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団地や空き家を活用した地域活性策

大学プレスセンター 2015年05月01日 08時05分
From Digital PR Platform


高度経済成長期に建てられた団地の老朽化や高齢化が進んでいる。そんな街の活気を取り戻そうと、大学生が活躍している。空き家をリノベーションして入居したり、抱える問題を住民と共有したりする取り組みに注目が集まっている。
【日本工業大学、実践女子大学、多摩大学、法政大学、横浜市立大学、関東学院大学、京都産業大学、関西福祉大学】


 日本工業大学(埼玉県南埼玉郡)では、高齢化が進む武里団地(同春日部市)に学生が居住し、地元自治会と連携しながら地域活性化を目指している。この取り組みは「春日部市官学連携団地活性化推進事業」として市が実施する事業に、同大が協力する形となっている。
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 実践女子大学(東京都日野市)の学生は、「UR多摩平の森」地域が抱える課題の解決策を提案した。高齢者の「健康・運動」「生活習慣」「コミュニティ」などについて、地区内での調査をもとに、さまざまな視点から柔軟な発想で考え、発表した。
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 健康栄養科学研究所(所長:山田茂 同大生活科学部食生活科学科教授)は、多摩平の森の団地住民や自治会からの強い要望を受け、地域の高齢者の生活支援活動を目的とした「桜楓(おうふう)散歩会」を設立。同大教員を中心とした研究員と学生スタッフが、ウォーキングによる体力づくりや卓球大会など、さまざまな活動を行っている。
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 多摩大学(東京都多摩市)、多摩市、UR都市機構は、多摩地域の活性化及びその担い手の育成という地域の課題解決を推進するため、連携協定を締結した。UR都市機構は、UR賃貸住宅の一部を学生向けシェアハウス住宅として提供するとともに、居住する学生らが団地を拠点とした地域活動を展開していくことを支援。同大は、教育カリキュラムを整備し、実践的な教育活動を展開していく。多摩市は、同大が実施する教育活動に対する協力(インターンシップの受け入れ、職員の講師派遣など)を行う。
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 法政大学(東京都千代田区)多摩地域交流センターは、多摩キャンパスにほど近い団地「グリーンヒル寺田団地」にて、地域コミュニティ再生の「@団地 大学×地域」プロジェクトを行っている。これは同団地が現在は空き家、少子高齢化、コミュニティづくりなど、さまざまな課題を抱えていることを受けて発足したもの。2014年5月~7月まで、リノベーションのパイオニア「団地R不動産」の協力を得て3回の連続ワークショップを開催し、学生や地域の皆さんとともに、キャンパス近隣地域の団地と向き合った。
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 その後、ワークショップの結果を受け、団地の空き店舗を利用した企画「おいでよ! アッとほーむ」を学生、地域で協力し開催している。
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 横浜市立大学(横浜市金沢区)とUR都市機構神奈川地域支社は、少子高齢化が進行する中で、金沢シーサイドタウンにおける諸課題に対応する研究や取り組みなどをさらに発展・継続して推進し、団地や地域の活性化、良好なコミュニティ形成等に資することを目的に、2014年3月に連携協定を締結した。
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 関東学院大学(横浜市金沢区)の学生たちは、横須賀市追浜の谷戸地域にある空き家のリノベーションに取り組んだ。この取り組みは、4年生の学生2名の「キャンパス近隣にある空き家を活用できないか?」というアイディアからスタートしたもの。人間環境デザイン学科の教員らが指導するとともに、地元工務店などの協力を得て、自分たちで住宅をリノベーション。4月から学生がシェアハウスとして活用する。
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 京都産業大学(京都市北区)では連携協定を締結している三重県いなべ市において、行政・地域と協働し、学生が「空き家の現状」について実地調査を実施した。同市は山間部において、人口の都市部への流出とこれに伴う高齢化の進行、地域の担い手不足、空き家の増加等の課題が顕在化している。学生たちは現状調査の結果を踏まえ、空き家活用策として、「ライブハウス」や「空き家ウェディング」などを提案した。また、学生が感じた市の魅力、グリーン・ツーリズム推進上の課題などについての指摘も行った。
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 関西福祉大学(兵庫県赤穂市)は2014年6月、兵庫県赤穂市にある花岳寺通商店街に「哲学カフェ@赤穂」を開設した。これは赤穂市から、「商店街にある空き店舗を利用して“ユニバーサル社会づくり”の一環となる活動をしてほしい」という依頼を受け開設したもの。生者(生きている人)と生者の対話である「哲学カフェ」と、生者と死者(亡くなった人)の対話である「ミニ・いのちのメッセージ展」を行い、死者の声も含めた「対話を基盤にした街づくり」を目指す。大学院で臨床哲学を学んだ中村剛准教授と学生が一緒に企画運営をしており、社会福祉学部1回生の対話力育成も目的としている。
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