新しいSUTDは新しいキャンパス設計へのベン・ファン・ベルケル氏の手法を示す
AsiaNet 60737(0735)
【アムステルダム2015年6月3日PRN=共同通信JBN】
*シンガポール工科デザイン大学(SUTD)が完成
UNStudioとDP Architectsが設計したシンガポール工科デザイン大学のアカデミック・キャンパスは、現在の教育機関の変化する必要条件についての深い理解を反映している。接続性、協力、共同制作、イノベーション、社会性がニューキャンパスについてのUNStudioの設計思考の基礎にある。
SUTDは4つの主要なアカデミックの柱を提供する。建築学と持続可能なデザイン、エンジニアリング製品開発、エンジニアリング・システムとデザイン、情報システム技術とデザインである。SUTDは技術イノベーションと経済成長の推進力であり、新しいキャンパスは人、アイデア、イノベーションが結集する。
(Photo: リンク )
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ベン・ファン・ベルケル氏:「デザインは過度の明白な表現を意識的に回避し、下部構造の質、接続性、現代のキャンパスの必要条件に対応するオープンで透明な明るい施設に集中している。このやり方でSUTDの建築は単一のビジョンで学生を圧倒しようとせず、学生が自身の建築言語を開発できるようにする」
新しいアカデミック・キャンパスは多分野にわたるインターフェースを容易にする同校の創造的な事業を利用してSUTDのカリキュラムを直接反映する。このデザインは学生と教授団、専門家の間の線状でない接続関係を通じてイノベーションと創造性を取り入れる機会を提供する。
ベン・ファン・ベルケル氏:「対角線の枠のついた視野の回廊、垂直、水平の接続性と屋根つきの歩道を取り入れることによって、また建物の上昇線を先細りにすることによって、個々の建物が接続された全体として経験されることを意味するオープンな感覚がつくり出される」
マスタープランによると、このアカデミック・キャンパスは2つの主軸を通じて設計されている。生活と学習の2つの脊柱がオーバーラップして中心ポイントをつくり出し、キャンパスのすべてのコーナーを結びつけるのである。この結び目の中央にUNStudioはエキシビション、イベント、インタラクション用に融通の利くスペースを提案した。このキャンパスセンターはキャンパスの知的中心を形成し、オーディトリウム、国際デザインセンター、大学図書館の主要テーマの最後を直接結びつける。
SUTDは高度に持続可能な建物で、シンガポールの熱帯気候によって生じる状況に対抗するように設計された多くのパッシブ設計戦略が組み込まれている。綿密な方向、風力研究に基づいて冷房技術、屋根つきの歩道、前面のよろい戸の日よけ、オープンな吹き抜け、内部への広範な日光、激しいにわかか雨からの保護とともに自然換気の原則がすべての設計に適用された。
Photos:(c) Hufton+Crow
ソース:UNStudio
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