アウディとAutotalks、スモールフォームファクタのルーフアンテナ上でV2Xアプリケーション統合を完成

AutoTalks 2015年04月23日 09時30分
From 共同通信PRワイヤー

アウディとAutotalks、スモールフォームファクタのルーフアンテナ上でV2Xアプリケーション統合を完成

AsiaNet 60240

アウディとAutotalks、スモールフォームファクタのルーフアンテナ上でV2Xアプリケーション統合を完成

KFAR NETTER(イスラエル)、2015年4月23日/PRニュースワイヤー/ --
AutotalksのCRATON V2X通信用プロセッサにより、アウディ・エレクトロニクス・ベンチャー(Audi Electronics Venture) が開発したV2V(Vehicle-to-Vehicle)とV2I(Vehicle-to-Infrastructure)アプリケーション一式が統合されます。

大手高級車ブランドであるアウディ(Audi AG)は、V2Xルーフ統合アンテナの開発を完成しました。この連続生産可能なスマートアンテナには、ラジオ、モデム、GNSSアンテナ・レシーバー、V2Xプロトコルスタック・セキュリティ、車両コネクティビティ、そしてV2Xアプリケーション対応車両間コミュニケーションコンソーシアム(C2C-CC)Day 1プロファイルを含むV2X全ソリューションを提供します。アンテナ開発は、PCBアンテナを開発した、Kathrein Automotive GmbHとAutotalks Ltd.が共同で行いました。

     (写真: リンク )

このスマートアンテナは、アウディとAutotalksのチーム間の長年に及ぶ協力の賜物であり、両社チーム間の緊密な協力は、今回の開発と統合の成功における重要な要因となりました。

広範な試験が実施され、このソリューションは成功裏に安定性と信頼性の目標を達成しました。アンテナは、重いネットワーク負荷の下で検査され、全てのパケットのシグネチャが検証され、最善のセキュリティ性能が実証されました。V2Xスタックとアプリケーション処理能力は要件を上回りました。

CRATON (ATK4100) V2X通信用プロセッサとPLUTON (ATK3100) V2X RFトランシーバ―からなるAutotalksチップセットの高水準の統合は、外付けCPUを追加する必要なしに、スモールフォームファクタのルーフアンテナ内部で必要とされる機能性の統合に役立ちました。

アウディ・エレクトロニクス・ベンチャーの組み込みソフトウェア開発部門責任者ピーター・シューベルト氏は、次のように説明しています。「アウディは、ドライバーに信頼できる指示を提供するV2Xアプリケーション一式を開発しました。Autotalksのソフトウェアチームは、高度なAutotalksチップセット上でV2XアプリケーションとV2Xプロトコルスタック、セキュリティおよびポジショニングを統合するという挑戦に応じました。標準ソフトウェアの使用により、車両内のその他のECUとの情報交換が可能です。そしてついには、アウディとAutotalksが共同開発した共通の連続統合プラットフォームによって、プロジェクト全体にわたる高品質なソフトウェアが確実なものとなりました。」

アウディのEMC/アンテナコンポーネント開発部門責任者のオーレル・パップ氏は次のように説明しています。「このスマートアンテナの完成は、V2X技術成熟度における重要な節目であり、アウディとAutotalks間の長年にわたる協力が生んだ新たな成果を示しています。」

Autotalksの共同創業者でありCEOのニール・サッソン氏は、次のように述べています。「Autotalksの成熟したV2X技術は、自動車メーカーに安全性と可動性ビジョンの実施のためのプラットフォームを提供します。信頼できるV2Xインフラストラクチャは、コストとリスクを最小限に抑えながら開発と統合を加速します。」

サッソン氏は次のように続けています。「妥協のない総合的なセキュリティソリューション、生産等級ソフトウェア、および通信範囲は、大手自動車メーカーによって、完全な高品質V2Xソリューションにとって必要な要因として再認識されています。」

Autotalks Ltd.について
Autotalksは、ECU全機能性を備えた自動車認定チップセットの提供により、V2X通信革命を可能にしています。Autotalksの独自技術は、重要なV2X課題、つまり、通信信頼度、セキュリティ、ポジショニング精度、および車載の全てに対処しています。Autotalksの既存ソフトウェアは、2015年以降市場に届く連続生産中のユニットに使用されています。AutotalksとSTマイクロエレクトロニクス(STMicroelectronics)は、V2X市場向けに戦略的提携関係を結んでおり、大量市場向けに最適化された第二世代V2Xチップセットの生産に取り組んでいます。

詳細情報は、リンク をご覧になるか、info@auto-talks.comにメールしてください。

問い合わせ先:
ラム・シャローム、マーケティング部長
ram.shallom@auto-talks.com
+972-9-8865300

情報源: AutoTalks

(日本語リリース:クライアント提供)

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