CSR、ARM mbed OS向けコネクティビティでInternet of Thingsの扉を開く


CSR plc(ロンドン証券取引所 略号:CSR、NASDAQ 略号:CSRE、以下「CSR」)は本日、新しいARM(R) mbed(TM) OS(オペレーティングシステム)向けにリリースが予定されている同社コネクティビティ・ソリューションの詳細を発表しました。開発者は、より迅速かつ簡単にあらゆる種類のInternet of Things(IoT)対応機器を開発できるようになります。

CSRは、IoT開発者コミュニティに2種類のmbed拡張ボード(シールド)を提供します。一方のシールドは、CSR6030(TM)とCSR8311(TM)をベースとしてWi-FiとBluetoothを組み合わせたもの、他方は、CSR1010(TM)をベースとしてBluetooth Smart接続を提供するものです。両シールドともに、本年の早い時期にリリース予定で、ARM社が昨年10月に発表し、同じく本年早い段階で開発者が利用できる予定のARM mbed OSとシームレスに連携するよう設計されています。両システムは、あらゆる種類のIoT機器に必須となる基本的コネクティビティを提供します。簡単に実装できるコネクティビティ・ソリューションの選択肢が増えることで、開発者は、それぞれの機器に最適なパフォーマンスを発揮させるテクノロジーを実現できるようになります。

CSRのビジネス・グループ担当シニアバイスプレジデント、アンソニー・マレー(Anthony Murray)は、次のように述べています。「mbed OSは、ARMのプロセシング・エンジンとCSRのコネクティビティ・ソリューションを組み合わせることで、開発者の負担を大幅に軽減し、コネクテッド・デバイスを市場投入するまでの開発期間を短縮し、同時にコストを抑制します。これは、変化が早く、競争が激しいコンシューマー向けIoT市場で成功を収めるために、きわめて重要な要因です。フルスタック・プラットフォームにより、多様なハードウェア上で稼働するブロックを簡単に再利用できるので、開発者コミュニティをサポートしてきたARMの優れた業績を拡張するmbed OSは、各種IoTデバイスが市場に出るのをさらに早めます。」

ARM社のIoTビジネス担当ゼネラル・マネージャー、クリスチャン・フロートナー(Krisztian Flautner)氏は、次のように述べています。「IoTを大規模に機能させるには、概念実証からプロトタイプ作り、大量生産に至るまで、開発者がアイデアをシームレスに進展させることができるよう、相互に連携する一連のハードウェアおよびソフトウェア・ソリューションを提供する必要があります。この開発過程を迅速化する一連のコネクティビティおよびロケーション製品群を擁するCSRは、ARMがmbed IoT機器用プラットフォームを展開していくうえできわめて重要なパートナーです。70,000人のmbed開発者から構成される強力なエコシステムが、IoT社会を商用規模で実現していく上で、CSRからのコンポーネントは、とても貴重なものです」

CSRは、開発者に包括的なツール・セットを提供し、新しい製品を市場に送り出し続けることを徹底して支援していくというコミットメントの一環として、昨年2月、ARM mbedプラットフォームにコンポーネント・パートナーとして参加しました。CSRは、mbed開発者が、コネクティビティ機能に加えて、測位情報機能をも追加できるよう、定評あるSiRFStarVプラットフォームをベースとしたGPSボードも用意しました。このロケーション・ボードには、ソース・コードとリファレンス・デザインも付属し、CSRディストリビューターから入手できます。

CSRのGPS mbedシールドは、こちらからダウンロードできます。
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本プレスリリースは2014年12月18日(現地時間)に、英国、米国で発表されたプレスリリースを翻訳したものです。
原文は リンク をご参照下さい

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