Mainstream Renewable Power、南アフリカで250MWの風力発電プロジェクトで優先交渉権
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【ダブリン2015年6月9日PRN=共同通信JBN】
*投資額は約4億6900万ドル
世界的な風力、太陽光発電企業であるMainstream Renewable Powerを中心とするコンソーシアムは9日、南アフリカ政府エネルギー省から発電容量計250メガワットの2基の大規模風力発電プロジェクトの優先契約交渉権を与えられた。今回の入札は南アフリカ政府の第4次再生可能エネルギー調達プログラムの一環で、2基の風力発電所への投資額は約4億6900万ドル。ファイナンシャルクローズの日程はまだエネルギー省から発表されていない。
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Mainstreamはこのプログラムの下、2011年を皮切りに同業者を上回る計848MWの風力・太陽光発電プロジェクトを落札している。今回の優先契約交渉権の獲得のほかにMainstreamは現在、第3次プログラムで落札した計360MWの風力発電所を北ケープ州で建設中だ。昨年は第1次プログラムで3基の風力・太陽光発電プラントを商業運転に向けて引き渡した。
Mainstreamのオンショア調達・建設・運営担当マネジングディレクターのバリー・リンチ氏は「南アフリカ政府がより大型の再生可能発電プラントを商業運転に始めるため、再び当社に信を置いてくれたことをうれしく思う。ここ南アフリカで当社は実力を発揮し、昨年は世界クラスの風力・太陽光発電所を安全に、工期を守って、予算内で商業運転を可能にし、現在は北ケープ州で3基の風力発電所を建設している」と述べた。
同氏は「再生可能エネルギーは3つの重要な観点から南アフリカのエネルギー需要に応える。第1にプロジェクトのコストが新型石炭火力発電より安いこと。2番目は、求められる工期内で商用運転に入れること。3番目は、国内で高まる電力需要に対応できる規模があることだ。Mainstreamは南アフリカで台頭する再生エネルギー分野で主導的役割を果たせることを喜びとする」と付け加えた。
優先契約交渉権を獲得したプロジェクトは以下の通り。
*北ケープ州ナマコイ(Nama Khoi)地方自治体に設置される140MWのKangnas風力発電所。
*西ケープ州ケープワインランズ・ディストリクト(Cape Winelands District)、ウィチェンバーグ・ローカル(Witzenberg Local)地方自治体に設置される110MWのペルデクラール・イースト(Perdekraal East)風力発電所。
▽Mainstream Renewable Powerについて
Mainstream Renewable Powerは、再生可能エネルギー・プロジェクトにおける世界有数の独立系開発企業の1つ。世界で1万7000MW以上の開発プロジェクトを持ち、現在はアイルランド、南アフリカ、チリ、カナダで太陽光・風力発電プラントを運転あるいは建設中である。
Mainstreamは欧州を代表する独立系海上風力発電デベロッパーとして、最近は英国で事業規模数十億ポンドの2つの海上風力発電プラントを建設・運用する同意承諾を得ている。
ベルリン、ケープタウン、シカゴ、ダブリン、グラスゴー、ヨハネスブルク、ロンドン、サンティアゴにオフィスがある。
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▽問い合わせ先
emmet.curley@mainstreamrp.com
ソース:Mainstream Renewable Power
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