Stretta療法は逆流性食道炎(GERD)患者治療の選択肢として専門医が特別講演

Mederi Therapeutics Inc. 2015年05月28日 09時27分
From 共同通信PRワイヤー

Stretta療法は逆流性食道炎(GERD)患者治療の選択肢として専門医が特別講演

AsiaNet 60646 (0700)

【ワシントン2015年5月27日PRN=共同通信JBN】米消化器病週間(Digestive Disease Week 2015、DDW 2015)で行われた特別講演は、逆流性食道炎(GERD)専門医がGERDにかかった問題の患者集団を治療するため、Stretta療法(リンク )を利用するという成功例(経験)にますます依存するようになっていると説明した。

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ケースウエスタンリザーブ大学のロニー・ファス医師(MD)は意見交換の司会役を務め、Strettaに関する臨床データを再考察した。専門医のパネリストはその後、Strettaが治療に役立った特定タイプの慢性GERD患者について語った。

パネリストおよびその講演内容は以下の通り。

デューク大学医学部の准教授であるデーナ・ポーテニア医師(MD)
「Stretta in GERD After Bariatric Surgery(肥満症手術後のGERD治療にStretta療法)」

VAボストンヘルスケアおよびハーバード大学医学大学院のヒロシ・マシモ医師(MD、PhD)
「Stretta in LPR Patients(咽喉頭酸逆流症患者へのStretta療法)」

スタンフォード大学医学部のゲオルゲ・トリアダフィロプーロス医師(MD)
「Stretta in Refractory GERD(難治性GERDにStretta 療法)」

Heartburn and Reflux Study Centerのマーク・ノア医師(MD)
「Stretta in GERD After Anti-Reflux Surgery(逆流防止手術後のGERDにStretta 療法)」

ポーテニア医師はGERDにかかった肥満患者の治療に対する挑戦に特に触れ、デューク大学が慢性GREDにかかった肥満患者、特にスリーブ(袖状)胃切除術後の患者を治療するのにStretta療法を開始したことを説明した。同医師は「Strettaが大いに意義を持つのはこの領域である。これら患者は概してGERDを治療するためスリーブを胃バイパスに転換することを嫌うものである。Strettaによって、これら患者は余計な外科手術を回避できる。デューク大学で見聞した素晴らしい結果の中で、多くのStretta患者は症状の完全もしくは部分的解消が見られ、プロトンポンプ阻害薬(PPI)処方の必要がなくなる。Strettaはこれら患者にとっては、非常にリスクの低い内視鏡検査法である」と語った。

トリアダフィロプーロス医師は難治性GERDについて説明し、これら患者はPPI療法を処方されても逆流を経験すると説明した。同医師によると、PPI処方に適切に反応しない患者と逆流防止手術を選択する患者の間には大きなギャップがある。同医師は「Strettaは外来患者とのこのギャップを補い、内視鏡の選択は最高10年にわたり有効かつ安全であることが実証された」と語った。同医師はStretta療法を受けた難治性GERD患者のケースを説明して、「患者はダイエットの変更やPPI療法を施したにもかかわらず、胸焼け、胸痛、血液逆流の症状を経験した。試験結果によると、毎日2回のPPI処方にも関わらず異常な食道酸露出を示した。6カ月のStretta療法後、患者は食事後時々見られた胃部の不快感を除き症状を示さず、PPI処方はいらず、制酸剤を使い、pH値は正常だった」と語った。

マシモ医師は咽喉頭酸逆流症(LPR)にStretta療法を施した経験を振り返って説明した。LPRは胸焼けがなくしばしば現れる慢性の咳(せき)、しわがれ声、ぜんそく、胸痛などの超高を持つ症状である。LPRはまた非定型もしくは無症候性逆流とも呼ばれ、咽頭への胃内容物の逆流によって発症する。マシモ医師は患者の症例を説明して「LPR患者はしばしば、PPI処方に十分反応せず、逆流防止外科手術後にもおよそ半分ほど症状が回復するにとどまる。患者は球感覚(Globus sensation、咽喉頭異常感症)や慢性の咳があり、医薬に反応しない季節外れのぜん息にかかる。Stretta療法の1カ月後、患者は著しい症状回復が起こり、1年後には幸いにも患者はほぼ完全に症状が解消し、PPI処方もいらなくなった」と語った。

ノア医師は、逆流防止外科手術(ニッセン法噴門形成術)後のGERDにStretta療法の選択したケースを取り上げ、ニッセン法を施して10年後、研究によると患者の最高42%にGERD再発があったことを説明した。Stretta療法の10年の研究からニッセン法を採用した患者の失敗例を再検して、同医師は「10年後、64%の患者がなおPPI処方を必要としないでいる。Strettaはアナトミーを変えることなく食道低内部括約筋を治療するが、先立つ外科手術を施された患者に重要であり、この種の患者には唯一外科手術以外の選択肢となる」と指摘した。

ロニー・ファス医師は「これらの話題はGERD治療で満たされないニーズを表すもので、Stretta療法は慢性患者を有効に治療する選択肢になる可能性がある」と付け加えた。

詳しい情報はwww.stretta-therapy.comを参照。

MEDERI(R)について
Mederiは、消化器官疾患を安全かつ効果的に治療するためにノナブレーティブ(皮膚表面に損傷を与えない)高周波(RF)エネルギーを照射する革新的な医療機器StrettaおよびSeccaを製造している。

▽問い合わせ先
Julia Brannan
julia@pascalecommunications.com
(908) 464-2470

ソース:Mederi Therapeutics Inc.

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