コマンダチューバ・フォーラム、ブラジル危機や中南米統合を議論
AsiaNet 60253 (0526)
【サンパウロ(ブラジル)2015年4月23日PRN=共同通信JBN】2015年4月19日、第14回コマンダチューバ・フォーラム(FORUM DE COMANDATUBA)がビジネスリーダー・グループLIDEの主催で開催された。今年の会議には700人が参加し、中南米の社会および経済の発展に指導者が果たす役割、ブラジルの制度および政治の危機に対する対処などが議論された。
フェルナンド・エンリケ・カルドーゾ元ブラジル大統領(FHC)はスピーチの中で「われわれは民主主義をさらに推進したいのであって、後退させたいわけではない。よりよく生きるため、さらなる統合、より多くの自由を必要としている」と述べた。アルバロ・ウリベ元コロンビア大統領はフォーラムには出席できなかったが、メッセージを送り、中南米には多くの機会があるが、大きな挑戦にも直面しているとして、ブラジルはこれらの問題を克服する大きな可能性を持っていると述べた。
ホルヘ・キロガ・ラミレス元ボリビア大統領は地域統合に関わる課題に対しては全体として取り組む必要があり、ブラジルはその中心的な役割を担うべきであると述べた。ビィセンテ・フオックス元メキシコの大統領は民主主義を行うためには目的と実行という2本柱が必要であると述べた。ルイス・アルベルト・ラカジェ元ウルグアイ大統領の見解によれば、統治に簡単な解決法はないと言う。
ジョアン・ドリア・ジュニアLIDE会長は「ブラジルが現在経験している困難から抜け出す方法を見いだすには議論し、多様な意見を交わし、解決策を探り、建設的なアジェンダを立てることが有用だ」と述べた。
ブラジル下院議長エドアルド・クーニャ氏は石油採掘会社ペトロブラスのスキャンダルの結果、国内総生産(GDP)の1%が失われたとして次のように述べた。「汚職は壊滅的な結果をもたらす。経済はむしばまれ、まひ状態に陥る。しかし、ひとつ確かなことは汚職を犯して罪を逃れることはあり得ず、その可能性は万にひとつもないということだ」
今回のフォーラムには多くの企業が関与している。保険会社AMILが後援し、GOCILが支援した。特別参加はアクセンチュア、ATHIE WOHNRATH、アルファ銀行、BASF、CINE、NATURA、REDE RECORD、SOUZA CRUZ、サムスンの各社、参加は3M, AVIS、BMW、JBS、PPGの各社。同イベントにはアメリカン・エキスプレス、AIR LIQUIDE、AVENTURA ENTRETENIMENTO、バンコ・イタウ、BODYTECH、CBF、EMS、GRUPO MARTINS、ODONTOPREV、PENALTY、ペプシコ、MARINGA、タケダ、TETRA PAK、VALE PRESENTE、WHIRLPOOL、チューリッヒなどの協力があった。公式サプライヤーはAGAXTUR REGENT、CDN、CHANDON、COOXUPE、ECCAPLAN、FORMAG'S、GRUPO COMPANHIA、GRUPO PETROPOLIS、KELLOG’S、MISTRAL、ペプシコ、VINCI、RODOBENS COMUNICATION EMPRESARIAL、UPSの各社。EDITORA TRES、ESTADAO、ラジオ局のBAND AM、BAND NEWS FM、JOVEM PAN、新聞社のPROPAGANDA & MARKETING、雑誌社のFORUM & NEGOCIOS、およびPRニュースワイヤ、TV CULTURA、TV LIDE、VB COMUNICACAOがメディア・パートナーとして参加した。3M、CASA LEAO、ドルチェ&ガッバーナ、NIELSEN、PPG、SILVIA FURMANOVICH、タケダ、サムスンの各社がVILLA FORUMに独占スペースを確保した。
▽問い合わせ先
Fernanda Spagnuolo
Phone: (55-11) 3039-6067
e-mail: fernandaspagnuolo@grupodoria.com.br
ソース:FORUM DE COMANDATUBA
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