表計算ソフトやCADシステムへ、リアルタイムに3次元情報を転送
スイスに本社を置く測量機器メーカー、ライカ ジオシステムズ株式会社(東京都文京区)は、レーザー距離計Leica DISTO(TM) S910のWLAN版無償ソフトウェアとして、CADシステムのプラグイン・ソフトウェアを兼ねた『Leica DISTO(TM) transfer 5.02』をリリースいたします。
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Leica DISTO™ S910は、携帯性の良いハンドヘルド・レーザー距離計でありながら、3次元座標情報を使って任意の2点間距離測定や、測定結果のDXF出力が可能となった今までにないレーザー距離計です。
本ソフトウェアを併用することで、Excelへの3次元座標データ出力、測定間隔を設定したモニタリング、レーザー距離計位置の据え替え、そしてCADシステム (AutoCAD / BricsCAD) への測定値リアルタイム転送が可能となります。
Windows PC / タブレットに本ソフトウェアをインストールし、Leica DISTO™ S910とWLAN接続すると使用できます。システム要件は、下記リンクをご覧ください。
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本ソフトウェアは、2通りの使い方があります。ソフトウェア単体での使用と、CADシステムと併用する方法です。
1) Leica DISTO™ S910とソフトウェア単体での使用
3次元座標データの取得・出力や、Leica DISTO™ S910の位置を据え替えて測定を継続すること(後方交会)ができます。
【データ出力】
Leica DISTO™ S910で測定をし、続けてWLAN転送ボタンを押すと、PCへデータが転送されます。ソフトウェアから測定を制御することも可能です。測定結果の座標値は時系列で記録されます。Excelに出力し、取得データを活用することも難なく行えます。
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【リポジション / 後方交会】
Leica DISTO™ S910の位置を変えて、測定を継続することができます。レーザーが当たらず測定できない部分がある場合や、複数の部屋に分かれた広範囲の測定も、この機能を使うことで移動前後のデータを合致させ、一つのデータとして完成させることが可能です。
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その他、秒数を指定して一定間隔で測定を行うモニタリング機能があります。
2) Leica DISTO™ S910とCADシステムとの併用
本ソフトウェアは、CADシステムへのプラグイン・ソフトウェアを兼ねております。AutoCADまたはBricsCADを起動し、Leica DISTO™ S910とWLAN接続することで、リアルタイムに測定結果がCADシステムへ反映されます。測定結果を3次元で確認しながら、同時に図面が出来上がっていきます。
この動画のように、難しい操作はありません。
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リアルタイムに転送されるのは、測定値だけではありません。Leica DISTO™ S910のデジタルファインダーモードを起動しておくと、測定と同時に測定点の写真が撮影されます。その写真も同時転送することができますので、測定点を把握しながら作業を進められます。
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レーザー距離計 Leica DISTO™ S910の詳細は、下記をご覧ください。
弊社HP: リンク
YouTube: リンク
ソフトウェアのダウンロードは、下記リンク、または弊社サービスWebサイト「myWorld」から可能です。
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製品に関するお問合せ先:
ライカ ジオシステムズ株式会社
Email. disto@leica-geosystems.co.jp
プレスリリース提供:PRTIMES リンク
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