ウォルターズ氏がZigBeeアライアンスの戦略開発担当副社長に指名される
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【デイビス(米カリフォルニア州)2015年5月12日PRN=共同通信JBN】
*ZigBee規格の導入促進と認識向上に取り組む
消費者用/商業用/産業用アプリケーションで利用するインターネット・オブ・シングス(IoT)を定義するオープンな世界標準規格を策定する非営利団体、ZigBee(R)アライアンスは12日、IoT業界リーダー・テクノロジーエグゼクティブで、Z-Wave Alliance現会長のマーク・ウォルターズ(Mark Walters)氏がZigBeeアライアンスの新しい副社長(戦略開発担当)に就任すると発表した。
ウォルターズ氏は、標準規格を策定する組織で創業から市場導入まで努めた幅広い経験があり、IoT業界へのZigBee規格導入の先導役として最適な人物である。
ZigBeeアライアンス副社長(戦略開発担当)に就任したマーク・ウォルターズ氏は「非常に幸運なことに、わたしはIoT市場で長く働く機会があった。この業界における経験があるからこそ、ZigBeeアライアンスのような大規模で多様性のある組織のチームに加わり、働くことができることを極めてうれしく思う」と語った。
ウォルターズ氏は現在のブランディングと標準規格を進展させ、ZigBeeテクノロジーの認識と理解を高めていくつもりである。同氏は、近く発表予定のZigBee 3.0に重点的に取り組む。このZigBee 3.0のリリースは、市場の断片化を解消し、IoT向けのZigBee規格の適合性をさらに推進することに寄与する。さらに同氏は、IoTにおける相互運用性を高めるために他の組織とのパートナーシップと協定を締結する。この取り組みはスマートホーム市場では特に重要であり、ZigBeeアライアンスはこの市場で規格の統合プロセスをリードし、容易かつ有意義な消費者体験をサポートする。
ZigBeeアライアンスのJ・M・リチャードソン社長兼最高経営責任者(CEO)は「ウォルターズ氏がチームに加わることをうれしく思う。われわれの加盟メンバーにサービスを提供するうえで、同氏の知見と経験が役立つことを期待している。ウォルターズ氏は断片化を解消し、市場導入を進展させて、消費者にわれわれのコア・ミッションである相互運用性の約束を果たし、アライアンスの推進に寄与すると確信している」と語った。
トービン・リチャードソン社長とマーク・ウォルターズ副社長は5月12、13の両日、サンフランシスコでIoTについて詳細を説明する。
▽ZigBee:自身の世界をコントロール
ZigBeeはオープンでグローバルな唯一の無線規格を提供しており、日常のシンプルでスマートなデバイスの連動性を実現し、ユーザーが自身の日常世界をコントロールできるようにする。ZigBeeは世界の消費者、商業、産業市場で使用されるモニタリングと制御を行う有数の標準規格である。ZigBeeアライアンスはオープンな非営利エコシステムで、家庭および企業で利用するためインターネット・オブ・シングスを定義する規格を開発・推進する約400の組織で構成されている。より詳しい情報は、ウェブサイトリンク を参照。
ソース:ZigBee Alliance
▽問い合わせ先
Traci Renner
(Golin、ZigBeeアライアンス担当)
trenner@golin.com
+1-714-918-8226
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