マグナが第1四半期の決算発表

マグナ・インターナショナル 2015年05月08日 16時20分
From 共同通信PRワイヤー

マグナが第1四半期の決算発表

AsiaNet 60420 (0610)

【オーロラ(カナダ・オンタリオ州)2015年5月7日PRN=共同通信JBN】マグナ・インターナショナル(Magna International Inc.、TSX: MG、NYSE: MGA)は7日、2015年3月31日までの第1四半期決算を発表した。

                                    以下の日付までの3カ月
                            2015年3月31日          2014年3月31日
売上高                           $8,330                 $8,961
修正済みEBIT(注1)               $642                   $605
税引き前営業利益                   $631                   $581
当社帰属純利益                     $465                   $393
希薄後1株当たり利益               $1.12                 $0.88

単位はすべて100万米ドル。ただし株関連は1米ドル

(注1)修正済みEBITは、同社が添付した未監査の中間連結決算諸表で報告した通り、セグメント別損益の数字である。

修正済みEBITは税引き前営業利益、支払利息(純額)、その他経費(純額)を表している。

▽2015年3月31日までの3カ月
当社は2015年3月31日に終わった第1四半期に83億3000万ドルの売り上げを計上した。2014年第1四半期に比べて6億3100万ドル、7%減少した。特定の通貨が当社報告通貨の米ドルに対し軟化したことが、2015年第1四半期の計上売上高に大きなマイナス要因になった。為替換算により、当社売上高は2014年第1四半期と比べて約8億8000万ドル減少した。為替換算を除けば、2015年第1四半期の売上高は2014年第1四半期に比べ3%増加した。2015年第1四半期の北米と欧州の軽自動車生産はいずれも、2014年第1四半期比で微減した。

2015年第1四半期の完成車売り上げは2014年第1四半期の8億1300万ドルから28%減少して5億8400万ドルになった。このうち為替換算が減少分1億2700万ドルを占めている。2015年第1四半期の完成車販売台数は約2万7000台と2014年第1四半期比23%減少した。

2015年第1四半期の税引き前営業利益は6億3100万ドル、マグナ・インターナショナル帰属純利益は4億6500万ドル、希薄後1株当たり利益は1.12ドルで、2014年第1四半期と比べてそれぞれ5000万ドル、7200万ドル、0.24ドル増加した。

2014年第1四半期における諸経費、税引き後利益、オーストリア税制改革の影響を除外すると、2015年第1四半期の税引き前営業利益、マグナ・インターナショナル帰属純利益、希薄後1株当たり利益は2014年第1四半期と比べてそれぞれ2800万ドル、2000万ドル、0.12ドル増加した。

2015年3月31日までの第1四半期、当社は非運用資産・負債変更前に6億5200万ドルの営業利益を生み、運用資産・負債に3億5800万ドル投資した。2015年第1四半期の投資活動合計は3億2300万ドルだった。これには固定資産付属の2億8000万ドル、投資その他の資産4200万ドル、子会社取得の100万ドルが含まれる。

マグナのドン・ウォーカー最高経営責任者(CEO)は「われわれは2015年第1四半期に利益を改善、資本利益、およびキャッシュフローの創出を計上した。米ドル高騰が計上売上と利益にマイナスの影響を与えたものの、同期の基本業務はうまくいった」と語った。

また「われわれは自動車の一定主要部門を重視するため、インテリア、電池パック業務の大半を売却することしの合意、昨年の非中核コンポジット業務売却を反映して、製品ポートフォリオを改善している。一方で、先に中国との合弁事業を発表した金属成形など他部門の拡大を一歩進めた」と付け加えた。

2015年3月31日までの第1四半期の連結決算の詳細は、当プレスリリースに加えた「Management's Discussion and Analysis of Results of Operations and Financial Position(経営成績と財務状況に関する説明と分析)」、未監査の中間連結決算諸表、付属ノートを参照。

▽配当
取締役会は昨6日、2015年3月31日までに発行済みの普通株について、四半期配当を0.22ドルと発表した。この配当は、2015年5月29日時点で登録されている株主に対して、2015年6月12日に支払われる。

▽2015年見通しの更新
2015年4月16日発表されたGrupo Antolinとの合意に従って売却を予定しているインテリア業務の2015通年財務情報を除いて、当社の2015年見通しの更新は以下の通り。これは2015年6月30日まで第2四半期の決算報告に伴う非継続事業としての事業開示と一致する。


軽自動車生産(台数)
   北米                1740万台
   欧州                2020万台

生産販売
   北米                172億ドル-178億ドル
   欧州                 69億ドル-73億ドル
   アジア               17億ドル-19億ドル
   その他                6億ドル-7億ドル
生産販売合計           264億ドル-277億ドル

完成車販売              21億ドル-24億ドル

販売合計                308 億ドル-325億ドル

営業利益率(注2)      7%台後半

税率(注2)            約26%

設備投資                13億ドル-15億ドル

(注2)諸経費(純額)を除く

2015年軽自動車生産を加えた2015年見通しで、当社は上記インテリア子会社売却を除く具体的な買収、売却を見込んでいない。また、報告通貨である米ドルに比較して、当社が業務を遂行する主要通貨の為替レートはほぼ現行水準にとどまると予測している。

▽マグナについて
当社は世界29カ国に316のマニュファクチャリング事業と87の製品開発、エンジニアリング、販売センターを持つ世界的な大手自動車サプライヤーである。当社には革新的製品・プロセスと世界一流のマニュファクチャリングを通じて、顧客に優れた価値を提供することに専念する約13万3000人の従業員がいる。当社の製造能力にはボディー、シャシー、インテリア、エクステリア、シーティング、パワートレイン、エレクトロニック、ビジョン、クロージャー、ルーフシステム、モジュールがあり、完全なビークルエンジニアリングと委託製造も含まれている。当社普通株はトロント証券取引所(MG)とニューヨーク証券取引所(MGA)で取引されている。マグナに関する詳細はウェブサイトリンク を参照。

当社は関心のあるアナリストや株主が第1四半期決算について討議するための電話会議を2015年5月7日午後2時(米東部夏時間)に開催する。電話会議はドン・ウォーカーCEOが司会を務める。この会議の専用電話番号は1-800-735-5968。海外からは1-416-620-9188。会議の少なくとも10分前にかけてほしい。電話会議の模様はインターネット(リンク )でも配信される。電話会議に関連して、スライドを使ったプレゼンテーションが会議前の当日午後、当社公式サイトで閲覧できる。

詳しい情報は投資家担当のルイ・トネリ副社長(905-726 7035)に問い合わせを。

テレビ会議に関する質問はナンシー・ハンスフォード氏(905-726 7108)へ。

マグナに関する詳細は公式サイト、リンク を参照。財務データ、その他の公開文書はインターネット上のカナダ証券管理局(CSA)電子開示システム(System for Electronic Document Analysis and Retrieval、SEDAR、リンク )、または米証券取引委員会(SEC)電子開示システム(Electronic Data Gathering, Analysis and Retrieval System、EDGAR、リンク )から入手できる。

ソース:Magna International Inc.

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