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Wind River SimicsでアジャイルなIoT開発を進展

ニュースハイライト
・Simicsにはシミュレーション性能の高速化に加えて、アクセス、コラボレーション、自動化、操作性を強化した機能拡張などの新機能が追加されました。
・Simicsにより、大規模で複雑なIoTシステムの設計、開発、徹底したテストを実現できます。
・Simicsはアジャイル化を促進し、お客様の開発プロセスの変革を支援します。

2015年6月30日、カリフォルニア州アラメダ発 - モノのインターネット(IoT)向けソフトウェアを提供する世界的なリーダー、ウインドリバーは、「Wind River Simics(R)」の最新版を発表しました。Simicsは革新的な開発機能の提供により、ソフトウェア開発を加速するほか、シミュレーションテクノロジを利用したソフトウェアのアジャイル化を促進します。

最新版のSimicsでは、シミュレーション性能の高速化に加えて、ソフトウェア開発者向け機能の拡張により、アクセス、コラボレーション、自動化の強化が図られています。また、モデリング、デバッグ、モデル資産の再利用のプロセスがさらに改善され、ユーザエクスペリエンスがシンプルになりました。このほか、各種機能強化により、短くなったフィードバックループを活用して、アジャイルで自動化されたテストを実現できます。

新機能は以下のとおりです。
・パフォーマンスの向上
マルチコアホスト上での密結合マルチコア/マルチプロセッサシステムのシミュレーション性能が強化されました。8コアホスト上での8コアLinux対称型マルチプロセッシング(SMP)ターゲットのシミュレーションの場合、並列ワークロードのテストで、最大7倍の性能向上が見られます。既存のパフォーマンステクノロジと組み合わせれば、さらに複雑なターゲットを効率よくシミュレーションすることが可能です。どんなターゲットシステムでも、シミュレーションのメリットを享受できます。
・テスト自動化の容易化
スクリプトインタフェースや不具合挿入フレームワークが簡素化され、Simicsを自動テスト環境でより簡単に利用できます。
・よりシンプルなコラボレーション
チェックポイントサーバにより、チェックポイントをチームでより簡単に管理できます。各自のシミュレーションのシステム状態を、他のユーザと共有することが可能です。
・クイックスタートプラットフォームの追加
3種類のクイックスタートプラットフォーム(インテル(R)、ARM(R)、Power)を即利用できるので、すべてのユーザが早期プロトタイピングやツールのインテグレーションを行えます。
・モデリングのサポート強化
SystemCモデル向けサポートが強化されました。新たなSystemCライブラリとデバッグツールの強化により、迅速にモデルを立ち上げることができます。

IoTやインテリジェントシステムにより、開発者は新境地に挑み始めています。ますます複雑になる設計、インテリジェンスやコネクティビティの増大、厳しい開発スケジュールといった困難ですがやりがいのある課題が生まれています。開発期間の短縮化が進むなか、IoT開発者はアジャイルに注目しています。アジャイルな開発には、システムに常時オンデマンドでアクセスできること、より効率的でスピーディーなチーム間のコラボレーション、より高いレベルでの自動化が必要です。

VDC Research社のIoT&組込み技術部門バイスプレジデント、クリス・ロンメル氏は次のように述べています。「IoTは組込みコミュニティに、開発ライフサイクルの見直しを迫っています。大規模化、複雑化するIoTシステムに、開発者は適応しなければなりません。アジャイルは、こういったプロセス面の課題に対処し、チームのアクセス、コラボレーション、全体的な開発効率を向上するための手法の1つで、採用するエンジニアが増えています」

ウインドリバーのシステムシミュレーション担当バイスプレジデント兼ジェネラル・マネージャー、ミッシェル・ジェナールは次のように述べています。「IoTシステムの開発ニーズは、新しい開発プロセスを必要としています。イノベーションのサイクルが短くなるなか、組込み開発者はアジャイルで継続的な手法の採用を迫られるケースが増えています。Simicsはアジャイル開発の新たな可能性を広げ続けています。チームはスケジュールの加速だけでなく、従来の手法では再現不可能なIoTシナリオの設計やテストを実現できます。ウインドリバーは常に機能強化に取り組み、クラウドのような新たな機会の研究に努めています。革新的な手法で、ウインドリバーの仮想環境テクノロジを、より多くのお客様にお届けすることを目指しています」

シングルチップからあらゆる規模や複雑さのシステムまで、どんなものでもシミュレーションできるSimicsは、アジャイル開発手法を導入し、より優れたソフトウェアを迅速かつ継続的に実現するために必要なアクセス、自動化、コラボレーションを提供します。仮想モデルで作業し、開発時に物理ハードウェア(およびその制約)が不要になることで、シミュレーションは開発を加速し、経営を変革することが可能です。開発者は開発サイクルの早期に自動テストを促進できるほか、設計やプロトタイピングの段階でテストとデバッグを実施できます。すべてのチームメンバーが制限なく仮想ハードウェアにアクセスできるため、新たな作業方法を実現し、ライフサイクル全体でコラボレーションを強化できます。開発者は最終的に出荷の遅れ、予算オーバー、品質面の妥協というリスクを大幅に減少できます。

Simicsは、IoTの進展を可能にするWind River Helix(TM) ポートフォリオ製品の1つです。
IoTがもたらすビジネスチャンスと課題にウインドリバーがどのように対応しているかについては、こちらでご覧いただけます。
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■ウインドリバーについて
ウインドリバーはインテルコーポレーション(NASDAQ:INTC)の完全子会社であり、モノのインターネット(IoT)向けソフトウェアを提供する世界的なリーディングカンパニーです。ウインドリバーは、1981年からエンベデッドデバイス向けソフトウェアを提供するパイオニアであり、そのテクノロジは20億を超える製品に使用されています。ウインドリバーは、業界でも屈指の包括的な組込みソフトウェアポートフォリオを有しており、ワールドクラスのプロフェッショナルサービスおよびサポートを提供し、さらにこれらは広範なパートナーエコシステムに支えられています。テクノロジと専門性を提供することで、安全、セキュア、そして信頼性に優れたインテリジェント システムの革新とデプロイを支援します。
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*Wind Riverは、Wind River Systems, Inc. および同社の関連会社の商標または登録商標です。記載されているその他の商標は、各所有者に帰属します。

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