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日本植物細胞分子生物学会2015年度技術賞を受賞

キリン株式会社 2015年08月03日 14時00分
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キリン株式会社(社長 磯崎功典)は、長年開発を進めている組織培養法による植物大量増殖システムにおいて、日本植物細胞分子生物学会※12015年度技術賞を受賞しました。同賞は、実用化された、または実用化間近の顕著な研究成果に対して授与されるもので、当社の技術力およびその実用利用の実績が評価されました。なお、第33回日本植物細胞分子生物学会(東京)大会・シンポジウム※2において、8月11日(火)に同賞の授賞式が行われるとともに、当社による受賞講演を行います。

当社は、1980年代半ばから植物の大量増殖システムに関する研究開発に取り組み、培養した苗をもとに茎を増殖する方法、芽を増殖する方法、胚を増殖する方法、イモを増殖する方法の4つの基幹技術と、各々の技術の大量培養を可能とする袋型培養槽※3からなる一連の増殖システムを独自に開発してきました。それらの技術により実現された増殖効率は従来法※4の効率を大きく上回り、また、様々な植物への汎用性と合わせて世界的な優位性を有しています。さらに、これらのシステムを実用利用するためのノウハウも確立し、国内および米国にて事業化を実現してきました。

今後、当社は、飲料原料用植物、防災林用樹木、希少植物などの苗木増殖、さらには有用物質の生産に向け同システムの展開を図っていきます。

キリングループは、あたらしい飲料文化をお客様と共に創り、人と社会に、もっと元気と潤いをひろげていきます。

<受賞の概要>
受賞名  :日本植物細胞分子生物学会2015年度技術賞
受賞内容 :高い汎用性、増殖効率を特長とする植物大量増殖システムとその実用利用
受賞者  :大西昇、間宮幹士、近藤恵二(キリン株式会社 R&D本部 基盤技術研究所)



※1 前身を日本植物組織培養学会として1981年に設立され、1995年に「日本植物細胞分子生物学会」と改称された。植物組織培養、分子生物学、および細胞工学の基礎研究とその応用開発研究の発展をめざして、理学、農学、薬学、工学などの多方面の分野における研究者の協力と研究情報の交流を図ることを目的として活動している。(同学会ホームページより)
※2 8月10日(月)から12日(水)に東京大学にて開催される。
※3 液体培地を保持して自立する袋型の培養容器。高い操作性、安全性、信頼性及び低いコストなどの特長を有する。
※4 寒天培地を用いた組織培養による増殖法などがある。


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