上海交通大学が次世代ネットワークバックボーンにBrocadeを採用

JCN 2015年07月20日 15時10分
From JCN Newswire


SHANGHAI, Jul 20, 2015 - ( JCN Newswire ) - 中国でも特に歴史が長く難関の一流大学、上海交通大学 (SJTU)が、学術および事務システムのデータトラフィックの継続的な増大に対応するため、5つのキャンパスにまたがる新型10 Gbpsネットワークバックボーンを展開しました。Brocade (NASDAQ: BRCD)の強力なスイッチングルータ上で実行される新型バックボーンにより、大学は、今まで別々のネットワークで実行されていたアプリケーションを、単一のインフラに移行して、コストを削減し管理を合理化することができます。さらに上海交通大学はBrocadeソリューションを使用して、学術レベルで、また、デジタルキャンパスサービスのイノベーションをサポートする方法として、SDN (Software-Defined Networking)のメリットを存分に活かせるようにします。

1896年に清皇帝の勅令で設立された上海交通大学は、中国最高の技術者や科学者を輩出してきたことで有名で、1930年代には「東洋のMIT」と呼ばれるようになりました。1970年代から上海交通大学は大幅に規模を拡大し、経営、法律、医療、ライフサイエンス、社会科学などの教育を行っています。現在の学生数は約40,000人で、その半数以上が大学院生です。教授や准教授などの教員数は1,900人以上で、中国科学院の院士が16人、中国工程院の院士が20人います。

「我々は複雑な大規模ネットワークを運営して、キャンパスにある何万個もの有線・無線デバイスに信頼性の高いサービスを提供しなければなりません。」と、上海交通大学ネットワーク情報部長のRui Xieは述べました。「我々は過去9年間にわたってバックボーンにBrocade MLX Seriesルータを使用し、非常に堅牢であることがわかったので、新世代インフラを選ぶことになった時にもまずBrocadeを検討しました。我々はBrocade MLXeルータを先日展開し、ネットワーク管理コストを50%節減し、コアネットワークパフォーマンスを10倍増大することができました。オープン規格に基づいたこのルータを使用することで、我々はSDNの実現に向けて確実な一歩を踏み出しました。

Brocadeのネットワークエンジニアは上海交通大学と協業し、Brocade(R) MLXe Core Routerをベースにして、大学ニーズに合ったソリューションを考案しました。ルータは最新の第6世代ネットワークプロセッサをベースにしたアーキテクチャとテラビット規模のスイッチファブリックを使って構築されており、大学はこれを使って10 Gbpsでバックボーンを実行することができ、必要時には40および100 Gbpsのワイヤスピードのインターフェースをサポートできます。ルータはまた、高パフォーマンスのレイヤー2/3、IPv4、IPv6、MPLS (Multiprotocol Label Switching)、ワイヤスピード暗号化、SDNなどの豊富な機能を提供します。上海交通大学では、CCTVなどの仮想ネットワークや、以前は別の物理システムで実行されていたYiKaTongスマートカードアクセスシステムなどに、バックボーンをセグメント化するために、MPLSを使用してきました。

「上海交通大学は中国でも傑出した高等教育機関のひとつで、IT関連分野では特に優れています。ですので、我々が次世代バックボーンのサポート用に展開したBrocade MLXeルータで、Brocade技術の高い信頼性を確認できたことを、心から誇らしく思います。」と、Brocade大中華圏部長のEric Yuは述べました。「大学では、学術面と事務面でSDNにたいへん関心を持っており、今後数年間にSDNにより多くのイノベーションを実現できると期待しています。」

Brocade MLX(R) Seriesでは、OpenFlow対応ルータや、Linux FoundationのOpenDaylightプロジェクトをベースにしたBrocade SDN ControllerなどのOpenFlow SDNコントローラの間の通信を可能にするOpenFlow 1.3プロトコルをサポートすることによりSDNを実現します。Brocadeデバイスは、OpenFlow Hybrid Port Modeをサポートしますので、上海交通大学は、同じポートでOpenFlowを使って従来のルーティングを同時に展開できます。この独自機能で、既存ネットワークへのOpenFlowの統合をサポートすることで、SDNへの実際的なパスが提供され、残りのトラフィックを今までどおりにルーティングしながら、特定のフローをSDNでプログラム制御できるようになります。

Brocadeについて

Brocade (NASDAQ:BRCD)ネットワーキングソリューションは、世界トップクラスの企業・団体が、アプリケーションと情報がいたるところに存在している世界へと、円滑に変革していく支援を行います。(www.brocade.com)

(c) 2015 Brocade Communications Systems, Inc.全版権所有。

ADX、Brocade、Brocade Assurance、B-wingシンボル、DCX、Fabric OS、HyperEdge、ICX、MLX、MyBrocade、OpenScript、The Effortless Network、VCS、VDX、VplaneおよびVyattaは、米国およびその他の国で、Brocade Communications Systems, Inc.の登録商標であり、Fabric VisionおよびvADXは、商標です。本書に記載された他のブランド、製品またはサービス名は、他社の商標の場合があります。

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