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【酒飲み1000人に聞く酒飲みのミカタ】ワイングラスで日本酒を飲みますか?

株式会社酒文化研究所 2015年04月28日 09時25分
From 共同通信PRワイヤー

2015.4.28

株式会社酒文化研究所

ワイングラスで日本酒を飲む人が増えている

 酒飲み1000人に聞く「酒飲みのミカタ」。今回のテーマは「ワイングラスで日本酒を飲みますか?」です。弊社は5年前から日本酒をワイングラスで飲むスタイルを提案し、ワイングラスでおいしい日本酒を選ぶコンテストを開催しています。
 狙いは三つあります。ひとつは和食に偏りがちな日本酒の飲用シーンを洋食に広げることです。ふたつめはおしゃれなイメージのワイングラスで若年層を呼び込むことです。三つめは日本酒の海外での普及の促進です。食事をしながら飲む酒はワインという文脈がありますから、ワイングラスで出すことでスムーズに入り込ませることができると考えています。
 伝統的な和酒器で飲むことを否定しているわけではありません。酒の香味タイプやTPOに合わせて使い分けるようにしていただけるとよいと考えています。
 こうした活動の成果か、最近はワイングラスで日本酒をサービスする飲食店を増えてきました。
かなり浸透してきたようですので、この辺で、お酒大好きなモニターのみなさんにこの提案に対するご意見、ご感想をお聞きしてみました(回答者は『さけ通信』の読者モニターで「ほとんど毎日酒を飲む」という方が七割以上の酒のヘビーユーザーかつ酒への関心の高い方です)。

ワイングラスで日本酒の体験は、飲食店で2割 自宅は4割

 飲食店でワイングラスで日本酒を飲んだことのある人は20%でした(図表(1))。これは飲みに行く店のタイプにも左右されるのでしょう。昔ながらの居酒屋や和食業態のお店では日本酒を飲むときにワイングラスを使う店は少ないからです。洋風居酒屋、ワインバル、レストラン、ビアパブなどでは、日本酒用の酒器の用意が少なく、代わりにワイングラスを使っている店も多そうです。
 一方で、自宅で日本酒を飲むときにワイングラスを使ったことがありますかという質問に対しては、「よく使っている」7%、「ときどき使う」10%、「使ったことがある」23%と、合計で4割と、飲食店での経験者の倍になりました(図表(2))。

回答者の3割はワイングラスを週に2回以上利用

 飲むお酒の種類を問わずに自宅でのワイングラスの利用頻度も聞いてみたところ、週に2回以上使っている人で30%に達しました。月1回以上まで含めると5割を超えます(図表(3))。そう、自宅でワイングラスで日本酒を飲む人が4割もあるのは、そもそも自宅でのワイングラスの利用頻度が高いからです。使い慣れているのでワインの時はもちろん、日本酒やビール類もワイングラスを使っているようです。洗いものを増やしたくないから、ワインを飲んだ後で日本酒を飲むときにそのままワイングラスで飲むことが多い、という声が男性から多数あがっていました。
 ワイングラスで日本酒を飲むスタイルに対する肯定的な意見としては、「冷酒やスパークリング酒には合いそう」44%、「酒の香りや味がわかりやすい」35%、「パーティや洋食のときには適している」27%などが多く見られました。一方で、「日本酒は和酒器で飲みたい」28%、「ワイングラスには合わない日本酒もある」18%など慎重な声もありました。
 具体的なコメントをいくつかご紹介しましょう。「香りがわかりやすいのではじめての酒を飲むときや試飲にはよく使います」(男性二〇代)、「赤や白などワインの味のタイプによってワイングラスの形が変わるように、吟醸酒や生酒など香りを楽しみたい酒はワイングラスのほうが合っている。ただ日本酒に使うときはワイングラスではなくて日本酒グラスと呼びたい」(男性五〇代)。

TPOでワイングラスと和酒器を使い分けたい

 一方で、TPOに応じて使いたい人は使えばよいという意見も多く寄せられました。「レストランで日本酒を飲むにはいいと思うが、和風店では似合わない」(男性60代)、「オシャレだし香りを楽しめるので素敵ですが、升酒やコップ酒の下町っぽい雰囲気も同じように大好きです。場所や料理によって使い分けるのがいいと思います」(女性40代)。
 ワイングラスで日本酒を飲むスタイルは5年前に比べると違和感を感じる方は少なくなったと思います。ひとつの飲み方として受け入れていただけたのでしょう。洋風のテーブルセッティングで日本酒を飲むなら、背の低い和酒器よりも大きなワイングラスのほうが見栄えもよいものです。日本酒を飲むときに使う酒器は、これからもっとバラエティ豊かになってよいのではないでしょうか。 

■調査概要
調査時期 2015年4月2日(木)~4月7日(火)
調査対象 酒文化研究所の酒好きモニター(N:1457)
有効回答 194(回答率14%)
調査方法 インターネットにより自記入式アンケート




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