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流星観測衛星「S-CUBE(エスキューブ)」のH-IIBロケットによる打ち上げが決定 --世界初の「流星紫外線観測プロジェクト」始動!

千葉工業大学 2015年07月18日 08時05分
From Digital PR Platform


流星観測衛星「S-CUBE(エスキューブ)」が、宇宙ステーション補給機「こうのとり」5 号機(HTV5)に搭載され、H-IIB ロケット5 号機により打ち上げられることが決定した。それに伴い、7月21日(火)には記者発表会を開催する。「S-CUBE」は千葉工業大学惑星探査研究センターと東北大学が共同で開発する大学独自のプロジェクトで、二度の打ち上げ失敗に見舞われた流星観測カメラ「メテオ」の兄弟ミッション。打ち上げ日時は8 月16 日(日)22 時01 分頃を予定している。


 千葉工業大学惑星探査研究センターでは、惑星科学探査を目的とする超小型衛星プロジェクトを立ち上げた。
 巨額の予算と長期に渡る開発期間が必要である国による惑星探査とは対照的に、超小型衛星は大学規模のリソースにより短期間で独自に開発できることがメリットとして挙げられる。初号機「S-CUBE(エスキューブ)」は、宇宙からの流星観測をミッションとする3U キューブサット。キューブサットは10 センチ角のユニットからなる超小型サイズでありながら、その可能性により、米国 Science 誌が選ぶ2014 年10 大ブレークスルーに選ばれるなど、大きな注目を集めている。その中でも3U キューブサットは科学やビジネスでの実利用が各国で始まりつつある、最注目の衛星カテゴリーである。「S-CUBE」は日本初の3U キューブサットとして、本格的な科学観測に挑む。

 「S-CUBE」は、千葉工業大学惑星探査研究センターを実施責任機関として、千葉工業大学惑星探査研究センターと東北大学が共同で開発。「S-CUBE」と相補的な関係である、流星観測カメラ「メテオ」との同時観測を目標に、国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の『「きぼう」からの超小型衛星放出機会提供(有償の仕組み)』に応募した。JAXA の協力もあり、短期間で安全審査・適合性確認審査を通過し、このたび、「こうのとり」5号機に搭載されて、種子島宇宙センターから打ち上げられる予定。「S-CUBE」は「こうのとり」により宇宙ステーションに届けられた後、JAXA の小型衛星放出機構(J-SSOD)により、「きぼう」日本実験棟から放出され地球周回軌道に投入される。「S-CUBE」の放出ミッションは、JAXAの油井亀美也宇宙飛行士が宇宙ステーション滞在中に実施される予定。
 メテオの打上げ失敗は非常に残念であったが、このタイミングで「S-CUBE」を打ち上げることで我々の歩みを止めず流星観測プロジェクトをスタートできることは非常に重要なことと考えている。

 「S-CUBE」がターゲットとする流星は、太陽系始原天体である彗星や小惑星の塵が地球大気に衝突する(ぶつかる)ことで生じる現象。そのため、流星観測は「間接的な太陽系始原天体探査」であるといえる。「S-CUBE」には科学測器として可視カメラ1式と紫外線センサ3式を搭載。
 流星の紫外線はオゾン層による遮蔽のため地上に届かず、これまで詳細な観測が行われてこなかった。「S-CUBE」は、世界初の「宇宙からの流星紫外線観測プロジェクト」であり、流星の発光メカニズムの解明や、流星塵成分の新たな情報を得ることが期待される。この流星紫外線を観測できることが、可視分光観測を目的とする兄弟ミッション「メテオ」との大きな違いになる。また、地球への微小天体の衝突頻度や空間分布の評価につなげることができ、宇宙物質が地球にどれだけ供給されているのかを議論することが可能になる。

 「S-CUBE」の開発には、千葉工業大学が2002 年に開発した日本初の大学衛星である鯨生態観測衛星「WEOS」や東北大学の2U キューブサット「RAIKO」の知見・ノウハウが生かされ、さらに3 軸リアクションホイールや伸展マストなど新たなシステムを追加することで、衛星バスとしても先進的で汎用性ある設計となっている。大学規模で独自に推進できる本プロジェクトを推進することにより、宇宙惑星探査の新たな方向性を切り拓きたいと考えている。

●千葉工業大学惑星探査研究センターWEB サイト
 リンク

◆記者発表会並びに運用管制室公開
※衛星本体はございません。写真・動画のご提供となります。
【日 時】 7 月21 日(火)14:00~
【場 所】
 千葉工業大学 津田沼キャンパス 1 号館20 階
 (〒275-0016 千葉県習志野市津田沼2-17-1)
【アクセス】
 JR総武線津田沼駅 駅前 南口
 新京成線新津田沼駅下車 徒歩3 分
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【スケジュール】
・13:30  受付開始
・14:00~14:30 詳細説明(質疑応答含む)
・14:30~15:00 運用管制室 見学(希望の方のみ)
・15:00~ 自由取材
【出席申込】 入試広報課までお申込み(TEL/FAX)をお願いします。

▼記者発表会申し込み・取材に関する問い合わせ先
 千葉工業大学 入試広報課 下山
 TEL: 047-478-0222
 FAX: 047-478-3344
 
▼内容に関する問い合わせ先
 S-CUBEプロジェクトマネージャ 石丸 亮
 千葉工業大学 惑星探査研究センター 研究員
 TEL: 047-478-4814(直通)

【リリース発信元】 大学プレスセンター リンク

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