Insitu Pacificが日本で開催のMAST AsiaでICOMC2をデモ
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【ブリスベーン(オーストラリア)2015年5月13日PRN=共同通信JBN】Insitu Inc.のオーストラリア子会社、Insitu Pacificは13日、横浜で5月13日から15日まで開催される海洋システム・技術イベントMASTでInsitu Common Open-mission Management Command and Control(ICOMC2)(リンク )のデモンストレーションを行うと発表した。
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ICOMC2は探索に利用するために設計され、1人のオペレーターによる複数の無人機の管理を可能にする。オープンアーキテクチャー・システムであるICOMC2は、兵士に装着可能なデバイスほどの小型システムによって動作し、大型スクリーンの統合ディスプレー上で情報を提供する作戦レベルのC2システムと連動する。中核機能はソフトウエア開発キットを搭載し、オペレーターはプラグインや新しいアプリケーションによってシステムをカスタマイズできる。
Insitu Pacificの事業開発担当ディレクターであるデール・マクドール氏は「ICOMC2は実戦で証明済みのシステムである。このシステムは80万時間を超える飛行時間によって改良が施され、現在は世界中で陸上および海上ミッションをサポートしている」と語った。
システムは強化されたビデオ・オーバーレイ・システムによって状況認識を高め、単一画像でオペレーターが地形の標高、衛星データ、目標識別、国境情報、音波探知などのデータを表示するビデオをオーバーレイできる。
マクドール氏は「ICOMC2は、アジア太平洋地域の顧客の固有のニーズをサポートするInsitu開発の業界トップ技術の一例である」と語った。
チームはMASTで、ICOMC2のデモンストレーションを行う。
Insitu Pacificはオーストラリアのクイーンズランドに本社があり、2009年6月からアジア太平洋地域にある防衛、民間、商業組織・機関に無人機(UAS)サービスを提供してきた。Insitu Pacificは米国に本社があるInsitu, Inc.の子会社である。
Insitu Inc.は、ワシントン州ビンゲンに本社を置くボーイング社の完全子会社である。Insituは無人機を設計、開発、製造し、商用および軍事用途にその関連サービスを提供する。小さいフットプリントおよび陸海両作戦の探索に焦点を合わせた同社のUASソリューション・ファミリーは、世界の防衛コミュニティーのニーズに応える。現時点までの累積で、これらのシステムは82万時間以上の任務飛行と10万8000回の出撃を行っている。詳細はウェブサイトwww.insitupacific.com を参照。
▽問い合わせ先
Laura Griffith
Insitu Pacific
61-7-3812-4030
Jill Vacek
Insitu Communications
1-509-493-6439
ソース:Insitu Pacific
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