では、法学分野、経済学分野をベースに、公共政策、地域産業、まちづくり、地域文化、健康・スポーツの5つのコースを展開。地域貢献力の基盤としてのコミュニケーションと専門性を養う一方で、カリキュラムでは「学生地域貢献事業」を重視。地域貢献事業について、学生自ら企画立案から最終発表まで取り組み、注目を集めている。
講義や実習で学んだことを地域社会で検証し、住民や自治体と連携して地域社会の問題を発見して、さらなる学習へつなげることを目的として行う取り組み、それが愛知大学地域政策学部の「学生地域貢献事業」である。企画立案からスケジュール調整・会計・最終発表まで、学生が主体的に行うことが特徴となっている。
同学部では、2013年度に学生実行委員会が発足。現在は企画発表会や活動報告の運営まで学生の手で行っている。学生が主体となることで、学生間の情報共有が深まり、各グループの活動がより活発になることが期待されるほか、問題に直面したとき助け合える仲間ができることも大きな強みだ。
同大では地域貢献事業が後輩へ引き継がれていくように活動を広め、活動基盤を整えることに注力。4年目を迎えた2014年度は17団体、延べ209名の学生が活動を行い、4月18日には豊橋校舎にて「2014年度地域貢献事業報告会」が開催された。
1年間の活動を振り返って、地域政策学部では「グループのみの運営だけでなく、グループ同士の横のつながりに課題が残されているということが見つかりました。今年度は横のつながりを強化し、それぞれのグループが昨年度よりもさらに地域に貢献し、さらに地域貢献事業を盛り上げていきます」と総括している。
同学部の具体的な地域貢献活動については、下図、および地域政策学部サイトを参照。
●愛知大学地域政策学部サイト
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▼本件に関する問い合わせ先
愛知大学広報課
TEL: 052-937-6762
E-mail: koho@aichi-u.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター リンク
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