自転車のエムバッハーコレクションが5月19日にオークション
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【ウィーン2015年5月6日PRN=共同通信JBN】200台を超えるビンテージ自転車のエムバッハーコレクション(Embacher Collection)は世界でも類を見ない、心を躍らせる著名なアンティーク自転車のコレクションである。そのコレクションが2015年5月19日にウィーンのドロセウム・オークションハウスで競売にかけられる運びになった。コレクションはウィーンの建築家、ミヒャエル・エムバッハー氏がデザインの観点で収集したものである。時代的には1930年代から現在までをカバーしている。コレクションにはビアンキ、ケートケ(Koethke)、モールトン、コルナゴ、ロータス、BMW、フランチェスコ・モーゼルを始めとするさまざまなブランド品が含まれている。オークションでは例えば1937年にジャック・シュルツ氏がデザインしたフニクロ・バイクが含まれる。このモデルは現在世界に3台しか残されていない。ドロセウムのオークションに出品されるのは今でも乗ることができる最後の1台だ。同じような逸品はイタリア製のスクートバイクで、折りたたんで取っ手付きのスーツケースに変身する。ドイツのケートケ製タンデム(2人乗り)は素晴らしい品質を保っており、1948年にケルンで製造されたフレームは数々の国際的レースで世界最高のプロフェッショナル・サイクリストが乗った。オークションに出品される自転車はすべて乗ることができる。それぞれのバイクのスタート価格は100ユーロから7000ユーロになっている。
「エムバッハーコレクション」は世界に類がなく、これまで米オレゴン州ポートランド(ポートランド・アート・ミュージアム)、イスラエル・テルアビブ(ホロン・デザインミュージアム)、ウィーン(Museum Quarter and Museum of Applied Arts)などで展示されてきた。特別製のオークションカタログは、カラー愛好家に刺激を受けて11色でアレンジされている。カタログでは、自転車が保存されていた場所、エムバッハー氏の屋根裏部屋と同じように、自転車をカラーに従って分類している。
ドロセウムは1707年に創業された世界で最古、ドイツ語圏で最大のオークションハウスである。
ドロセウム・プレスオフィス:
Doris Krumpl, doris.krumpl@dorotheum.at, Tel: +43-1-515 60-406
Embacher Collection ウェブサイト:リンク
オンラインカタログ:リンク
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ソース:Dorotheum GmbH & Co. KG
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