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杏林大学が3月14日に第5回グローバルシンポジウム「世界への架け橋となるグローバル人材の育成」を開催

杏林大学 2015年04月08日 08時05分
From Digital PR Platform


3月14日(土)、大手町サンスカイルームにて第5回グローバルシンポジウム「世界への架け橋となるグローバル人材の育成」が開催され、杏林大学の学生・教職員、一般来場者など116人が参加した。今回は第1回・第3回シンポジウムに続き、日中英3カ国語の同時通訳を入れての開催となった。


 開会の挨拶では跡見学長より、グローバル人材育成推進事業の採択から語学力強化の環境整備や50校を超える海外協定校の拡充等、これまでの同大の取り組みについて説明があり、これらの活動が留学促進に繋がっていること、また、他学部へも波及していることを紹介した。続けて、2016年4月の井の頭キャンパス開設に向けて、同大の更なるグローバル化および社会的機能の強化に向けて本シンポジウム開催は大変意義あるものであると述べた。

 第1部では、中国大使館公使参事官の白剛氏と、オーストラリア大使館マーケティング事務所商務官 ジョージ・マネタキス氏が講演をおこなった。
 白氏は講演のはじめに、「杏林という美しい名前は中国の故事に由来しており、そのことからも深い親しみを感じている」とし、「日中通訳翻訳プログラムをはじめとするグローバル人材育成に尽力している貴学の取組みを高く評価する」とも述べた。本シンポジウムのテーマであるグローバル化・グローバル人材については、「グローバル化はどこかの国が決めた単一の基準ではなく、皆でともに努力し、平和的に発展、協力していくことである。中国と日本が掲げるグローバル人材像は多くの共通認識があり、互いに協力できる部分が多くある」と述べた。

 続く講演ではマネタキス氏が、「日本では急速にグローバル化が進み、日本企業の海外進出だけでなく、外資系多国籍企業の日本進出も加速する中、グローバル人材の育成が必須となっている」とし、「いま企業が必要としているのは、常に流動的で馴染みのない場所においても、柔軟性・順応性がある人物」と述べた。そして「多くの企業人と話す中で感じたことは、日本で言われている“グローバル人材”は、いわゆる“人材”で、チャレンジ精神やディベート能力があり、発想の転換ができ、世界の人たちと渡り合える人。つまり、そこで一番求められるのは、一般的にグローバル人材の素養として第一にあげられる外国語能力ではなく、考え方そのものの変革ではないか」との見解を述べた。

 第2部は、三菱電機株式会社通信システム海外営業部の青木利夫氏、中国北京外国語大学教務総長 金利民氏、杏林大学外国語学部 嵐洋子准教授、張弘准教授が登壇し、それぞれの基調発表のあと、杏林大学外国語学部 坂本ロビン学部長の進行のもとパネルディスカッションが行われた。

 会場からの「国際言語としての日本語」についての質問では、日本語教育を専門とする嵐准教授がオリンピックに向けての可能性に言及した。また、今後グローバル化していく企業において、外国人を雇用する際の日本語教育も重要であると述べた。
 「内向き志向と言われる若者に対し、どのように留学を勧めていくか」との質問には、張准教授が「日本人の“空気を読む”という習性を利用する。空気を読む日本人だからこそ、周囲の留学にむけた雰囲気づくりが重要だ」と答え、会場を沸かせた。
 今回の登壇者のなかで唯一の企業人である青木氏には、同じく企業人である参加者から「英語や日本語等の言語を“道具”として使っているが、言語運用とは異なる部分で心がけていることはあるか」との質問があり、「商品や伝えたいことのコアな部分は、言語を運用すれば伝わる。まずはその内容を日本語で万全に説明できる準備をしておくことが重要」と述べた。
 パネルディスカッションの終盤には、金氏が「日本人への日本語教育が見直されているように、中国でも中国人に中国語を教えることが大切になっている。今の学生は文体の理解が乏しい。日常とは異なるシチュエーションで、異なる表現、高度で雅やかな言語を話せるようになることが重要」との見解を示した。

 プログラム最後となる総括では、杏林大学の学生が同時通訳を務め、塚本国際交流センター長による講演者及びパネリストへのお礼の言葉をもって閉会となった。通訳を務めた学生は緊張の面持ちであったが、日頃の同時通訳の学習成果を存分に発揮した。

 杏林大学では、今回のシンポジウムによって更に明確化された、今後目指すべきグローバル人材の育成に向けて、今後も大学全体で取り組んでいく。

(ソース) 杏林大学ホームページ
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