資生堂とRepliCelが日本とカナダで再生医療革新の次の波の先頭に

RepliCel Life Sciences Inc. 2015年03月11日 10時10分
From 共同通信PRワイヤー

資生堂とRepliCelが日本とカナダで再生医療革新の次の波の先頭に

AsiaNet 59744 (0342)

【東京2015年3月11日PRN=共同通信JBN】
*日本の政策変更が日本の消費者に細胞療法を提供する内外企業の熱意を生み出している

自己細胞療法の開発に集中している臨床段階の再生医療会社RepliCel Life Sciences Inc.(OTCQB: REPCF)(TSX.V: RP)は11日、カナダのナショナル・ポスト紙の報道(リンク )はカナダと日本の指導層が国内および世界的な再生医療業界の発展を強調していると発表した。株式会社資生堂とRepliCel Life Sciencesは、それぞれの国内で新たな業界、療法の主導権を可能性のある例だとして引用されている。RepliCelと資生堂は、日本の規制改革を利用して、安全で不治の病を治しうることが証明された細胞療法市場への早期アクセスを可能にしている一握りの企業のうちの2社である。

トロント中心街にある再生医療商業化センター(CCRM)のマイケル・メイ最高経営責任者(CEO)は「再生医療と細胞療法の領域は世界で急速に変化している。日本で起きていることは、この業界でいかに弾みがついているかの1例である。日本の戦略の重要な部分は、細胞ベースの療法に関連する監視、承認、臨床開発、製造プロセスをめぐる規制政策の変更である。業界関係者にとって、これは世界の再生医療状況の劇的変化を確実にする主導的イニシアチブである」と語った。

RepliCelのデービッド・ホールCEOは「再生医療の主導権を目指す国際競争が始まっており、日本は規制改革面でその先頭に立っている。RepliCelはすでに資生堂と提携しており、現在は線維芽細胞計画で日本での別の提携を期待している」と述べた。

ナショナル・ポストの記事で資生堂の島谷庸一研究開発担当執行役員は「美しい生活文化の創造が資生堂の使命である。脱毛症の人の悩みを和らげるため、われわれは毛髪の研究に多くの年月を費やした。資生堂は研究活動から得た知識と技術を活かして、脱毛治療で実績豊富な国内の医療機関と共に男性型脱毛症RCH-01の臨床研究を開始する準備を進めている」とコメントした。

ユーロ・パシフィック・カナダ社の武藤真一日本駐在員事務所長は「日本は国内革新を奨励することで再生利用業界の主導権を確立し、外国の治療薬を日本市場にもたらすことで、外国企業に日本で製品を開発させようとしている。わが国のリーダーの使命は現実的、実際的な再生医療のブレークスルーに道を開くことだ」と語ったとされる。この記事によると、東京にあるユーロ・パシフィック・カナダの事務所は日本の投資家、戦略的パートナー、治療薬開発者の3方向の提携関係を構築するため、RepliCel Life Sciencesなど海外の企業と活発に協力している。

ナショナル・ポストの記事はまた、日本のイニシアチブによって巨大な利益を受けられる再生医療をめぐるカナダの戦略も強調している。カナダのCCRMはカナダで利用できる豊かな再生医療科学と知的財産の商業化で重要な役割を果たしている。これは新会社を設立するか企業のために技術開発パートナーを見つけることで達成される。2011年の発足以来、CCRMはバンクーバーに本社を置くRepliCelを含む世界各地の40以上の企業を集めた公式の業界コンソーシアムを設立してきた。

RepliCelは日本の再生医療をめぐって急速に生まれた機会を活用するため、日本の業界パートナーとライセンス、商業化契約を結んだ世界初の細胞療法会社の1つだった。2013年にRepliCelは男性型脱毛症の治療のため患者自身の毛嚢から採取した細胞からつくられた自己細胞療法の商業化で資生堂と提携した。この契約はRepliCelの最も先進的な製品であるRCH-01について、資生堂に一部アジア諸国における独占ライセンスを与えた。

日本のパートナーを持つ数少ない外国細胞療法会社の1つとして、日本に活動中の製造拠点を持つさらに数少ないグループの1つとして、RepliCelは日本の新たな規制方針を活用できる用意があり、ライセンス・パートナーの資生堂とともに初の日本ベースの臨床試験を開始することに期待している。

RepliCelは資生堂との提携関係に加えて、腱修復の細胞治療、肌の若返り、その他のアプリケーションを含め、パイプラインにあるその他の製品について同様の提携関係を結ぶ投資家、可能性のあるパートナーとも活発に関わり合っている。RepliCelは細胞療法のほかに、自社製品投与に最適化された独自の注入機器で、ほかの皮膚科アプリケーション向けにライセンス契約可能なものを開発している。

RepliCel経営陣と研究開発チームの代表は3月18-25日に日本を訪れ、横浜の2015年日本再生医療学会で資生堂主催のセミナーで講演した後、東京の第12回バイオアジア国際会議に出席する。その他、資生堂、日本医薬品医療機器総合機構(PMDA)各々との会議、また日本におけるRepliCelの提携活動を支えているユーロ・パシフィック・カナダの東京事務所のサポートで、投資家及び戦略的パートナーと非公開の会議を行う予定。

このリリースに関して、トロント証券取引所(TSX)ベンチャー取引所およびそのRegulation Services Provider(当該用語はTSXベンチャー取引所の規程において定義)のいずれも、本リリースの妥当性または正確性について責任を負うものではない。

RepliCel代表との会見に関心がある場合は以下に問い合わせを。

メディア:
Tammey George
Director of Communications
Telephone: +1-604-248-8696
tg@replicel.com

ビジネス開発:
Lee Buckler
VP Business & Corporate Development
Telephone: +1-604-248-8693
lee@replicel.com

日本人代表
Shinichi Muto
Chief Japan Representative
Euro Pacific Canada and RepliCel Life Sciences
Telephone: +81-0354-084311
shinichi.muto@europac.ca

ソース:RepliCel Life Sciences Inc.

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]