「ウーマンウェルネス研究会 supported by Kao」は、公式サイト『ウェルラボ』(リンク)にて、新たなコンテンツを発表いたしました。以下にご紹介いたします。
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■生理前に身体がむくむワケ
排卵後から生理前までの時期は、女性ホルモン「プロゲステロン」の分泌量が増えます。このホルモンには妊娠に備えた身体をつくる役割があり、体内に栄養や水分がため込まれます。生理前に身体がむくみがちになるのはこのためです。
「生理前のむくみのメカニズムは一般的なむくみと同じです。ただし、女性ホルモンが関わっているため、いつもより一層むくみやすくなるといえます。解消法は冷え対策と同じで、血のめぐりを良くすることが大切です。血のめぐりが良くなると、むくみそのものが解消され、女性ホルモンのバランスも整います。むくみ対策することは、生理痛の緩和にもつながるといえるでしょう」と川嶋先生は指摘します。
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■血めぐりアップが生理前むくみ解消のカギ!
むくみは身体に水分がたまっている状態です。水分がたまっていると身体は冷えやすくなるので、ますます血めぐりが悪くなってしまいます。むくみがひどい人は、下記のような方法でリンパや血のめぐりを良くすることが大切です。また、生活習慣も見直してみましょう。
*炭酸入浴で血流UPしながらゆっくりリラックス
炭酸ガス入りの入浴剤を入れた38~40℃ぐらいのぬるめのお湯に、じっくりつかりましょう。炭酸が血管を拡張し、全身の血流が促進されます。また、ぬるめのお湯につかってリラックスすることで、冷えの原因にもなる自律神経の乱れが整います。
*長時間同じ姿勢をとり続けないようにする
足の筋肉には、血液を上半身に戻す役割があります。足の筋肉を動かさずにいると、血流が滞って血めぐりが悪化します。仕事で座りっぱなしという人は、1時間に1回くらいは歩くようにしましょう。
*アルコールを控える
アルコールも適量に摂取すれば、余分な水分が尿として排出されます。しかし、ふだんからむくみやすい人は、自分にとっての適量を把握しておくことが大切です。「自分がこの量まで飲むと翌朝まぶたがはれるけれども、ここでやめておけば大丈夫」というラインを見極めましょう。
*塩分を控える
身体内の塩分は、カリウムの働きによって尿や汗として排出されます。しかし、塩分をとり過ぎるとカリウムによる排出が追い付かず、余分な塩分は体外に排出し切れなくなります。
そうすると、身体が水分をためて濃度を下げようとし、むくんでしまうのです。
*夜は水分をとり過ぎない
就寝の3時間前くらいまでには食事をすませ、その後の水分摂取は控えめにしましょう。
■蒸気温熱で生理痛を改善!
つらい生理痛、どんな対策をしていますか? 生理開始の1、2日前からお腹や腰を温熱シートなどで温めてみましょう。子宮の血流が良くなり、子宮筋も緩んで、痛みが和らぎます。また、生理前むくみの対策にもなるので一石二鳥です。もちろん、温熱シートは生理時に使用しても効果があります。
生理日および生理開始1、2日前から、肌に貼るタイプの蒸気温熱シートを下腹部に8時間使用したところ、8割以上に痛み改善効果があったことがわかりました。
蒸気温熱適用による生理痛緩和効果
(花王と大阪電気通信大学との共同研究より)
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監修:川嶋朗先生
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