テクトロニクス、全米放送機器展NAB2015で4K技術を展示

テクトロニクス 2015年04月09日 10時53分
From Digital PR Platform


報道発表資料
2015年4月9日

テクトロニクス(代表取締役、米山 不器)は、4月13~16日に米国ネバダ州ラスベガスで開催される「全米放送機器展2015(National Association of Broadcasters、以下NAB 2015)」に出展し(ブース番号:SU9121)、4Kの解析/モニタリング用拡張オプションを含む、業界トップクラスの画像/音声品質のソリューション製品ラインアップを展示します。

4K/UHDTV1コンテンツの要求から新しい方法によるコンテンツ視聴まで、放送業界はあらゆる方面からのニーズに直面しています。これに対し、放送局は番組制作からポストプロダクションまでのコンテンツ品質を保証するための総合的なツールを求めています。さらに、新しい技術、より厳しい規制にすばやく対応できる柔軟性も求めています。テクトロニクスはNABにて、このような放送局の要求に応えるツールを展示します。

注目される製品/ソリューションとしては、WFM/WVR8000シリーズ波形モニタ/ラスタライザによる4K/UHDTV1の統合モニタリング、過日拡張された4K対応ファイルベース解析ソリューション、4K画像品質解析があります。また、最新のFCCクローズド・キャプション規制に対応した、Sentryビデオ・ネットワーク・モニタリング・ソリューションの新しい2入力オプション(発表資料)、ポータブル波形モニタWFM2300型による拡張診断機能なども注目されます。

さらに、UHD/4K信号をより効率的に、コスト効率よく配信するためのSDIからIPベースのインフラへの移行も展示します。本日発表したように、テクトロニクスはソニーの「IPライブプロダクション」システムのサポートを含む、ソニーのVideo over IP戦略に関する協業の業界リーダです。

4Kモニタリング・ソリューション

4つの3G-SDI入力を装備したWFM/WVR8000シリーズ波形モニタ/ラスタライザは、クワッドリンク4K/UHDTV1フォーマットのカメラ調整、カラー・グレーディング、カラー補正、QC、設備メンテナンスなどのアプリケーションのための総合的なモニタリング/測定ソリューションです。WFM/WVR8000シリーズは、4Kデータ・レートに対応できるよう内部アーキテクチャが設計されているため、4K/UHDTV1フォーマットに対してもアップグレードで対応可能です。既に導入している製品をアップグレードできるため、4K移行時に新しいモニタ機器を購入するなどの追加設備投資を防ぐことができます。

新しい機能としては、ITU-R BT.2020カラー空間サポートを含めた、波形、ベクトル、ピクチャおよび当社特許のガマット表示モード対応、Square Division、2-Sample Interleave 4Kフォーマットのサポート、4Kビデオのセッション表示、当社特許のタイミング表示と新しい4Kリンク・タイミング測定、さらにオーディオ・ラウドネス・モニタリング、4Kコンテンツ用ANCデータ・サポートがあります。

拡張されたファイルベース・モニタリング・ソリューション

業界が4Kに移行するに従い、優れたビデオ品質で配信することが視聴者体験に応える上で重要になっています。この展示会では、テスト時間の短縮、統合されたビデオ・プレーヤ、総合的なコーデック・サポート、ワークフローへの簡単な統合といったお客様のニーズに対応する、業界トップクラスのファイルベースQCソリューションを展示します。

また、受賞実績のあるCerify、QCloudに加え、Digimetrics社とのライセンス契約により追加された最新のQC検証ソフトウェアがご覧いただけます。具体的には、次世代の自動ファイルベースQC製品であるAurora、Auroraと連携してプレビュー可能なファイルベース・プレーヤであるHydra(4Kコンテンツの再生で利用可能)、ファイルベース校正ツールであるAutoFixがあります。

新しいFCCのガイドラインに対応したSentryの2入力オプション

2015年3月に発行された新しいFCC((米国連邦通信委員会)のガイドラインでは、放送局/ケーブル事業者は正確、同時性、完全性、位置などにおいて、テレビ・クローズド・キャプションに関する規格に適合しなければなりません。また、FCCは視聴者からの声の記録管理に対して新しい要件を課しています。

Sentryビデオ・ネットワーク・モニタリング・ソリューションの2入力機能は、FCC規制のモニタリング・コンプライアンスに対応した低価格、自己完結型のシングルユニット・ソリューションであり、警告システムと60日のヒストリ管理機能も統合しています。さらに、テクトロニクスのMTS4000型MPEGアナライザを使用することで、より深刻な問題を診断し、解決することができます。

WFM2300型による迅速なトラブルシュート

テクトロニクスは、WFM2300型ポータブル波形モニタに、ASIサポート機能を追加しました。新しい機能としては、ASI信号のアイ・パターン測定、豊富なテスト信号(Dolby Eテスト信号出力を含む)、A/Vと伝搬遅延測定、SFPモジュールによるHDMI接続などがあります。障害診断時に信号の種類を推測して選別する必要がないように、WFM2300型はアクティブ入力(ASIまたはSDI)に接続された信号のフォーマットを自動的に識別し、測定結果を適切に表示します。


<テクトロニクスについて>
テクトロニクスは、計測およびモニタリング機器メーカとして、世界の通信、コンピュータ、半導体、デジタル家電、放送、自動車業界向けに計測ソリューションを提供しています。65年以上にわたる信頼と実績に基づき、お客様が、世界規模の次世代通信技術や先端技術の開発、設計、構築、ならびに管理をより良く行えるよう支援しています。米国オレゴン州ビーバートンに本社を置くテクトロニクスは、現在世界22カ国で事業を展開し、優れたサービスとサポートを提供しています。詳しくはウェブ・サイト(jp.tektronix.com)をご覧ください。


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