SikurがMWCで個人・企業のプライバシーを保護するスマートフォンを発表
AsiaNet 59695(0316)
【バルセロナ(スペイン)2015年3月4日PRN=共同通信JBN】
*ブラジルの企業Sikurが情報漏えいの防止設計が施されたGranitePhoneパッケージとオペレーティング・システムを発表
*GranitePhoneは2015年第3四半期に発売開始
Sikurはことしのモバイル・ワールド・コングレス(MWC)で新しいスマートフォンGranitePhoneを公開する。このスマートフォンは特に、スピードと効率に影響を与えることなく機密情報を交換できるように設計されている。
バルセロナでリリースされるGranitePhoneは国防、政府、多国籍の通信に関連する研究を長年積み重ねた結果生まれた製品である。GranitePhoneは通話、メッセージ、ドキュメント、インスタントメッセージのプライバシー保護を保証する。
このデバイスは最先端スマートフォンにあるすべての機能を備え、情報漏えいや企業データ損失を危険にさらすことはない。
セキュリティーは世界中の企業幹部や政府を悩ましている問題である。シマンテックがスポンサーとなりPonemon Instituteが2014年に実施した調査によると、調査対象企業の60%が過去2年間で最低1回はデータ漏えいに対処した。
Sikurのクリスチアノ・イオプ最高経営責任者(CEO)は「当社はまず、政府および企業向けの市場を対象とするつもりである。その後、共有する情報、例えば消費行動や地理情報などの価値に多くの人が気づくようになれば、事態が変化し新しい市場がわれわれに開かれることになる」との見通しを語った。
GranitePhoneは高水準の暗号化、企業コントロール、デバイス管理を提供する。例えば、盗難や紛失の場合、離れたところからSikurクラウドにログインして、スマートフォンに保存されているすべての情報を破棄することができる。将来オープンするアプリケーションストアではSikurがテストし認証したセキュリティー・アプリケーションだけが提供される。
GranitePhoneは他のセキュリティー・ソリューションとは異なり、暗号化機能を備えたアプリケーションを提供するだけにはとどまらない。アプリケーション・パッケージはハードウエアに内蔵されている。なぜならば、デバイスはあらゆるレイヤーにおいて本質的安全の観点から設計されており、データの盗難、漏えい、盗み見を許すプライバシーの落とし穴を解消している。
セキュリティーやプライバシー関連プロジェクトに対する中南米、中東、米国の企業および政府からの大きな需要を考慮して、このスマートフォンは2015年第3四半期に発売が開始される。
グローバル企業としての評価を受けるSikurは米国、中東、ブラジル、メキシコ、コロンビア、チリにオフィスを構え、地元スタッフを雇用している。新規市場に参入するための拡大計画として、ロンドンとシンガポールに今年後半にはオフィスを開設する予定。
▽Sikurについて
SikurはCiberbrasグループの一部で、セキュリティーおよびサイバー防衛の世界リーダーになることを目指している。Sikurは米国、アラブ首長国連邦、ブラジル、メキシコ、コロンビア、チリにオフィスを構え、政府および民間企業をサポートしている。同社のセキュア通信プラットフォームは急成長しており、世界で数千のユーザーがいる。
報道関係の問い合わせ、ホール8.0スタンド8.0F11でCEOとのインタビューについては以下まで連絡を。
Rodolfo Milesi
+44-(0)7919020847
rmilesi@brandinglatinamerica.com
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ソース:Sikur
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